1966-07-19 第52回国会 衆議院 予算委員会 第2号
そこで、これは五十億の問題のときに、大蔵大臣からも盛んに、国際的食糧の需給関係あるいは国内の食糧の実態、こういうふうな問題に触れられたわけでありますけれども、物価問題懇談会の米に対する勧告を見ても、非常に安易な外米依存主義の考え方というものがある。
そこで、これは五十億の問題のときに、大蔵大臣からも盛んに、国際的食糧の需給関係あるいは国内の食糧の実態、こういうふうな問題に触れられたわけでありますけれども、物価問題懇談会の米に対する勧告を見ても、非常に安易な外米依存主義の考え方というものがある。
農産物の大宗たる米について見れば、連年の豊作にもかかわらず、逐年外米依存度が高まり、四十会計年度について見れば、外米の輸入量は玄米換算で約百二十万トンに達し、国内配給二カ月分を上回る輸入米で需給を操作している実態であります。
それはむろん計画は立っても不作の場合もあるし、いろいろな場合もありますが、それにしても余りにも外米依存度が強くないかと思う。こういう点について、特に余剰米の問題、余剰農産物の問題も相当今やかましくなっておる際でありますから、こういう点については、私は政府当局としても非常に考えなければならぬじゃないかということなんです。これに対する御見解を伺いたい。
今それを直して大体普通のベースのようなことにすれば、外米依存のような関係になると思いますが、できるだけ食糧の自給度の向上ということについては、農林省はどこまでもこういう数字をもう近いうちにこれを決定しなければいかぬようになると思うので、御努力をお願いいたしたいと思います。
このことは、政府の断片的言動に現われておる農山漁村の軽視、外米依存主義の思想を裏づけるものであり、わが自由党の絶対に容認し得ないところであります。(拍手) 第三に指摘したいことは、現内閣の一枚看板である経済六カ年計画と予算案とが全く遊離しておる点であります。
国内における食糧増産ができなくても、アメリカから余剰農産物を買い付ければ事足りるという、いわゆる河野農政の外米依存の恩赦というものが端的に現われている。そういうことになれば、やはり農家の窮乏というものが現われて、農地の維持ができなくなる、そうしてこれを担保化して金融措置を講ずるということは、農地が知らず知らずのうちにまた旧地主勢力に吸収されるという気配が非常に多いのです。
ところが最近になつて、外米の中にはこれは黄変米があるんだ、毒が入つているんだというようなことから外米依存は脱却したいという声はございますが、そこで私ま食糧庁の長官にお願いしているのですが、是非この際に食糧増加の目標をはつきり農林省は立てて、そして有毒米を混入した外米は、これは五カ年なら五カ年とかいう期限を切つて輸入を絶対にしないことに方針を立てる、外交問題とか、法律の問題は、これは一応農林省として食糧
これは永久に国民の不安が解消しないということになりますと、外米依存が当分続きますだけに、非常に問題が大きくなつて来るだろうと思います。最後にお願いしまして、これで私の質問を終ります。
また外米依存の日本の食糧事情から考えましても、外米をなるたけ少く輸入してそれにかわるに小麦を入れる、あるいは畜産を奨励し、乳牛を農家に飼わせまして、国民の各階層において牛乳を飲ませるというような、基本的な国の政策を打立てるべき時期に来ておる。その第一歩に学校給食法が制定されたという意味においてこの法案に賛成をいたしておる次第でございます。
ところが従来日本の農業というものは、外米依存の不健全な農業対策をとつたことに大きな悩みがあると思うのでありまして、今後MSA援助による小麦の輸入等によりまして、依然として食糧の外米依存の形になりはしないかということをわれわれ非常に憂慮するのでありまして、ことに今年度の予算編成等を見ましても、かような現われが農林予算の上に現われ来ている、こういうような事実をもちまして、私たちはますます大きな心配をするのでございます
来年度こそは、平年度作以上の期待とともに、農民の増産意欲をはからなければなりませんが、公約違反、また農民をだましたという結果では、食糧の自給どころか、例の外米依存、内地米配給基準の引下げになりかねますまい。耐乏と増産をしいるばかりでは、農村に絶対的な御支持を仰がれる自由党の議員諸公は農村に向つて顔向けがなりますまい。
今政府のこれらに対する政策を見ておりますと、すぐ外米依存の政策をとつておるようでありますが、この是非の議論は別にいたしまして、現在外米輸入の予定されておる致量は一体、どれくらいあるか、最初は、私どもは百三十万トンの輸入をするというふうに承つておつたのですが、艘近では供米の減少を見通しいたしまして、百六十万トンの輸入を計画しておる、こういうふうに開いておりますが、これは事実でございますか。
そこで今年の特別の不足分は、外米依存だけではいかぬと思います。最近人造米の問題も非常に出ておりますが、これに対しても政府部内においては、農林当局と厚生省の間において、栄養価の問題で非常に見解の違いがある。はたして政府は米の足らぬかわりに人造米を考えておるのか。
○平野(力)委員 ただいまの問題につきましては、法務大臣の代理の報告でわかつたのでありますが、言申し上げておきたいと思うことは、ともかく莫大なる外米依存によつて日本の経済が非常に困る。
次いでお尋ねしたいと思うことは、かような食糧増産のために四千億円の金を投じ、また外米依存のために三百億の補給金を出す、こういうことを政府がやるならば、国内において食糧問題について、もつと考えて見る他の手段が残つておるのではないか、これなんです。以下私の所見を若干ずつ申し上げてこれに対する農相の御意見と答弁を煩わすのであります。 第一は土地の問題であります。
さらに百尺竿頭一歩を進めて現在の外米依存の食糧政策をやつておれば、内地の米作農家の税金を全廃して、農民が一層食糧増産に邁進するような方法をとることができないか。これは石炭等の場合におきましても特例を設けておりますが、税金免除のことをやつておるとすれば、これは当然考うべきものではないか。
依然として外米依存、こういう問題をぶつつけておいて、ただ安心せよ、何とかなるんだということでは、私は将来予想せらるる日本の食糧問題というものについては、了承することができないということを述べておきます。 そこで次の問題に移つて、これは重大関連を持つところの時価問題について、廣川農相がいかなる見解を持つておらるるか、これをただしたい。
しかし日本が今日までの間に、外米依存によつて国民の食糧を補強しておる状態は大臣もよく知られる通りであります。これを完全にするということはなかなか困難でありましようが、少くとも日本が食糧において自立の態勢をとるということを考えますれば、土地改良を徹底的にやらなければならぬ。それを徹底的にやらなければならぬためには、開墾、干拓を入れまして三千億の金を必要とする。