1998-12-11 第144回国会 衆議院 大蔵委員会 第2号
したがいまして、今後、年末に向け、引き続き邦銀の外貨繰りについては注意深くモニタリングしてまいる所存でございますけれども、現時点では、そういう邦銀の外貨状態でございますので、為替スワップは行う必要がない。
したがいまして、今後、年末に向け、引き続き邦銀の外貨繰りについては注意深くモニタリングしてまいる所存でございますけれども、現時点では、そういう邦銀の外貨状態でございますので、為替スワップは行う必要がない。
課徴金であれば国際収支の問題がある程度めどがつけばすぐ全面的に撤廃するという点で、どちらかといえば、そのほうがいいんだということを、これはアメリカのサミュエルソンという学者が申しておりましたが、その後、ことしになりましていろいろ具体的な問題が出てきておりますので、私どももはっきりした見通しはつかないわけでございますが、場合によると実行される可能性——ヨーロッパ側はむしろ流動性過剰といいますか、外貨状態
不幸にして、もしこの予測どおりになって、十二億ドル台に手持外貨がなった場合、わが国の手持外貨状態は、まことに身動きならぬはめに陥ると思うのでございまするが、その対策と見通しについて、お考えをはっきりとお伺いいたしたいと思います。
物価を上げないためには、たとえば国民の蓄積の範囲内で産業設備投資も国の主要資金もまかなうということによって、まずインフレを起させないということによって物価を上げないことと、需給の逼迫から物価が上るということを防ぐ、そのためには、外貨状態が少し悪くなったにしても、必要量の輸入は政府は確保するというような一連の政策をとって、そうして日本の物価を上げない。
而も我が国の外貨状態は七億ドルぐらいしかないが、インドネシアと朝鮮における焦付き等を考えると五億の台を割つてしまう。国際収支の必要の最低限を割るというような状態であるわけであります。
従つてその各年々に、その国の豊凶或いは外貨状態の増減によつて、この通常の輸入の量というものが変つて解釈されるということは、アメリカ側からも解釈上確めてございますので、その解釈に基いてできておるわけでございます。
今のお話も上ることはまあ止むを得ん、日本の外貨状態から言えば直ちに上ることは却つて又別にどうということはない、よいくらいなんだというような答弁に聞こえるのですが、これは生糸は今実際輸出産業になるか国内産業に転落するかの岐路に立つているのですよ。それの輸出がなぜ一番振わないかつまり伸びないかということは、国内の問題もありますけれども、せんじ詰めて行くと価格が高過ぎるということになる。
そのような関係で工場が立つ、そのために農地が埋められる、それを回復するためにいろいろ食糧増産の経費も組み、また農家の方方の御努力を待つておるわけでありますが、外貨がつらいということは、そういうふうに工業力がつき、だんだん国際競争力がつきますれば、米を買う金もできるということでございますので、絶対に日本の外貨状態は将来絶望というふうには考えない。
一方輸出入銀行は、アメリカから発電設備その他を買うものに対する融資、一方世界銀行のほうは長期に亘る開発資金というようなことで、而も外貨状態がアンバランスの国に出すというような状態になつておる。
しかし投資家といたしましては、今目先の利子、利潤もしくはロイアルテイをドルで受取ることができましても、日本の外貨状態によりましてはいつこれが停止になるか、あるいは少くなるかという懸念があるわけでありまして、こういうものの投資国に対する送金を半永久的に保証する制度をとらないと、なかなか外資は安心して入つて来ないわけであります。