2019-11-21 第200回国会 参議院 厚生労働委員会 第5号
○政府参考人(樽見英樹君) まさに、根本的には、患者さんの薬物療法、薬物治療というものを確実に適正に行っていただくための専門職ということになろうと思いますけれども、特に近年では、高齢化が進展するとともに新薬等の開発が進む中で、例えば多剤投与による副作用の懸念の高まりでありますとか、あるいは薬物療法において特に副作用に注意を必要とするようながんなどの疾病を持つ患者さんが外来治療へシフトしてきているといったようなことが
○政府参考人(樽見英樹君) まさに、根本的には、患者さんの薬物療法、薬物治療というものを確実に適正に行っていただくための専門職ということになろうと思いますけれども、特に近年では、高齢化が進展するとともに新薬等の開発が進む中で、例えば多剤投与による副作用の懸念の高まりでありますとか、あるいは薬物療法において特に副作用に注意を必要とするようながんなどの疾病を持つ患者さんが外来治療へシフトしてきているといったようなことが
その議論では、多くの薬剤師、薬局において本来の機能が果たせておらず、医薬分業のメリットを患者が実感できていないといったような指摘がありまして、一方で、先ほど大臣の御答弁でもありましたけれども、高齢化による多剤投与が増加しておる、あるいはがんの外来治療も増加しておる、こういうことに対応できる薬物療法のニーズが高まっているという状況があるという認識のもとで、これに対応する施策ということとして、患者が自身
加えて、数が多い患者数に対応しなければならない多忙な外来治療によって、導入したくても物理的に不可能な状態だというふうにも現場ではお聞きをいたしました。 もちろん、この厚生労働委員会の先生の中で本当にこの分野詳しい方もいますけれども、更にこの認知行動療法の活用ができる社会にしていくことが私は大事なんじゃないかなと思います。
精神科デイケアは、精神疾患をお持ちの方の症状の安定あるいは社会生活機能の回復などを目的とした効果的な外来治療の一つだということは明らかでありますけれども、このうち青少年に対するデイケアを充実させるには、医療従事者等が思春期における複雑な心の動き、それから就労への不安といった特性をよく理解をすることが重要であって、そういう意味で医学部での教育というのがもっともっと大事だということだと思います。
しかし、五年ほど前から私どもは、アメリカで広く行われているマトリックスモデルと言われる覚せい剤依存に対する外来治療プログラム、これを参考にして、日本でもこういう外来治療プログラムを開発し、それをあちこちに普及させる活動をしております。
がん治療でも、入院治療よりも、今さまざま治療方法も進歩して、外来治療がふえております。特に高額な抗がん剤治療、外来が多く、立てかえ総額が百万に上るケースもあると伺っております。こうしたがんあるいは慢性疾患の治療は終わりなく、三カ月待つことなく、超過分を支払わなくてよい制度があれば、患者、家族がどんなに安心して治療を受けられるかということであります。
伺っておりましたら、治療時間そのものは十五分ぐらいで、いわば外来治療でできるというようなことでございました。 この領域だけでなくて、神戸には先端医療センター、これは再生医療をなさっているところのようでありますが、そういう施設がございます。
その間に、冷暖房はないし、冷暖房どころか、雨が降ると患者さんの部屋が水浸しになっちゃって、患者さんは隅っこでひざを抱えているような、そういう非常に古い精神科の病院からスタートしまして、もっともっと近代的な全館冷暖房の開放型の精神科の病院、総合病院での心療内科の外来等々を経まして、最終的に私は、今の社会のニーズにこたえるべく、やはり診療所の外来治療がやりたい、それからその中でも入院治療もやりたいということで
詳しい経緯は知りませんが、そういうところから始まりまして、措置入院という最初の出発点は別としても、現実的には、地域で患者さんの外来治療を支えていこう、そのために行政が援助するのであるというのが基本的な理念として出発したことは間違いないと思います。
さらに、長期間の治療を必要として、毎日の静脈注射によらざるを得ないために、必ずしも外来治療が適当ではないというようなことから、入院治療が基本的には必要であるということでございます。
処遇に当たっている方、処遇の系列の中で医療も見ているという関係にあるのではないかと思いますけれども、早く外来治療を施すべきであるとか、もう入院させるべきだという判断の決定権はどちらにあるんでしょうか。処遇と医療のそれぞれの見方で違ってくると思いますが。
ところが、精神医療に関しては、感染症に比較しても著しく立ちおくれており、入院患者数や入院期間から見ても、外来治療あるいは社会復帰という側面から見ても、適切な医療の提供あるいは人権という観点は極めて弱いものであったと思います。結果として社会防衛的要素が色濃く残っておりまして、前近代的な医療環境になっているのが現状でございます。
アメリカ等でされています調査によりますと、外来と訪問看護とを組み合わせて行った場合と外来治療だけを行った場合とでは再発率がどう違うかというのを見ますと、外来と訪問看護を組み合わせた方が再発率は低いということがはっきりしております。 精神障害者の課題というのは、対人関係が非常に大きな課題です。
自発的入院で済む人はそのようにすればいいし、外来治療で済む人は外来治療をしたらいいと思います。新法案では、強制入院の必要がない人を今述べたように多数強制入院させるということになります。 それから、おそれの判定にまつわる別の問題、これは種々の議論があります。臨床の現場で経験則に基づいての判断は当たるか当たらないかの論争が、これはもう活発に行われています。
その内容は、簡単に言えば、 六カ月以上の入院患者について外来治療に相当する分、つまり検査、投薬など、これを特定療養費と名づけて保険で見ることにする、それ以外の入院に係る基本的な費用、つまり医学管理だとか看護、室料等は保険の枠から外して自己負担にする、こういう概要だろうと思うんです。 これは中医協で了承されたのかどうか。もう一つ、またこれはいつごろから実施に移したいというふうに今お考えなのか。
ですが、今厚生省が出されているこの試案が実施をされますと、検査や投薬など外来治療に相当する七千円程度しか医療保険の対象にならなくなって、患者の自己負担は現在の七倍の月四十二万円にもはね上がる、こういうふうに試算がされているんですが、こういうケースが出てくるのかどうか、これをまずお伺いしたいと思います。
しかしながら、医療で都市部から離れるときに、まず外来治療がほとんどない、あるいは入院といいましてもほとんど長く入院になる。あるいはまた、疾患によってはどうしても難病あるいはいろいろなことで、医療費、採算ということを考えますと、本来採算ベースに乗らそうというのが無理なのは当然でございます。しかしながら、私どもは、国は国なりに国としての大事な医療の使命がございます。 一つは不採算医療だと思います。
初期の治療がよければ、当然ずっと外来治療だけで昔の考えでいけば定年まできちっと勤務できる方だっていらっしゃるわけでありますので、まさしく人が治療の中心になることを加えて申し上げて、医療法の改正なりあるいはそれに対する保障といいますか、それに必要な人材と診療報酬での評価も要るでしょう。
薬物依存症につきましては、入院治療が必要な者にありましては精神病院において適正な医療を行うこととしておりますし、また、入院治療は必要としない者にありましては、外来治療を行いまして社会復帰訓練なども実施し、さらに生活訓練施設等社会復帰施設において日常生活訓練等が行われているところでございます。
その一つとしては、今まで来ている患者さんの中で、本当にその特定医療機関で数カ月にわたって外来治療をやっていく必要があるかどうかという反省も行われることでしょう。
老人のデイケアサービスが介護ではない——例えば老人がおいでになって、そして理学療法を含むさまざまな外来治療というのは、これは当然あるわけです。それとは別に、デイケアサービスという形で設置されて、しかもその中には、昼食の提供といった食事の提供までデイケアサービスの中に含まれているという内容でございます。
その年間の医療費についてどう考えるかということでございますが、患者の病態等で医療内容がいろいろ違いますが、一つの典型的な例として人工透析を受けた場合、外来治療ですと約五百万円、これは年間五百万円でございます。それから入院治療で約八百万円というような金額が考えられております。