1951-06-15 第10回国会 参議院 電力問題に関する特別委員会 閉会後第3号
の独占的責任を真に自覚いたしまして、本当に良心的に火力発電、十分に火力を発電をいたしまして、更に自家用火力発電所の能力を最大限に活用すべく、その増加経費を電力料金原価に織込んで、そうして、委託発電をすると、そうして、それによつて一層この電力の供給力を増大して双方の融通を徹底上、損失軽減を実施し、負荷率及び力率の割引をますます拡大して、負荷の改善を図つて、或いはメートル制というような制度を増加して、壇用
の独占的責任を真に自覚いたしまして、本当に良心的に火力発電、十分に火力を発電をいたしまして、更に自家用火力発電所の能力を最大限に活用すべく、その増加経費を電力料金原価に織込んで、そうして、委託発電をすると、そうして、それによつて一層この電力の供給力を増大して双方の融通を徹底上、損失軽減を実施し、負荷率及び力率の割引をますます拡大して、負荷の改善を図つて、或いはメートル制というような制度を増加して、壇用
次に壇用防止のために浮いて来る収入増を三千九百万円、これを見込んでおります。 その次に器具の売上げ並びに雑収入を一〇%予定よりも増加することにいたしまして、これが七百六十万円、それから雑収益の収入の増加を図ります分が、年間五千四百万円、こう考えまして、以上の年間節約の合計を三億三千五百四十万円と見込んだ次第でございます。
電気を便利に使うために燈数を殖やして従量化して行くという方針で、壇用を削ることを考えております。なお別に需用家に対しましては、私のほうはリミツターという程度のものではなくて、三本入つたヒユーズやボツクスがあります。
それからまた壇用、盗用等もまつたく絶無ではないと信じます。これに対することは、やはり一定のわくをきめまして、そのわくに沿うようにやらなければならぬ。電気の性質といたしまして、日本のごとく端から端へと長い国では、どうしても送電費が高くつくことは事実であります。
それから更にその壇用を退治するためには、どういうふうな方策を考えておられるか、一例を挙げれば、積算電力計を増設して付けるというような問題が大事であろうと思うのであります。そういうようなものについて、メーターの増産対策或いはそれをどういうふうな順序に付けて行くかということにつきましても、一つ御研究の結果を次回までで結構ですから、お示しを願いたいと思います。
特にこのうちには、いわゆる電力のロスというものが非常に多いのでございまして、これが戦前は二〇%からせいぜい二四、五%くらいでございましたのが、戦時中から戦後にかけまして、資材の不足その他の関係で、送電線その他の修理が十分参りませんでしたような関係もございまして、その他壇用という言葉を使つておりますが、盗用せられる分等をも含めますと、現在におきましては、電力のそういうロスが大体三〇%近くもあるのであります
つまり送電のロスが盗用——壇用を含めまして三〇%近くもある盗用——壇用も何らかの形で有効に使われておるのではないかというような御意見もございましたが、これはさして有効に使われておるとは思われませんのみならず、全般の電力料金を不当に高くしておる。
次に、電力の配分を合理化いたしまして、産業の再建、民生安定に照應せしめますために、余剰電力の活用、壇用電力の減少、綜合燃料対策の推進、電力使用の合理化運動を展開いたしますと共に、現在の割当制度を続行いたしまして、遺憾なきを期する方針でございます。 以上によりまして二十三年度は本年度に比べて好轉いたしまして、極度の異常渇水のない限り混乱を防止することができるものと考えております。
また第三におきましては、電力の合理的使用を勧奨いたしまして、そうして壇用及び盗用を防止し、産業動力源としての電力を確保するための國会及び政府を中心とするところの電力使用合理化運動、すなわち國民運動を急速に展開することを決議いたした次第でありまするが、これらの案の内容は、当面せる電力配分に対しまして合理的になすべきことが含まれておるのであります。
それと同時に、國内の使用におきましても、いわゆる電力の壇用が非常に多いのであります。これは先般連合軍の方が來ましての話ですが、統計等を示して話したところによりましても非常に多い。たとえば公共事業であるとか病院であるとか、その他紡績繊維工業といつたものをひつくるめたその使用量以上に、いわゆる壇用が多いのであります。
目下經濟安定本部においても下期電力用炭として約百四十萬トンの割當を行うべく考慮中でありますが、この場合には本州中央部に對する下期割當は約四十萬トンとなるのでありまして、これが電力不足對策としては、電力割當制を實施すると同時に、メーター及び電流制限器の取付による壇用電力の低減化竝びに總合燃料對策樹立による電熱の減少に努力中であります。