2002-12-03 第155回国会 参議院 経済産業委員会 第10号
地域振興整備公団の売れ残り団地ですが、中小企業基盤整備機構にはこのうち工業団地が移行されますので、工業団地に絞ってお伺いをいたしたいと思います。 一区画も売れていない工業団地が二件、売れ残り面積が千三百ヘクタールあります。例を挙げますと、山口県にこれ美祢テクノパークと言うんですか、面積が四十三ヘクタール、東京ドームの約十個分、約五十億円掛けて整備をいたしました。分譲はいまだゼロ。
地域振興整備公団の売れ残り団地ですが、中小企業基盤整備機構にはこのうち工業団地が移行されますので、工業団地に絞ってお伺いをいたしたいと思います。 一区画も売れていない工業団地が二件、売れ残り面積が千三百ヘクタールあります。例を挙げますと、山口県にこれ美祢テクノパークと言うんですか、面積が四十三ヘクタール、東京ドームの約十個分、約五十億円掛けて整備をいたしました。分譲はいまだゼロ。
こういうことを含めて、この地域振興公団の売れ残り団地をどうするんですか。
しかし実態的には、まだ過去のそれぞれの地域におきますいわゆる臨海工業地帯を中心とする売れ残り団地なんかも二万六千ヘクタールぐらい残っておるわけでありますけれども、そういうものとはまた別に、新しい角度から二十一世紀に向けてこういう壮大な構想が国内で何カ所か生まれてきておるわけであります。 現状がどのように進捗しておるのか、あるいは今後の取り組みにつきましてひとつ御説明をいただきたいと思います。
○説明員(竹野正二君) 先生御案内のように、売れ残り団地といいますか、最近景気も上向いてまいりまして少しずつよくなっているわけでございますけれども、現在、当省において調査したところによりますと、五十四年九月三十日現在の数字でございますが、全国の工場団地が数で千四百六十一ございます。この千四百六十一の工場団地の面積は約十万一千ヘクタールあるわけでございます。
ただ、企業立地の最近の動きを関係省庁の話などから総合いたしますと、比較的明るい兆しが見えているというのが現状のようでございますので、私どもはそういった点に期待いたしまして、できるだけ早くこういう売れ残り団地が良好な企業に売れていくということを期待しているというのが現状でございます。
ただし、ただいま先生がおっしゃいました、売れ残り団地の例として挙げられました青森、石川、福井、佐賀、こういったところは新産・工特地区にはなっておりません。
○渡辺武君 こういう地方自治体の財政危機、あるいは売れ残り団地、こういうものに対してどうするのかということを伺っているんです。
それから、もう一つ御指摘ございました造成の点でございますが、長期的には工業の地方分散の受けざらといたしまして工業団地を造成いたします等、産業基盤の整備が必要であるという点は御指摘のとおりでございますが、実は工業団地の九割はただいま地方公共団体が造成いたしておりまして、造成はできましても販売ができておりませんいわゆる売れ残り団地というのが現在約七千ヘクタールほどございます。