2021-01-21 第204回国会 参議院 本会議 第2号
Gゼロの時代に必要とされるグローバル・ヘルス・ガバナンスを構築する上において、我が国のようなミドルパワーがその役割を拡大をする外交空間が広がり始めたと考えられます。 今年は、我が国が一九六一年に国民皆保険制度を実現し、誰もが負担可能なコストで適切な医療にアクセスすることができるというユニバーサル・ヘルス・カバレージ、UHCを達成して六十年を迎える記念すべき年です。
Gゼロの時代に必要とされるグローバル・ヘルス・ガバナンスを構築する上において、我が国のようなミドルパワーがその役割を拡大をする外交空間が広がり始めたと考えられます。 今年は、我が国が一九六一年に国民皆保険制度を実現し、誰もが負担可能なコストで適切な医療にアクセスすることができるというユニバーサル・ヘルス・カバレージ、UHCを達成して六十年を迎える記念すべき年です。
例えば、国連の経済制裁が余り効果が出ていないことは中国の責任として言われるわけですけれども、今回の金正男の事件で、東南アジアというのが一つのそういう抜け道になっていたということがかなり明らかにされていることからも分かるように、やはり北朝鮮の外交空間というのは、別に中国だけに限定されたものではなくて、恐らくいろんなところがあるんだろうと思います。
まず、平和的台頭の外交空間という面では、やっぱり、何度も申しましたけれども、対米関係なんだ、対米関係がかぎなんだと。主要は周辺だけれども、やっぱりアメリカに嫌われてしまったら中国は台頭できない、それが第一の認識。次に、それに対抗する形で、周辺であるとか大周辺で仲間を増やして多極化で対米牽制力を強化すると。