1954-02-02 第19回国会 衆議院 運輸委員会 第4号
国際収支の逆調に悩むこの際、観光事業の振興をはかり、見えざる輸出としての観光収入の増加を期することは、まさに時局の要請こ即応するものでありまして、明年度の予算緊縮のため、対外観光宣伝の実施機関たる日本交通公社及び外客受入れ態勢の整備促進に当つている全日本観光連盟に対する国庫補助金は、それぞれ本年度に比し約三制の減少を見ることになつておりますが、会費、宣伝繰入金の増徴、その他あらゆる有効なる方途を講じ
国際収支の逆調に悩むこの際、観光事業の振興をはかり、見えざる輸出としての観光収入の増加を期することは、まさに時局の要請こ即応するものでありまして、明年度の予算緊縮のため、対外観光宣伝の実施機関たる日本交通公社及び外客受入れ態勢の整備促進に当つている全日本観光連盟に対する国庫補助金は、それぞれ本年度に比し約三制の減少を見ることになつておりますが、会費、宣伝繰入金の増徴、その他あらゆる有効なる方途を講じ
さてわが国におきましては、国際観光事業振興の見地から、さきに内閣に総理大臣の諮問機関である観光事業審議会が設置され、また運輸省には大臣官房に観光部が設けられておりまして、同部の指導監督のもとに財団法人日本交通公社が、主として対外宣伝の実施及び外客のあつせんに当り、また社団法人全日本観光連盟が観光観念の普及、観光関係従事員に対する指導育成、観光地、観光資源等の開発、保存ないし整備等、いわゆる外客受入れ態勢
○犬丸参考人 日本ホテル協会といたしましても、観光外客受入れ態勢整理のために、主要の観光地における接収ホテルの一部の解除の嘆願書をその筋へ出したのであります。と申しますのは、この物資のないときでございまするから、新しくホテルはなかなか建たない。
それから 「観光事業に関する調査承認要求書 一、事件の名称 観光事業に関する調査 一、調査の目的 外客來訪の本格的段階に対処し、我が國観光事業の基礎的整備、特に外客受入れ態勢の急速整備を推進するためその具本的整備方策並びに実行要領を調査檢討し、併せて観光事業関係の陳情及び請願の基礎調査を行う。
観光事業の健全なる発達方途に関しましては、すでに第一回國会において基礎的調査を行い、報告書を提出した通りでありますが、外國よりの観光客の來朝間近かに迫り、外客受入れの態勢を速かに整備する必要を認めましたので、今國会においても去る二月三日、議長の承認を得てこれが調査を行うこととなり、九名の委員を選んで小委員会を設け、高田委員を小委員長、團委員を副小委員長として、前後七回の小委員会を開き、差当り外客受入れ態勢