1985-04-23 第102回国会 参議院 商工委員会 第12号
御指摘の第四点でございますが、海外事務所は、五十八年にロンドンに設置されたわけでございますが、メンバーの国際業務の拡大とか、あるいは外貨金融、海外情報へのニーズ等々、非常に高まっておりますから、ロンドンのほかに、取引先の進出地域あるいは国際的な金融センター等の状況を判断いたしまして、海外拠点の増設を主務省にお願いいたしたいと考えております。
御指摘の第四点でございますが、海外事務所は、五十八年にロンドンに設置されたわけでございますが、メンバーの国際業務の拡大とか、あるいは外貨金融、海外情報へのニーズ等々、非常に高まっておりますから、ロンドンのほかに、取引先の進出地域あるいは国際的な金融センター等の状況を判断いたしまして、海外拠点の増設を主務省にお願いいたしたいと考えております。
円金融の推進についての問題点は、わが国の輸入金融方式、すなわち輸入ドル・ユーザンス方式は、海外に安価で潤沢なドル資金源があり、外貨金融は国内の金融調整の枠外にあって定着してきたということを考えますと、もし円金融を推進すると、これに見合う良質な豊富な円資金を安定的にどう確保できるか、これが円金融化を進める際の最大のポイントだと言われておることは御案内のとおりです。
それから、短期資本収支の件でありますけれども、こういう日本のように経済が大きくなりまして、まだ外貨金融が大変にたくさんついておる、そういう状態がまだ依然として改善されていない。そういう意味においてユーザンスが四カ月から六カ月に延びたり、その他のいろんな物の購入についてEXIM借款がついたり、農産物のCCCの金融がついたりというような状態がいつまでも放置されていいのか。
○政府委員(吉田太郎一君) これはもともと一つは、これが外貨金融と申しますか、外貨事情、いわゆる国際金融の分野でございまして、相手国の中の金融事情、あるいは相手国の外貨事情、それから相手国とわが国との関係というように、いろいろ事情が千差万別でございまして、むしろ御案内のように、いろいろの交渉の結果きまっていく、あるいはその内容にいたしましても、いわゆるプロジェクト援助の場合もございますし、あるいはそうでない
したがいまして、外貨をじかに使いますときに、円の裏づけがなしに外貨金融というものが出ていくことになります。それが、円の裏づけがない外貨金融というものと円金融と併存していくことに伴ういろいろな問題が出てまいります。それが問題の一つでございます。
○国務大臣(福田赳夫君) 私どもの国際収支、外貨保有というものが改善されておる、そういうようなことで、いろいろわが国の立場で外貨金融の運用というものを考えなければならぬわけなんでありますが、アメリカからそういうことを要請されましても、われわれはわれわれの立場においていろいろ考えていく、こういうことだったと思います。
このところ海外金利が上昇しておりまして、一部には輸入金融の面におきまして従来の外貨金融から円金融へのシフトが生じ、これによって外貨準備が大幅に減少するのではないかという懸念もされておりますが、現在までのところ、こういう現象、つまり日立ってシフトが起こっておるということは見受けられないのであります。 このように経済の動きは一応順調と申せますが、むろん今後に残された問題も多々あるわけでございます。
なお、一部に、この内外金利差の縮小によりまして、輸入金融につきまして、従来外貨金融から円金融へシフトを生じまして、これにより外貨準備が減ることを懸念する声も聞くのでありますけれども、現在までのところ特に目立ったシフトの事態は生じておらないのであります。 最後に、証券界の問題について若干触れてみたいと思いますが、最近は相場も相当回復してきており、また出来高もふえてきております。
○広瀬(秀)委員 時間がもうだいぶたちまして、約束の時間がきましたから、大蔵大臣に対する質問で、まだ外貨金融の問題、国際収支の問題等、さらに新産業体制といいますか、国際競争力強化法案の構想などについて伺いたかったのでありますが、その点は次の機会に譲りまして、きょうはこれで一応終わっておきます。
それから、貿易金融には原則として輸出は円金融、輸入は外貨金融であるべきですが、輸入金融においては最近特に著しいいのですが、外貨金融を過ぎた金融、いわゆる「はね返り」といわれております円金融になる、そういったようなものが円を必要とする取引のおもなものではないかと思うのであります。
一つは外貨の固有制を民有制に改める、もう一つは貿易金融の分野を明確化すること、第三は外貨金融と円金融との分離、こういう点について御意見承ったのでありますが、第一の外貨国有制から民有制への切りかえの問題でございますが、この点については私も前からいろいろ疑問を持っておったのでありますが、政府は、外貨が非常に一時たまりまして、最近減ったようですが、金保有は非常に少ない。
外貨金融によってこれを効率的にやるということが、今後は従来よりも一そう楽になります。従って、さっきちょっとお話ししましたように、金利の上からいっても、外貨資金を使うということの方が有利になるわけでありますから、外貨と円貨を使うセレクションということによって、貿易金融の効率化をはかり得る、こういうわけであります。
まず輸入金融の問題でありましたが、輸入金融につきまして、輸入手形の決済に関する外貨金融につきましては、先ごろ、取引相場の決定を基準といたしまして、実質上外銀に対しては年四分、また輸入業者に対しては年五分という低金利におきまして、品物が到着するまでの間の融資をする、かくて輸入業者は外銀と対等の競争ができると存ずるのであります。