1977-07-13 第80回国会 衆議院 外務委員会 第27号
たとえば昨年五月に韓国で国家保安法違反などで無期懲役刑を受け、十二月に突然釈放された人たちがおりますが、その中にたとえば夏谷進さんという人は、韓国で逮捕された直後にその留守宅に警察が調査に来ているということを家族の人が言っているわけです。
たとえば昨年五月に韓国で国家保安法違反などで無期懲役刑を受け、十二月に突然釈放された人たちがおりますが、その中にたとえば夏谷進さんという人は、韓国で逮捕された直後にその留守宅に警察が調査に来ているということを家族の人が言っているわけです。
○三井説明員 いま例を挙げられましたことですが、夏谷進氏の件は兵庫県の事例でありますけれども、これはその中で言っていること自身に矛盾があるのです。つまり御本人は、たしか、私のあれに間違いなければ、四十八年に検挙されておるはずです。事件直後というと四十八年でないといかぬわけです。一方では、五十年に家宅捜索を受けたと言っておるはずです。それ自身矛盾です。
安宅常彦の場合はそんなこと絶対にあり得ないと言うけれども、伊東玄太郎さんだって夏谷さんだって沢本三次さんだって日本人でしょうが。向こうの法律でどんなことがあろうと、やられたら関心を持って——口上書でやったとか口頭で言ったとか面会に行かせたとか、くだくだしく資料として書いていますよ。そんなことをやっていいのかという思想につながって私はいま言っておるんですよ。
そうしたら、KALの〇〇二便で午後六時ソウル発、午後八時羽田着の飛行機だと聞いています、いつわかったのと聞いたら、この時間は二日前に中央情報部から大使館に連絡があって初めて知りました、期日のことは、十日ほど前、自民党の玉置さんの秘書で伊東さんと遠縁に当たるとかいう人から聞いております、なお、これは以前から教導所が大田に移っていて、沢本、夏谷と一緒になったことから、近く釈放されるのではないかということは
○安宅委員 伊東玄太郎さんというのは、これは私が前から、この人が逮捕され、起訴され、いろいろ大きな問題を醸したときから言っているのですが、沢本三次さんと夏谷進さん、これはたとえば私の先祖が朝鮮から渡ってきたのかもしれません、またわが党の田さんなんというのは案外そうかもしれませんね。
時間がないので、これは後であなたの方と相当打ち合わせなければならないことなので重要なんですが、最近、ここ数年間、私どもが把握しているだけで中村正雄さん、夏谷進さん、あるいは沢本三次さん、それから伊東玄太郎さんなどの日本人が、スパイ罪で、あるいは未遂罪で起訴されて、一審、二審死刑や三審まで死刑という例が四人ほどあるのです。これは日本人です。
○説明員(佐々淳行君) 前回お答えをいたしましたように、韓国側から夏谷進氏の身柄を逮捕した、このことを刑事訴訟手続によりまして家族に伝えてほしい、こういう通達依頼が外務省を通じてございまして、前回お答えをいたしましたように、葺合警察署の者がこれを伝達をしたという事実がございます。その際にどうしたんですかという程度の事情聴取を行なっておりますが、韓国側から捜査依頼を受けた事実はございません。
この外国人の中には当然日本人が入るわけでございますので、詳しい起訴事実は存じませんけれども、夏谷さんが韓国で国家保安法あるいは反共法あるいは刑法で処罰されるとすれば、この起訴状からも推定されますけれども、夏谷さんが大韓民国領域内で間謀をやり、あるいは反共法に規定する北鮮への潜入、脱出をやり、あるいは機密の探知、収集をやったということで処罰をされるべく、処罰を請求されていま裁判中であるということに相なりまして
○佐々木静子君 これは前回——外務省がいないんで伺ってもなんですが、前に夏谷進さんのことを警察に伺ったわけでございますが、主として外務省に伺ったわけなんですけれども、これは神戸葺合警察の外事課で、この夏谷進氏の犯罪事実についての何か傍証固めのようなことを韓国政府の依頼で警察がなさったようなことがございますか。
私先ほど来ずっと申し上げているのは、夏谷進という人は日本人なんですよ、最初から。その最初からの日本人がですよ、反共法違反でソウル空港へ着くと同時につかまったという問題を言っておるわけです。それに対して、まあ夏谷進の場合はあるいはほかの犯罪容疑があったのかもわかりません。
○佐々木静子君 これはいま夏谷進さん、日本人も、そういうことで、あるいはそのことばかりではないかもしれないけれども、問題になっている。
○佐々木静子君 それでは、外務省のほうでは、たとえば、これはほかにもいろいろあるのですが、夏谷進事件というものを、どのような情報をつかんで、どのようにキャッチしていられるのか、御説明いただきたいと思います。
○説明員(中江要介君) 外務省で承知しております夏谷進さんの件のあらましは、神戸市に住んでおられます日本国籍の方ですが、夏谷進さんという方が本年の七月七日に、韓国に渡りましたときに、スパイ容疑によって中央情報部の手によって逮捕されまして、八月七日にスパイ罪の罪名によって起訴されたと、こういうことでございます。
これはもう覚悟して、親に害が、かりに親が殺されてももうかまわないということで出ているのがこの夏谷事件その他だと思うわけなんです。
こった事件、六九年の四月に尹酉吉氏蒸発事件、六九年の五月、金圭南事件、同じく六九年、朴大仁事件、一九七〇年の七月に萬博保安事件、一九七〇年、在日韓国人運動切り崩し事件、一九七一年の四月、徐勝、徐俊植君事件、一九七二年、具末模事件、一九七二年、林清造事件、一九七二年、韓弼花きょうだい事件、七三年の三月、沢本三次逮捕事件、七三年の六月、金鉄佑、グァンチョル事件、一九七三年の六月、鄭勝渕事件、七三年の七月、夏谷進逮捕事件
こういう事情で逮捕をされていった人の給料を断ってしまうというようなことをやっておられるわけで、この点も残念でありますが、これはきょうは触れませんけれども、こういう事件も起きているし、さらに帰化した日本人で夏谷進、こういう人物か――これは非常に最近です。七月の二十四日にやはりソウルで逮捕をされている。これも北朝鮮スパイという容疑であります。これが一番近いケースだと思います。
先ほどお話しになった沢本さんとか西部さんとかあるいは神戸の夏谷さんなどのように、日本人もいまこれは日本で拉致されたという説もあるわけです、そのうちの一部の方は。そういうことで、身柄を拘束されているけれども、それを救出する運動すら十分に保障されておらないという、非常にいまの日本国の憲法下、この日本の中であり得べからざる事態がこのまま放置すると起こってくるんじゃないか。
そのほかに、七月には、神戸市の葺合区の夏谷さんがスパイ容疑でソウルで逮捕された。あるいは、東京教育大出身のソウル大学院生でありますところの、日本名福田何がし兄弟が無期懲役に処せられた。 こういうことで、日本における韓国人の、あるいは朝鮮の諸君の安全も保障されていない。あるいは、日本の主権を侵して拉致された金大中氏についても、何らこれに対する捜査も進まなければ、取り返すこともできない。
それから、本年七月の、帰化されました夏谷進さんの事件でございますが、これは、本年の七月七日に韓国で検挙されたという発表がございました。これは詳細は不明でございますが、七月七日に、韓国に渡航した際に検挙されたということでございまして、出生地は平安北道でございますが、その後養子縁組みで日本の戸籍に入って、現在の住所が神戸市の葺合区でございます。