2005-03-18 第162回国会 参議院 法務委員会 第5号
現行の出入国管理及び難民認定法の違反、又は売春防止法違反等で摘発された事案を見ますと、外国のブローカーから女性を買い受けた上、パスポートを取り上げたり、理由のない高額な借金を課し、さらには居住場所や外出を制限するなどして売春等に従事させるなど、人権を侵害する反社会的行為が行われていることが明らかになった事案がございます。
現行の出入国管理及び難民認定法の違反、又は売春防止法違反等で摘発された事案を見ますと、外国のブローカーから女性を買い受けた上、パスポートを取り上げたり、理由のない高額な借金を課し、さらには居住場所や外出を制限するなどして売春等に従事させるなど、人権を侵害する反社会的行為が行われていることが明らかになった事案がございます。
人身取引の被害者の保護につきましてですが、通常、入管法や売春防止法違反等の捜査を行う中で被疑者が実は人身取引の被害者であると判明することが多いわけでございますので、そうした被害者につきましては、捜査の状況を勘案しつつ、被害者の国籍国の大使館等に連絡することや、拘束した身柄を釈放して、自後、任意捜査にすること、あるいは婦人相談所等に保護依頼を行うことなど、被害者としての立場に十分配慮した措置を行うよう
平成十一年中、テレホンクラブ営業に係る福祉犯で検挙した人員は千百十三人であり、罪種別では、青少年保護育成条例(淫行等の禁止)違反が全体の約八〇%を占めているほか、児童福祉法違反、売春防止法違反等となっております。
売春防止法違反等の捜査をやる場合の、現実にそういう仕事をやっておりまして苦労しておる点等を御要望がございましたので申し上げますと、まず第一に、トルコぶろの中でトルコ嬢が売春をしておるということをまず最初に立証しなければならないわけであります。これがきわめてむずかしいのであります。お客として中にいる者の人権もございますので、ただ任意捜査の過程で踏み込むわけにはまいりません。