1991-04-02 第120回国会 参議院 外務委員会 第4号
○国務大臣(中山太郎君) ちょうどべススメルトヌイフ外相が来られる前でございましたが、新聞各紙で、経済協力の中で何百億ドルというような数字がどんどんと紙面を飾る、こういう中で、当然その情報はソ連にも刻々伝わっているわけでございますから、これからのゴルバチョフ大統領の訪日を控えた事前の日ソ間の外相協議において、ソ連の外相がそのような大きな数字をもとにした経済協力の考え方が政府の中で既に協議が行われているという
○国務大臣(中山太郎君) ちょうどべススメルトヌイフ外相が来られる前でございましたが、新聞各紙で、経済協力の中で何百億ドルというような数字がどんどんと紙面を飾る、こういう中で、当然その情報はソ連にも刻々伝わっているわけでございますから、これからのゴルバチョフ大統領の訪日を控えた事前の日ソ間の外相協議において、ソ連の外相がそのような大きな数字をもとにした経済協力の考え方が政府の中で既に協議が行われているという
○中山国務大臣 中国訪問につきましては、カンボジア問題も当然日中間の話し合いの一つの大きな課題ではございますけれども、基本的に、中国を日本の外務大臣が訪問して日中の外相協議を開き、そこでアジアあるいは国際情勢全体にわたって忌憚ない意見を交換するということがアジアの平和のために極めて重要であるという認識に立って中国訪問の決意をいたしたわけでございます。
○中山国務大臣 いわゆる政策局長、政務局担当の局長クラスは既にずっと回りまして意見を交換してきておりますから基礎的な準備は整っておりますけれども、あとは政治的にどのようにやるかということは外務大臣同士の外相協議をやらなければならない、このように考えております。
につきましては、私が先日モスクワでゴルバチョフ大統領とお目にかかりましたときに、大統領御自身から四月の十六日から十九日の間に訪日をさせてもらいたい、こういうお話がございまして、先般、二月の十七日に行われました小和田外務審議官を中心としたソ連側との協議の中で、大統領の訪日というものの日程はそのままのスケジュールで作業が進められており、ソ連の外務大臣がそれに対応するために三月の末に日本に来られて日ソの外相協議
このような観点から、今後外相協議等を通じて、領土問題を含む平和条約、二国間実務関係、国際問題のそれぞれの面で、日ソ双方で真剣な準備作業を進めていく考えでおります。 抑留者問題につきましては、御指摘のとおり、私も胸痛む思いで承っておりました。
将来、このCSCEが常設事務局や定期外相協議を持つようなことになる等機構が整備される場合には、日本も有機的にこれに関係を持つというような努力をしなければならない、このように考えております。
○説明員(山崎哲夫君) 指紋押捺問題につきましては、昭和六十二年の百九回国会におきまして附帯決議がなされているという経緯、また去る四月三十日に日韓定期外相協議の結果まとまりました三世問題対処方針において在日韓国人三世以下の人々についての方向性が示されている経緯にかんがみまして、現在、指紋押捺制度にかわる制度について鋭意検討、研究を行っている段階でございます。
そういう中で、日ソの外相協議を通じてソ連のアジアにおける軍縮、またアジア・太平洋における平和の問題等についてもこれから話を進めなければならない、このように考えております。
○股野政府委員 ただいま委員からお尋ねございました先般の四月に日韓定期外相協議で決着を見た三世問題についての対処方針は、項目的に申し上げまして、法務省の所管事項については以下の五つでございます。 第一に「簡素化した手続きで覊束的に永住を認める。」第二に「退去強制事由は、内乱、外患の罪、国交・外交上の利益にかかわる罪、及びこれに準ずる重大な犯罪に限定する。」
○国務大臣(海部俊樹君) 今御指摘になりましたアジア・太平洋におけるソ連軍事力につきましては、我が国としてはその存在について懸念を持っており、日ソ外相協議等の場においてソ連に対しても率直に表明するとともに、北方領土からのソ連軍の撤退や極東ソ連軍の削減方の申し入れもしておるところであります。
例えば最近では、大臣レベルで日韓定期外相会議、八七年五月の定期外相協議、それから九月の国連総会出席の際の外相会談、これはニューヨークで行いましたけれども、そういった場におきましてそれぞれ日本側から要請いたしております。そういったほか、個々のケースにおきましては、その都度外交ルートなどを通じまして、しかるべく韓国側の好意的な配慮を要請してきておる次第でございます。
そういう時代の中で、数日来日ソの事務レベル協議、それから宇野外務大臣とシェワルナゼ外務大臣との会談を通じて、平和条約の問題、日本から言えば北方領土を解決して平和条約を締結するという基方方針のもとにおいての平和条約の話し合いをしよう、これが数日来行われたわけでありまして、五月には宇野外務大臣が訪ソされてシェワルナゼ外務大臣とのいわゆる定期外相協議といいますか、そこでボールを投げられた平和条約に対するソ
そこで大臣、もう時間もありませんから、とにかく根室の人たちはかたずをのんで見守っていると言ってもいいぐらいの今度の定期外相協議でありますので、くれぐれもそういった何とかレールだけは敷いてもらいたい、そんな思いでたくさんの人がいるということをきちっと腹に据えて交渉に臨んでいただきたい、かようにお願いをするわけであります。
最後に、宇野大臣にお願いだけしておきますけれども、今回の定期外相協議で北方墓参の地域拡大もぜひとも要請してもらいたい、さらには日ソ漁業関係の安定的発展、このことにつきましても重々お話をしていただきたい、このことだけを要請しまして、私の質問を終わります。
そしてまた、十二月に入れば日ソ外相協議、これが行われるということになったので、その際にも恐らく新しい問題にソ連側として対応できるような姿勢を少しはつくってくるんじゃないかというふうに期待をいたしておるわけでありますが、この会談に臨むに当たって、外務大臣としましては一体どういうことを中心課題としたいとお考えでしょうか。
これに関しましては、ソ連からロガチョフさんというのとアダミシンという二人のバイスミニスターが来ておりますが、この方々が、ソ連外相は東京で日ソ外相協議をするということをきちっと知っておりますから、ことしじゅうには来られましょうが、現在は米ソの首脳が会うことで精いっぱいでございますのでというお話ですから、米ソ会談も大切な会談でありますから私は静かに待たしておりますが、しかしそれでは到底積極外交ということになりませんから
今度はソ連の外相が日本にやってきて、そこで外相会談を開くというのが順番でございますから、このことは、ソ連からも二名外務次官が来られましたが、この外務次官がともどもに、シェワルナゼ外相はことしは東京で定期外相協議をするということをきちっと覚えておられますからその旨お伝えしますということでございますので、速やかに来てもらうことを私は期待いたしております。
日ソ間の定期外相協議につきましては、御承知のとおり昨年一月にシェワルナゼ外務大臣が訪日しまして安倍外務大臣との間で行われまして、その後五月に安倍外務大臣が訪ソして日ソ外相定期協議が行われたわけです。この二回の定期協議を通じまして、日ソ間の外相定期協議というものを定着化させたいということを我々が希望いたしまして、一応定着化してきていると考えております。
最近におきましては六十一年九月、去年でございますが東京におきまして、それから六十二年、本年の五月、ソウルにおきまして行われました日韓の定期外相協議、それから客年の十二月、日韓定期閣僚会議、これは東京で行われました。
○矢田部理君 そこできょうは朝鮮問題を第一テーマに取り上げてみたいと思うのでありますが、五月の四日に外務大臣は韓国に行かれて日韓定期外相協議を開かれましたね。このとき三原則というのを出されたそうですが、その内容を御説明いただきたいと思います。
今、先生の御指摘になりました日韓の定期外相協議が五月四日に韓国で行われまして、その際、我が方からは漁業問題に関しまして二国間の問題といたしましては、日本側の最大の関心事項であるという立場から、現行の日韓漁業協定が実態と合わなくなっているという点を指摘いたしまして、現行制度の枠組みの見直しを行うということの必要性を強く訴えた次第でございます。 これに対しまして先方は、日本側のお話はよく承った。
〔理事水谷力君退席、委員長着席〕 先方のこれに対する反応は、先ほど申し上げましたような外相協議における先方の発言とほぼ同様のものでございました。いずれにしても、日本の自民党の要人から先方の首脳にこの問題の重要性を訴えるということは意義があったと考えております。
そういう状況の中でゴルバチョフ書記長の来日の問題、定期外相協議の問題、いろいろあるわけでありますけれども、そういう意味でいま一歩ダイナミックな対ソ外交というものを展開すべきではないのか、こう思うのでありますけれども、この点についての御説明を願いたいと思います。