1947-10-16 第1回国会 衆議院 外務委員会 第14号
大體米ソ關係が最近とみに尖鋭化したように思われるのでありますが、大體の經過を簡單に申し上げますと、大體ソ連とアメリカとが戰爭後の惰性的な協力關係から次第に離れ出した傾向は、一昨年の十二月の外相會議あたりから見え出してまいつたのであります。ところがそれから昨年の前半期まではこの對立が必ずしも明白でございませんでした。
大體米ソ關係が最近とみに尖鋭化したように思われるのでありますが、大體の經過を簡單に申し上げますと、大體ソ連とアメリカとが戰爭後の惰性的な協力關係から次第に離れ出した傾向は、一昨年の十二月の外相會議あたりから見え出してまいつたのであります。ところがそれから昨年の前半期まではこの對立が必ずしも明白でございませんでした。
そうして外相會議のさしあたりの任務として、イタリアその他に對する平和條約も起草して、さらに將來はドイツに對する平和條約も考慮するという趣旨がきまつたわけでございます。
○田中(齊)委員 四箇國の外相會議ではなくして、あとの二十一箇國の諮問會議、條約作成の豫備會議において、イタリア代表はある程度自國の立場を述べられたということであるが、相當程度述べたわけですか。