2002-03-19 第154回国会 参議院 環境委員会 第2号
○段本幸男君 私もそういう施設を少し見させていただいた、京都府の八木町で畜産ふん尿をクリーンエネルギーに変えておられる例、あるいは北海道の別海町でやはり同じような畜産ふん尿をやっておられる例なんかを見せていただきましたが、そういうところで話を聞くと、多くの方が、ドイツのようになかなか進みにくいのは、売電コストにおいてどうしても買ってもらう電力会社との間に開きがあるから、それがネックになっているというふうな
○段本幸男君 私もそういう施設を少し見させていただいた、京都府の八木町で畜産ふん尿をクリーンエネルギーに変えておられる例、あるいは北海道の別海町でやはり同じような畜産ふん尿をやっておられる例なんかを見せていただきましたが、そういうところで話を聞くと、多くの方が、ドイツのようになかなか進みにくいのは、売電コストにおいてどうしても買ってもらう電力会社との間に開きがあるから、それがネックになっているというふうな
○説明員(岡松壯三郎君) 電発の石炭火力の売電コスト、売る電力の価格でございますが、これは六十一年度の単価で一キロワットアワー当たり大体十円八十七銭から十三円八十銭ぐらいの間に散らばっておるという現況でございます。
それから、発電コストそのものが売電コストになっておるのか、その辺をちょっとお伺いしたいのです。
水力の供給コストは非常に低いものでございますが、その低いほうが減って火力のウエートが高まってまいりましたところへ加えて、売電コストなんか全部を総合して電力の供給コストを見てみますと、最近の送配電コストの増高等も伴いまして漸次上がっておるのでございます。したがいまして、いま言った重油価格の低下を吸収してしまってなおまたはみ出ておるというのが電力会社のいまの実態でございます。
○国務大臣(大平正芳君) まず第一に、これから上げたくないというのが第一のわれわれの関門でございまして、ところがいま非常に過密地域の送配電コストが上がりつつあるというようなこと、先ほど局長が言われたように、火力の比重が高まってきておる、売電コストも高くなっておるというので、へたをするとこれはまた料金を上げなきゃならんような事態になりはしないかということをむしろ心配するんで、ぜひともそんなことがあっちゃたいへんだという
従って、でき上った売電コストから見ると、果して県営が有利であるかどうかということは非常に疑問ではないか。もっと具体的な問題としましては、結局これは、九電の場合その他の発電の場合でも同じでございますが、開発計画をわれわれが認めるというときは、当然その発電所の計画をまず見て、それが当然でき上ったときに経済性に乗る発電計画であるかどうかということをよく見てやるわけです。