1963-05-09 第43回国会 参議院 運輸委員会 第19号
で、この三十六年に非常に外貨の手取率のいい輸出産業を見ますと、一般機械が九五%、食料品が九三・一%でございますが、鉄鋼は七一、四%、それから綿織物が七〇・八%ということでございまして、海運の外貨手取率は鉄鋼あるいは綿織物と同じような程度であるということでございます。 外貨手取額におきましては、海運は三億九千七百万ドルでございまして、主要輸出商品では最高の額を占めておるわけでございます。
で、この三十六年に非常に外貨の手取率のいい輸出産業を見ますと、一般機械が九五%、食料品が九三・一%でございますが、鉄鋼は七一、四%、それから綿織物が七〇・八%ということでございまして、海運の外貨手取率は鉄鋼あるいは綿織物と同じような程度であるということでございます。 外貨手取額におきましては、海運は三億九千七百万ドルでございまして、主要輸出商品では最高の額を占めておるわけでございます。
それからまた、よく問題になるのでございますけれども、海運の外貨手取率、つまり、純粋に一億ドルのかりに外貨運賃の収入を上げたとしまして、どの程度歩どまりがあるのか。
原料を輸入に仰ぎます綿や毛製品と違いまして、化学繊維の輸出は外貨手取率が非常に高うございます。昭和三十七年にはおよそ三億八千万ドル以上の純手取りを上げたものと推定されております。
さりとて、外貨手取金を物として輸入するということは、先ほど申したとおり、貿易の輸出入でバランスをするというまた一方の政策にこれは衝突するわけです。それでありますから、この問題は、これは理論の問題になるから、この席では申し上げませんが、よほどこれはお考えいただく必要があるということだけを申し上げておきたいと思います。 次に、建設大臣に一つお伺いします。
○近藤信一君 提案理由の説明の中でも言われておりますように、プラント輸出は技術の輸出を伴うものとして、外貨手取率それから付加価値率、この両方ともに、きわめてこれは高いものであります。その意義は非常に重要であると福田通産大臣も言っておられます。通産省ではどんな計算をしておられるのか。それがもし、高いという実例を他の輸出品に関する計算と比較してひとつお示しを願いたいのであります。
○政府委員(島田喜仁君) ただいまの近藤先生の御質問に対しては、詳細な資料が実はございますが、時間の関係で簡単にいたしますと、機械類では、三十五年をとってみますというと、外貨手取率は九五、六%という高い数字になっております。ほとんど九〇数%。それから鉄鋼の場合は同年七三・六%。あと、繊維、雑貨等につきましてはあとで、時間の関係がございますので。
すなわち、プラントの輸出は、一件当たりの契約規模が巨額であるのみならず、技術の輸出を伴うものとして外貨手取率、付加価値率ともにきわめて高く、また、相手国に与える経済協力効果、市場開拓効果がきわめて大きいものがあり、その意義はきわめて重要であります。
これくらい元手が少なくてこれくらい効果のある、入手したドルは、外貨手取高の率がこれだけ多いものはないという説明を私はしておるのです。観光収入で十カ年計画なんという気の抜けた話を大臣がしておるようなことでは、とてもこれはいかぬ。観光収入は一挙に金をふやし得るものだ。これはスイス、イタリアの例を研究しなさい。内閣はどこまでドル収入ということを真剣に検討しておるかわけがわからぬということになる。
外貨手取率は八九・六%、こんな手取率の高いものはないでしょう。日本政府のやっておることは努力が足らぬじゃないか。どういう努力をするかを具体的に申せば、もっと観光客を招くための観光宣伝というものをしっかり国外にやりなさい。これをやることの政府の熱意が足らない。それからお客さんを招いたときに親切丁寧で、にこやかでノー・チップということが有名だというのだが、そんなことだけでは政治にならぬ。
すなわちプラント類の輸出は、一件当りの契約規模が巨額であること、技術の輸出を伴うものとして、外貨手取率、附加価値率ともにきわめて高いこと、相手国に与える経済協力効果、市場開拓効果がきわめて大きいこと等の理由から、その意義はきわめて重要であります。
すなわちプラント類の輸出は、一件当りの契約規模が巨額であること、技術の輸出を伴うものとして、外貨手取率、付加価値率ともにきわめて高いこと、相手国に与える経済協力効果、市場開拓効果がきわめて大きいこと等の理由から、その意義はきわめて重要であります。
「五、農林水産物輸出入計画 農林水産物は、外貨手取率が高いので、その輸出の国際収支の改善に果す役割は大きい。農林水産物の輸出総額は、三十七年度に約四億四千六百万ドルと見込んでいるが、これは三十一年暦年実績の三億四千九百万ドルの約二七・六%増である。輸出伸長の大宗は農水産、かん詰、冷凍水産物、水産油脂、生糸及び木製品からなっている。」合板のごときものであります、木製品は。
○説明員(岡田修一君) 先にどの外貨手取のことでございますが、百万トン計画を達成したいという目標の一つといたしまして、五カ年間に百万トン造つて、三十四年度の外航船腹が三百二、三十万トンになる。
外貨手取率が高く且つ加工度の高い商品で、今後相当大幅に輸出伸長が期待し得る適格商品を以下申しますような六群に類別をいたしまして、それぞれに応じて輸出の振興対策を総合的に検討いたしておるわけでございます。これらの輸出適格産業として取上げられましたものによりまする輸出が四億九千七百万ドルの増加のうち三億九千万ドルを占めておりまして、比率で申しますると七八%がこれに当ることに相成ります。
その点は十分承知いたしておるのでありまするが、共倒れ、不当な競争をやることによつて、得べかりし利益がどんどん海外に流れて行くということは、量が出ても狙いとする外貨手取が非常に少くなるというふうな場合を考えますと、ここに不当競争というものがその事業自体の損失の問題よりも国家の富を不当に海外に流してしまうという事例があることも御承知の通りであります。
わが陶磁器が、年間四千万ドルの輸出実績を有する重要産業としてこの国策に寄与しつつあることは、事実の示すところであり、しかもその原料の大部分(九八%以上)を国内資源をもつて充当し得る立場にあるため、斯業の実質的外貨手取額は、輸出金額の名目的数字をはるかに上まわるものであつて、この意味より、陶磁器貿易の伸長は、ただに業界の関心事であるばかりでなく、国家貿易の見地よりしても、十分高く評価さるべきものであるということができる
輸出の金額におきましては、他の繊維が相当の額に上つておりまするが、それらの繊維は原料を輸入し或いはそれを加工するところの薬品は輸入するというような面で、ネツトの外貨手取というのは、生糸に比べますれば恐らくそこに相当の違いができているのじやないかと思います。
次に、農林水産物の輸出振興でありますが、一般物資の輸出不振の中にありまして、ひとり農林水産物資の輸出は見るべき発展を遂げているのでありまして、今後とも一般物資と異なり、外貨手取率が極めて高いという特性等をますます発揮いたしまして、その振興に一層の努力を尽したいと存ずるのであります。
次に農林水産物の輸出振興でありますが、一般物資の輸出不振の中にあつて、ひとり農林水産物資の輸出は見るべき発展を遂げているのであり、今後とも一般物資と異なり、外貨手取率がきわめて高いという特性等をますます発揮いたしまして、その振興に一層の努力を尽したいと存ずるのであります。
あとは外貨手取率とかその他いろいろございますが、これは御参考までにごらん願えれば幸いと思います。以上で簡単でございますが、御説明を終ります。
従つてそういう海外から仰ぐ点を除きました純粋の外貨手取りがとういうものであるかというのが四つ目の外貨手取額に挙げてありますが、鉄鋼素材は二億三千六百万ドルの輸出に対して実際の外貨手取りは一億四千八百万ドル、綿織物は約半分の八千三百万ドル、こういう状況でございます。
戰時経済体制への突入という問題があつたのでありますが、これらの先ず原因が先になりまして、昨年の一年間に先ず最初の第一期におきましては、原料生産国におきましては、非常に原料価格が下落して外貨手取が減るものですから、外貨の獲得を豊富に持つて、これらの国々は交易条件を改善して参つたのであります。