1950-12-06 第9回国会 衆議院 運輸委員会 第4号
また造船の融資につきましても、金融が支配するということもやむを得ないのでありますが、ただおそれることは、この銀行造船があまりに強く現われるがために、運輸省として外航配船上一定の方針といいますか、心づもりを持つておつたその心づもりと違つたような形の造船というものが出て来はしないか、こういうことを私懸念いたすのでありますが、第六次造船に至つてはさような傾向はなかつたのかどうかという点と、もう一つは第六次造船
また造船の融資につきましても、金融が支配するということもやむを得ないのでありますが、ただおそれることは、この銀行造船があまりに強く現われるがために、運輸省として外航配船上一定の方針といいますか、心づもりを持つておつたその心づもりと違つたような形の造船というものが出て来はしないか、こういうことを私懸念いたすのでありますが、第六次造船に至つてはさような傾向はなかつたのかどうかという点と、もう一つは第六次造船
○岡田(五)委員 外航適格船につきましてはその程度にいたしまして、次に外航配船上の制限についてでございますが、これは聞くところによりますと、総司令部の方も非常に考慮を持つてくれておりまして、あらゆる機会にこの制限解除につきましては、具体的な措置を講ぜられておるようでありますが、最近新聞紙上で拜見いたしますると、日本の商社が外国の海運会社の直接代理店になることができるということが許されたとか、また紅海
殊に日本の現状におきましては、海運界は、外航面においては幾多の制約があつて、外航配船上の多大の困難があり、内航面においても著しい船腹過剰の現状でありまして、現に百万トン近くの繋船をいたしておる実情であります。