1947-10-31 第1回国会 参議院 本会議 第42号
その價格の差が消費地において、例えば木炭、墨炭でありまするが、これが生産價格が五十三円でありまして、政府卸賣價格が八十五円、その差額は実に三十二円に及んでおるのであります。薪の雜が生産地價格六円二十銭、政府卸賣價格が十四円十銭であつて、その差額は七円九十銭であります。
その價格の差が消費地において、例えば木炭、墨炭でありまするが、これが生産價格が五十三円でありまして、政府卸賣價格が八十五円、その差額は実に三十二円に及んでおるのであります。薪の雜が生産地價格六円二十銭、政府卸賣價格が十四円十銭であつて、その差額は七円九十銭であります。
今例を木炭に取つて見ますると、御承知の通り墨炭の雜と申しますのが生産者價格五十三円であります。そうして消費者價格が九十一円、但しA地区即ち大都市においてであります。白炭の堅と申しますのが生産者價格六十九円五十銭、消費者價格百七円五十銭、いずれもこの間三十八円の開きがあるのであります。率にしまして、墨炭は七割以上の値開きがあります。