1974-05-07 第72回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第21号
しかし、いま日本の自衛隊が一番先に言いつけられておりますことは、国内における外的侵入に対する備えじゃないですか。こんなことばかりやっていると、時間がたってしまうから困るのですけれども、海岸において水ぎわで追い落とすとか、あるいは上から侵入する空挺部隊に備えるとかということであろうかと思うのです。
しかし、いま日本の自衛隊が一番先に言いつけられておりますことは、国内における外的侵入に対する備えじゃないですか。こんなことばかりやっていると、時間がたってしまうから困るのですけれども、海岸において水ぎわで追い落とすとか、あるいは上から侵入する空挺部隊に備えるとかということであろうかと思うのです。
出動の規定なんかでも純然たる国内における治安行動とか、あるいは外的侵入に対する防衛行動とかという意味であって、ほんとうにこの国土の中での、領域内における軍事行動を規定しているのですね。これはどこからそういう特殊な規定が出てきているかといえば、やはりいわゆる軍隊じゃないのだということをこの中で貫徹しているのだと思うのです。
つまりこの非常時という言葉は、外的侵入に備えるというような場合をも含んでおるのかどうか、こういうことなのであります。先ほど若木委員のお尋ねに対する御答弁の中にも、予備隊は国内治安を守ることが主たる目的であるという「主たる」という言葉を使われました。それは全部の目的であるとは言われませんでした。