1998-02-20 第142回国会 参議院 本会議 第10号
例えば、学校の教師は現在、大学新卒者から採用され、すぐに教育の第一線を担当することになっていますが、社会の各分野で活躍する人材や、さらには企業の定年退職者を雇用できる制度を導入したり、海外勤務した経験を持つ高齢者を外国語教師として使うなどの工夫をして、六十五歳や七十歳までの人材有効活用が各分野で進めば、学校教育の内容も一層充実し、また高齢社会も一変することでしょう。
例えば、学校の教師は現在、大学新卒者から採用され、すぐに教育の第一線を担当することになっていますが、社会の各分野で活躍する人材や、さらには企業の定年退職者を雇用できる制度を導入したり、海外勤務した経験を持つ高齢者を外国語教師として使うなどの工夫をして、六十五歳や七十歳までの人材有効活用が各分野で進めば、学校教育の内容も一層充実し、また高齢社会も一変することでしょう。
そうなってまいりますと、外国語教師の皆さん方の英会話力も非常に求められるようになってくるわけでございまして、私は、その教師の採用試験にも大きなウエートをかける、そういう試験の内容にすべきじゃないかと、あわせて思うわけなんですね。
今日、日本で外国人労働者にどう対応するかという問題は、ヨーロッパやアメリカから来ている外国語教師や技能を持つ専門家について存在するのではなく、いわゆる単純労働者と総称をされる人々が今日本に大量に流入しつつあるということが問題なのです。したがって、この問題に限り私は私見を申し述べ、所見をお伺いいたします。
○野上委員 今回のこの法案は国公立の大学ということでありますので、この質問はこの法案に関する質問ではないわけでありますが、日本の高校あるいは中学の外国語教師に外国人を採用したらいいのじゃないかという声が非常にあちこちで聞かれますし、語学力というものを向上させる上では、語学教師に限っては外国人による語学学習というものはやはり効果があるのじゃないだろうか、これからますます国際競争の激しい時代において田本人
ここで、たとえばこれは東大の教養学部の例なのですけれども、専任講師以上の外国語教師の数を申してみますと、英語が三十八名、ドイツ語が三十六名、フランス語が十八名、中国語が二名、ロシア語が六名、西欧の古典語が一名、スペイン語が一名、ポルトガル、イタリア、朝鮮語などはゼロです。日本の一番近い朝鮮半島の皆さん方とお話をするというようなことは、こういうような数字の中からも非常に偏ってしまっている。