1987-07-21 第109回国会 参議院 予算委員会 第3号
これは、外国船腹への乗り組みでありますとかさまざまな努力をいたしておりますけれども、同時に、海抜職の陸上への転換といった対策もあわせていかなければならない厳しい状況にございます。
これは、外国船腹への乗り組みでありますとかさまざまな努力をいたしておりますけれども、同時に、海抜職の陸上への転換といった対策もあわせていかなければならない厳しい状況にございます。
そこで、日本のやり方で考えます場合に、確かに、いまの制度の善悪は別といたしまして、予備員というものを抱えておる日本の海運企業、それから、そういうもののほとんどない外国船腹、これを比較することが、企業対企業の競争力の比較にもなりますし、一船別の比較にもこれが色濃くにじみ出てくる、こういうことではないだろうかと思っております。
この船腹不足は、その限りにおきまして必然的に外国船腹によらなければならないことになりまするが、かようにいたしまするならば、單に国際収支の均衡を破壞するばかりでなく、国際情勢の推移如何によりましては必需物資の輸入確保を危うくせしめ、特に先般来いろいろ問題になつた食糧輸入にも支障を生じまして、我が国の存立自体を脅かすのであります。