2019-06-04 第198回国会 参議院 厚生労働委員会 第14号
例えば、点字と拡大文字、さらには音声パソコンというものの組合せがスムーズにできるようになるとか、あるいは申し込む際においても、墨字と我々言いますけれども、普通の文字で申し込めない方についてはパソコンで受験申込みできるようになったとか、そういう形での試験段階での合理的配慮が大きく前進したと思っております。
例えば、点字と拡大文字、さらには音声パソコンというものの組合せがスムーズにできるようになるとか、あるいは申し込む際においても、墨字と我々言いますけれども、普通の文字で申し込めない方についてはパソコンで受験申込みできるようになったとか、そういう形での試験段階での合理的配慮が大きく前進したと思っております。
例えば先ほど、点字試験の実施だとか手話通訳の配置だとか介助者ということを申し上げましたけれども、視覚障害があると墨字は読めません。かわりに、点字というもの、あるいは別の形での情報入手をする。聴覚障害者についても、耳からの情報ではなくて目から情報を受けることで、障害のない方たちと機会が均等になるということをやはり知っていただきたいというふうに思っています。
普通に私たちが読みますのは墨字本といいまして、この本は大体五百グラム弱の本なんです。これを点字に訳したのが、今ここにあります、青い表紙が付いておりますけれども、こういうふうに点字に訳してある。もし御必要でしたら回覧をしてもいいんですけれども。これをお見せしたのは、点字だけということでなくて、たった五百グラムの本が点字にしますとこのファイルの十冊分なんですね。
情報障害といわれる視覚障害者の情報環境を改善するため、全ての活字情報が墨字または音声で簡単に操作できる視覚障害者用情報端末機器を福祉用具の研究開発及び普及の促進に関する法律を利用して開発していただきたい、日本は科学技術の国なんだから。また、視覚障害者向けの放送に対しても助成していただきたい。聴覚障害者の皆さんも同様な期待を持ってこういう要望、陳情を大変多く寄せられておるわけであります。
次に、選挙はがきの場合、これは選挙はがきだけじゃなくて役所から来る重要なはがきなり文書もそうなんですが、我々墨字と言いますけれども全部いわゆる活字なんですね。選挙はがきもこれは重要なものです。それが今ダイレクトでいろいろ来ますから紛れてわからないわけですね。
視覚障害者の人たちの要望として、墨字で送られてくる郵便などをファクスで送って、その内容を教えてもらえたらというんですが、NTT神奈川じゃ今やっていますね。新聞とか辞書の代読、こういうことをNTT神奈川がやってくれていますが、私の知る限りでは現在京都のライトハウスですか、こういうサービスをしていると思います。
今お尋ねの解答時間のことでございますけれども、点字の場合は、墨字、いわゆる漢字仮名まじり文に比べまして読み取りに時間を要するといった点を考慮いたしまして、その解答時間につきましては一般の場合よりも延長するということで実施することを考えているわけでございます。
ましてや視覚障害の方は、墨字ではもう白紙に近い。つまり、こんなものでは報告書を縦覧させる意味がないと思うんですけれども、何かお考えになりますか。
○政府委員(大島満君) 先ほども申し上げましたように、点字試験の場合には試験問題を点訳するという作業、作業といいますか、そういう一連の作業が要るわけでございまして、車いすの使用者の方とか聴覚障害者の方は通常の墨字の試験で受けていただくというところは違うところになると思います。
その場合にどういうふうなことをやっておるかといいますと、いま中途失明者のお話が出ましたけれども、この中途失明者の方が盲学校にお入りになるというときには、この学校でその生徒さんが墨字で学習するのがいいか、点字で学習するのがいいかというふうなことを判断をいたしまして、主として使うべき教科書をきめるということをいたします。そのきめた教科書を就学奨励費の対象にするというふうなことになっております。
その中でこういう人たちが生活保護あるいは失業保険などは切られますので、非常に困窮しておりますけれども、教材、教料書を墨字と点字、どちらかしかもらえないわけなんです。ところが、まだ目が見えて、そしてだんだん目が見えなくなるという人が多いために、墨字と点字の両方の教料書をもらえないか、そういう人は。また、こういう問題があります。
十分に読めないというようなことになりますので、どうしても弱視対策といたしましては、やはり盲学校の中に強度の弱視は入れていくという方向をとらざるを得ないわけでございますが、これは規模の大きな盲学校におきましては、弱視とそれから盲ないし点字を必要とする程度の弱視と申しますか、ほとんど見えない、明暗だけわかるというような盲に近いようなもの、これは点字を必要といたしますが、点字を必要とするものと、しからざる墨字