1950-01-28 第7回国会 衆議院 本会議 第15号
○星島二郎君 私は、民主自由党を代表しまして、吉田総理大臣の施政方針の演説に関し、特に講和問題を中心といたしまして、在野の代表質問演説が国民にある程度の疑惑の念を抱かしめ、また連合諸国に対して誤解を抱かしめてはおらないかと思うふしがありますので、與党ぶ支持する内閣に対し、質問は一応とりやめておつたのでありますが、本議場を通じて、外務大臣たる総理大臣に対して二、三の疑点をただし、国民の前に、この重大なる
○星島二郎君 私は、民主自由党を代表しまして、吉田総理大臣の施政方針の演説に関し、特に講和問題を中心といたしまして、在野の代表質問演説が国民にある程度の疑惑の念を抱かしめ、また連合諸国に対して誤解を抱かしめてはおらないかと思うふしがありますので、與党ぶ支持する内閣に対し、質問は一応とりやめておつたのでありますが、本議場を通じて、外務大臣たる総理大臣に対して二、三の疑点をただし、国民の前に、この重大なる
いやしくも外務大臣であるならば、私がこれから述べるデータ、日附と伴名くらいは知つておるに違いない。 一九四八年九月二十三日、極審委員会におけるがニユースキンの発言を知つておるか。一九四九年五月二十三日、バリ四箇国外相会議におけるヴイシンスキー代表の発言を記憶しておられるか。さらに一九四九年十一月六日、マーレンコフの演説の内容を知つておるか。これを聞きたい。
しかるにへ総理大臣の不用意千万たる発言のために、オーストラリアのエヴアツト外務大臣は何を言つたか。(拍手)エヴアツト外務大臣は、日本が今なおかような考えでおるならば、日本の外務大臣がかようなこと言つておるならば、英連邦と米国とが協議をしなければならぬと言つておるではないか。
私は、この問題に対しましては、外務大臣、運輸大臣、農林大臣のそれぞれの立場から、わが日本の今日の立場を明らかにし、その対策を緊急にとられんことを要望いたしまして、答弁を求める次第でございます。
次に外務大臣として、今農民が、ことに若い人たちが、人口の圧迫から非常に熱望しておる、海外移民の問題について所見剱を伺いたいのであります。次に、まず第一に食糧問題について先般首相の施政方針演説の中に、政府はあとう限り食糧を増産して、自給度の向上をはかるべき根本方針を堅持すると申されましたが、この具体策はいかがなものであるか。方針だけでは農民の信頼は得られません。
しかし、すでに講和條約締結の曙光が見え、貿易も着々好転しつつある重大なときにおいて、一方国民に心構えをしいる以上、政府といたしましても、今や全世界注視の的たる全面講和か單独講和かの問題、自衛権をいかにして行使するかの問題、あるいはソ連の残留同胞の引揚げ促進の問題等、外交的問題の重要性にかんがみ、この際專任の外務大臣を設置して総理の外務大臣兼務を解き、今より研究と心構えをいたすことが当然であると信じるのでありますが
これは、この前の議会においても、しばしば一応の主観的な説明は申述べましたが、終戰以来連合国その他が日本に対する気持は、先ず連合国側としては段々好転しつつあるということは、概念的に申し得ると思うのでありますが、これは和田議員の言われたように、アチソン長官にしても、ベヴイン外務大臣にしても、日本の対日講和を促進せよ、促進すべしという、こういう議論をせられるということは、結局日本に対する感じが、敵国関係を
しかし、今日まで吉田総理のいろいろの委員会において発言されたところ、また吉田内閣の実質上の外務大臣と言われた岡崎君などは、公然と、新聞や雑誌の上で單独講和を主張されております。この單独講和とは何かと言えば、事実上の講和、今日総理が行いつつあるところの事実上の單独講和、これを合法化し、永久化するのが、これがいわゆる單独講和である。従つて、單独講和は現状よりも一歩も前進するものではない。
たとえば、十一月二十一日、外務委員会で、この吉田総理兼外務大臣は、こういうふうに国際情勢についてお答えがある。読んでみます。「ヨーロツパの一部では、いまなお日本に対して決していい感情ではないそうであります。と申すと、これはあまり新聞に書いていただきたくないが、」これは総理大臣がそういつているのであります。
政府その他外務大臣、或いは総理大臣、或いは農林大臣等に対する折衝は、これはもう直ちに満場一致で今日でも、このことは文書でなくても、委員長みずから委員会を代表して折衝せられることはできるのでありまするから、僕が最前提案したのは、更にそれよりも強力なる措置をしたいというような意思でありますから、この点江熊委員にも御賛成顧いたいし、満場一致御賛同を願えると思いますから、そういうふうに運んで頂きたい。
或るときは先に外務大臣をやつておられました有田八郎さんの御子息の有田浩吉という方を初め、十名ぐらいが上衣を脱がされて、或いはシャツを脱がされて水牢の中に入れられたというような状況もあります。或いは十二時間ばかり外に起立をさせられたまま放置されたというような状況もあります。
そういう点については、政務次官は兼任外務大臣にかわるべきであり、専任外相のない場合は、官界におけるみなし子とも言うべきものだと思うのですが、みなし子であつても、そういう点において兼任外相はいなくても、とつてかわるようなつもりでぜひ御答弁願いたいと思います。 そういう見地から私は最初に次官にお尋ねしたいのですが、最近各方面からかなり大勢の要人が日本を訪問しておるのでございます。
吉田外務大臣はこの前菊池さんでしたかの御質問に答えて、第三次世界大戰は起らないと思うという御答弁をしておりました。それはまことにけつこうでございます。しかし戰争が起らないということと、今度の場合ういうふうに理解してよろしいですか。
外務大臣は、もちろん全面講和を望む、しかし万やむを得ないときには、部分講和になるかもしれないというような御意向でございましたが、その場合に、條約に加わらなかつた国が、あとから別途に單独講和を結びたいと言つて来たときには、どういうふうな関係になるのでしようか。
即ちこれは昭和二十年の九月七日の外務大臣の訓令に基いて措置されたものと考えられまするのが、当然そういう措置をなすべきであるという結論を出しまして、第二回国会におきまして、十一月二十八日の参議院において請願を採択したのであります。
従つて最高司令部からそういうふうな書面が外務大臣のところに来れば、当然それを裏書するところの実質命令があるのではないか、或いは待機命令があるのではないかというふうに考えられますから、佐世保の問題を聽いたのですが、佐世保の問題について何か具体的処置をやつておられるか。その点について明らかにせられたい。
○中野重治君 私は総理大臣兼外務大臣が、民自党の総裁として、新聞記者立会の下に国会の審議に関して民自党員に示した談話について、政府に質問を出して答えを求めます。 先程からの政府側の答えを聞いて見ますと、なかなか質問の意味が政府側に分らないようですから、私は政府側が答え得る範囲を具体的に示して、答えられる範囲で答えて貰います。私は、つまり民自党に聞くのではなくて、政府に聞くのですから……。
渉外関係と国務関係と、いずれが価値判断において軽重があるかということを、私は明言いたしかねますが、あのときの渉外関係も非常に重要でございまして、総理といたしましては、外務大臣といたしましても一生懸命職務に精励しておつたというふうに、私は確信しております。
與党として確認をしておく必要があるから、與党側の質問に対して、たどたどしい外務大臣の答弁を援護しながらやるというのなら別です。以上私の見解を申し述べておきます。
〔「外務大臣を出せ」と呼び、その他発言する者多し。〕
自分は、メキシコにおいて外務大臣と文部大臣をやつたことがある、そうして、教育者の義務と外交官の責務が鋭く対立するということはあり得ないということを申しまして、もし教育者がこの若い世代の人々の気持を無視して、偏狭な非人道的な国家主義というものに教育家が屈伏せしめられるならば、これは当然また外交官の分野にあつては、復讐を念とする好戰的な、侵略的な方向へ押しやられることを余儀なくするであろう、かようにボデイ
これに対しては、できれば外務大臣、御都合が悪ければ、政務次官が政府を代表して発言したいということになつております。日程第十一、在外同胞引揚促進に関する決議案、これは中山マサさんの趣旨弁明、賛成討論が堤鶴代さん、社会党、春日正一さん、共産党、松谷天光光さん、労農党、と三人ございます。なおこれにつきましても、外務大臣または政務次官から発言したいという通告がございます。
この問題はお話の通りに既往四ケ年に亘る問題であり、又政府としても、又一外務大臣としても、私は終戰以来常に脳裡に往来しておつた問題でありまして、その成り行きについては誠に懸念憂慮に堪えないのであります。
○並木委員 それではもう一点だけお伺いしますが、昨日参議院でしたか、吉田総理兼外務大臣より、第二次大戰後の講和條約の後に駐兵が行われた例があるというような答弁があつたのであります。御参考までに聞くのですが、第一次大戰後に実際にどういうふうな駐兵が行われたか、その点についてご説明願いたい。
先日来、吉田外務大臣が渡米するというようなことを一部に伝えられておりますが、次官として吉田総理兼外務大臣の渡米に関して、何か開いているところがあるかどうか。
ですから向うの議員が来た場合でも、総理大臣は御多忙でもたとえ三分間でも会つて大いに普通の話だけでも結構ですから談話を交すというような機会を作つて頂き、又米英人が参つた場合は、総理大臣がみずから進んで会おうじやないかということで大いに総理大臣である外務大臣の資産を最も活溌に発揮して貰いまして、そうして日本というものを諸外国に理解して貰うという機会、毎日外国の新聞にもラジオにも日本の新聞にもどんどんと報道
吉田総理大臣は日本の近代の総理大臣では大宰相の方に入る優秀な大臣であつて、而も外務大臣を兼ねていらつしやるのであります。
○國務大臣(吉田茂君) 戰後の状態から、その数年前において日本が食糧が不足であつて、そのたためにいろいろな圧迫を感じたために、政府といたしましても、亦私が外務大臣就任の最も主なる問題は、国民の食糧をどうするかという問題で、審さに艱難をなめたと申しても私は自分の気持から申すというと、非常な圧迫といいますか、危險を感じて、国民の食糧が足りなくなつたという状態が生じましたそのときにおいては、一体国がどうなるだろうか
そこで国民はただ外電、即ち外電を管理しておられるところの所管大臣である総理であり、外務大臣であるところの外相に集中していることは事実です。それでこの時期の速かならんことを国民は要望しておりますが、一体この時期はいつ来るのであるか。首相は近きにありと、こうおつしやつておられるが、これはいつ来るものであるか、この点について先ず御答弁願いたい。
○吉田国務大臣 われわれも日本国民としてこれを希望しますが、しかし領土の問題はいわば国際情勢に対して微妙な問題となりますから、外務大臣としても答弁は差控えたいと思います。いずれ講和条約の内容がはつきりしたときに、日本国民の希望はただいま申したと通り相当取上げられるだろうと思います。