1998-03-17 第142回国会 衆議院 予算委員会 第26号
それに対して、文部省としては、外国人留学生受け入れをどんどん拡大していく、十万人を目標にして今その半分の五万人ぐらいまで来ているわけでありますけれども、その五万人の大半、三万人近くを占めるアジアの留学生に対して、昨年の予算に比べてことしの予算はそういう留学生に対して思いやりのある予算となっておるかどうか、簡潔に御説明いただきたいと思います。
それに対して、文部省としては、外国人留学生受け入れをどんどん拡大していく、十万人を目標にして今その半分の五万人ぐらいまで来ているわけでありますけれども、その五万人の大半、三万人近くを占めるアジアの留学生に対して、昨年の予算に比べてことしの予算はそういう留学生に対して思いやりのある予算となっておるかどうか、簡潔に御説明いただきたいと思います。
まず、文部省関係では、教育改革に対する基本的考え方、子供の体力低下の現状とその対策、国立スポーツ科学センターの建設計画と運営方針、完全学校週五日制の早期実施と学習指導要領改訂の必要性、定時制高校の統廃合問題、学校給食のあり方、外国人留学生受け入れ体制充実の必要性、国際的ボランティア活動の充実と人材育成策などであります。
大学の国際化の急速な進展は、従来外国人留学生受け入れが国際的に見ても少なかったため、特殊なものとして取り扱われてきた実情を今日大きく変えることとなってきております。外国人留学生の受け入れを増加させて、かつ意味のあるものにするためには、十分な能力を保障した学位授与を可能とする教育研究体制、主として大学院を充実させることが緊急の課題であると考えます。
個々の施策で申し上げますと、小中学校における四十人学級が実施できた、私学の助成も前年同額を確保できた、科学研究費の増額も可能になる、あるいは外国人留学生受け入れの拡充といったような将来に向けての前進的な予算を多少とも確保することができた、こういうことでございます。
各種施策をそれぞれ聖域を設けることなくある種の概算要求基準を設けて、その中で教育なら文部省あるいは社会保障なら厚生省等々が優先順位を十分勘案してもらいまして、それに対して可能な限りの財政措置をしていく、こういう方針で、今も文部大臣からお話がありましたように今年度予算におきましても四十人学級の推進、私学助成の確保、科学研究費の充実あるいは外国人留学生受け入れの拡充、そういう施策に配慮してきたというのが
○林(孝)委員 それではお伺いしますが、昭和四十九年の「教育・学術・文化における国際交流について」の中教審答申、その中にも、外国人留学生受け入れ体制の改善ということが提言されておるわけであります。
○木田政府委員 いま御指摘のございました留学生教育の拡充等の経費の中で、国費外国人留学生受け入れ等に八億九千三百万円の予算を計上いたしております。その金額は留学生のいわば給与費でございまして、国費留学生でありますために、その給与費は現在のところそれぞれ所属の大学を通じて留学生に支出をいたしております。
次のページに参りまして、(4)、(5)、これは先生方にも非常に御援助をいただいているところでございますが、日本研究講座及び日本語普及事業の拡充、それから外国人留学生受け入れ体制の改善、こういう二つの問題でございますが、特に(5)のほうにつきましては、現在そのための組織として国際学友会というものがございますが、それを強化しようということでございます。