2004-05-19 第159回国会 衆議院 文部科学委員会 第20号
ここに領収書のコピーが一枚ございますけれども、九億円、これが、雙葉産業株式会社、これは「土地売買契約書第一条による売買代金全額として。」となっております。
ここに領収書のコピーが一枚ございますけれども、九億円、これが、雙葉産業株式会社、これは「土地売買契約書第一条による売買代金全額として。」となっております。
このベースになるのが、財団法人不動産適正取引推進機構、建設省の関連の機関でありますが、この「標準売買契約書の解説」というところで、「(所有権移転登記の申請) 第九条 売主は、売買代金全額の受領と同時に、買主または買主が指定する者の名義にするために、本物件の所有権移転登記の申請手続きをしなければならない。」
○小澤(克)委員 そういたしますと、売買代金全額が指定された口座に振り込まれるのは当然のことでして、ファーストファイナンスから融資を受けていた人についてその分を控除して振り込まれるなどということの方がむしろ異例なことになりますね。そう聞いてよろしいですか。
しかも、この契約書の中には、「本物件の所有権は売買代金全額の授受が完了すると同時に売主から買主に移転するものとし、登記権利者の名儀を第三者に変更することがあっても売主は異議なくこれを承諾する。」という一項がある。明らかにブローカーです、これは。このような状態が、鳥取県の各地、岡山、広島、島根、中国縦貫道の完成を見越して標高三百メーターから五百メーター程度の開拓地を中心に買いあさりが進んでおる。