2018-11-29 第197回国会 参議院 外交防衛委員会 第5号
委員御質問の後段のところ、なぜ中国かというところでございますが、平成二十三年十月以降、外国人被用者が中国国内で就労する場合、中国社会保険法等に基づき社会保険制度への加入が義務付けられました。これに伴い、日本から中国に派遣される駐在員は日中双方に年金保険料を支払うこととなり、駐在員及び我が国企業にとって大きな負担となってきました。
委員御質問の後段のところ、なぜ中国かというところでございますが、平成二十三年十月以降、外国人被用者が中国国内で就労する場合、中国社会保険法等に基づき社会保険制度への加入が義務付けられました。これに伴い、日本から中国に派遣される駐在員は日中双方に年金保険料を支払うこととなり、駐在員及び我が国企業にとって大きな負担となってきました。
もう一つは、そういう本人たちの必要性とともに、国際標準で見ていったときに、ILO第百二号条約で社会保障に関する最低基準に関する条約というのがありまして、これはもう日本は批准済みなんですけれども、その中で、その第六十八条等に基づいて、国内の外国人被用者に対して自国民と同様に社会保障制度を適用することが要請されているわけであります。