2015-07-10 第189回国会 衆議院 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第19号
○長島(昭)委員 総理、墨俣の一夜城じゃないんですから、ある日突然十二個にふえているわけではないんですね。徐々に徐々に積み上がっていった。しかも、南シナ海に我々が目を奪われているそのすきにつくられているんですね、ほぼ同時期に。 今、外務大臣おっしゃったように、繰り返し抗議をすると同時に、作業の中止を求めていますと。総理、こんな対応で本当にいいんでしょうか。
○長島(昭)委員 総理、墨俣の一夜城じゃないんですから、ある日突然十二個にふえているわけではないんですね。徐々に徐々に積み上がっていった。しかも、南シナ海に我々が目を奪われているそのすきにつくられているんですね、ほぼ同時期に。 今、外務大臣おっしゃったように、繰り返し抗議をすると同時に、作業の中止を求めていますと。総理、こんな対応で本当にいいんでしょうか。
自然災害の場合には、非常に縦構造の組織が動くのは、もうそれこそ二十四時間、三十六時間たってからの話でありまして、最も大切な初動体制では、木下藤吉郎が墨俣城をつくったような現場対応というのが最も求められるところでありまして、そのことについての対策を早急にとるべきではないか、私はこのように思っています。
一つは安八町を単位として訴訟を起こした、一つは墨俣町を単位として訴訟を起こした。こういうふうに自治体の関係で裁判を二つ起こした。同じ中身の裁判。 ところが、安八町の場合には住民が勝訴した、墨俣町の場合には住民は敗訴した。同じ事件で同じように起こした裁判です。前者の裁判官お二人は長年裁判官をやっていらっしゃった。後者の墨俣町の裁判官は、その前までは法務省の訟務検事をやっていたのです。
それからもう一つは、五十九年五月二十九日に同じ水害事件につきましての判決がございまして、これは俗に長良川・墨俣判決と言われておりますが、これは原告側が敗訴いたしております。
私が申し上げるのは、昭和五十九年五月二十九日のいわゆる長良川・墨俣水害訴訟の判決の関係であります。もちろん改めて断っておきますが、この判決がいいか悪いかということを申し上げているのではありませんよ。この協議会があった後です。同じ水害での訴訟が起きたいわゆる長良川・安八水害訴訟、これが一審原告勝訴、被害者の方です。
具体的に今長良川の墨俣訴訟の判決の点に触れられましたけれども、この裁判をされました裁判官がそれぞれどういうふうなものを材料にしてそういう判断に至られたか、これは私どもの知るところではございません。その判決が言い渡される前に、先ほどございました大東水害訴訟の最高裁判所の第一小法廷の判決も当然ございましたので、その中身も検討されていると思います。
それから一年もかかってもとに復旧するような、そんなぬるいこと、豊臣秀吉なんて墨俣城をかけるときに三日でやったというんでしょう。どうしてやれないのか、どうしてそういう政府の神経なのかわかりません。 大蔵大臣も、きょうは決算委員会ですが、もっと地域の均衡ある発展のために一体どうするのか、こういう点について大蔵大臣からも答弁をいただきたいと思いますが、建設省最初に。
本件につきまして、住民訴訟が安八町と墨俣町と二つに分かれて提訴をされたわけです。 そこで、法務大臣にお聞きをいたしたいわけですが、岐阜地裁の判決は、五十七年十二月十日、安八町の訴訟団には丸池、パイピング等を原因とする人災説、そして住民勝訴、五十九年五月二十九日、墨俣のそれには未改修堤であるという天災説、長雨、異常降雨等で、住民敗訴。同じ水害でシロとクロと相反する結果が出たわけであります。
それといま一つ、この当時もう既に安八、墨俣の水害訴訟は提起されておりますから、訟務局へは当然その都度いろいろな協議なり意見具申なりあるいはまた意見の徴収なり相談に行っていらっしゃると思うのですが、こういう点は関与しておられたかどうか。
その実力をもってすれば、今次災害は確かにひどい被害ではございますけれども、木下藤吉郎が墨俣城をつくるということは別にして、一カ月二カ月で汽車が通ることだって可能じゃないか、こういう意見があるわけです。確かに無理からぬ。
太平洋をにらんで、言うならば墨俣域みたいなものですね。だから、そういう意味においての基地的な価値はあるかもしれぬが、それ以外の価値はないというふうに見ますると、大臣の発想をやはり変えてもらわなければいけないのじゃないか。
そういう面におきまして、この長良川、揖斐川にはさまれました安八町、墨俣町は、またさらに破堤した場合ということを考えたときに非常な不安で毎日を過ごしておられるようでございます。今回の異常な降水量で堤防が何カ所かにわたって相当弱体化されたと思います。そういう面の調査、そしてまたそれの補強、それの推移状況等をお話しいただきたいと思います。
次に、その被害を受けました安八町と墨俣町の財政規模、こういうものの中から非常に多額の災害支出金が出されておるわけですけれども、自治省の方はそういう実情を御存じかどうか、お尋ねしたいと思います。
堤内に流入した水量は約四千数百万トンに達し、安八町と墨俣町のほぼ全域にわたって最大水深四メートル余りという湛水状況を生じたのであります。
御承知のように、決壊場所の岐阜県安八郡安八町、その上流の被害を大きく受けました墨俣町では、今度の決壊に伴う災害というのはこれは人災である。したがって、国に被害補償を要求するというこういう動きが活発にいま出てきておるのであります。したがいまして、この二つの町におきまして、なぜ人災だときめつけておるかと言いますと、大きく分けますと四つぐらいにその理由を挙げておるようであります。
○矢原秀男君 ちょうど現場へ参りましたときに、当日の地元新聞でも、長良川の決壊については「住民が国家賠償訴訟へ」という大きな見出しの中で、これは明らかに人災であると、墨俣被災者同盟の方々が委員の私たちのところで陳情もされたわけでございます。
それからもう一つは、これも救う道がないと思うんでありまするけれども、ないからといってほうっておけないことであろうと思いまして取り上げたんでありますが、御承知のようにいわゆる床上一メーター五十も二メーターも浸水をしたという中から、いわゆる養鶏家の鶏が二十三万三千三百六十三羽斃死した、あるいはウズラが二万羽、乳用牛が三十六頭、豚が千八百十二頭、こういう安八町、墨俣町等を中心にいたしまして家畜の斃死が大きく
御承知のように災害の後の清掃事業につきましては、現在廃棄物の処理及び清掃に関する法律を根拠といたしまして、清掃事業に要した費用の二分の一の国庫補助を行っているというところでございますが、ただいま御指摘のように今回、安八、墨俣町を中心に大変な負担になっておる実態も承知いたしておりますので、ただいま被災市町村の財政負担能力それから支出額規模の絶対額の大きさ、あるいは一人当たりの費用というような観点から調査
で、安八町、墨俣町の二町が大部分が水没したが、ほかの木曽川あるいは揖斐川等の教訓を生かしていろいろ考えるに、上流にダムをつくると非常に今度のような災害を防ぐことができるのじゃないか、これが第一点。それからまた、長良川については河底のしゅんせつをするしかあるまいと、こういうふうな意見でありましたが、その点はいかがですか。
今度の被害は安八、墨俣、あの辺一帯だけで一千億近いと言われております。その被害を考えるなら、十分の一で護岸工事ができるはずですね。したがって、それに建設省側は十分な決意をしていただきたい、こういうことが第三点であります。 それから第四点は、参考人の供述によってお聞きのとおり、どうも建設省は地元住民の意見を無視しておる、この点が明らかになりました。
墨俣から下の大須間が第二部の管区になっておりますが、一日に二回ずつ回っておるのです。雨が降ったというとハイヤーで二回回る。天気がいいとオートバイで回る。下の方には草もあるけれども、ちっとも刈らへんです。ちっとも見ずに、もったいない、月に二十万も出すような月給取りがあそこの半分だけをずるずる回っておる。下の方を回ることは一回もない。これは私が保証します。
なお、その久居の部隊が着きました後、輪中堤をこのまま補強を続けるかどうかというのは、地元の安八、輪之内、墨俣町長さん、安八は助役さんだったそうでございますが、それに西濃県事務所長の四者が話し合いまして、そしてこれをやってもらおうというお話もありまして、あの中村堤の補強に本格的に取りかかったということだと思いますが、そういう一連のやりとりもあったようでございます。
○柴田(睦)委員 一応の説明を聞きましたけれども、この問題をやっておりますと長時間が必要になりますので、きょうは、別な機会にいたしまして、この決壊によりまして、安八町、墨俣町ではまさに農民の人たちは再起ができるかどうかというようなことを心配しなければならないような重大な被害が生じております。そして、この破堤の原因から考えてみまして、国に損害の賠償を要求するという考え方も出てきているわけです。
ただ、私がお尋ねしたいのは、自衛隊がせっかく救援活動をやってくれた、ところが、その努力にもかかわらず、被害地の安八町や墨俣町では、自衛隊の派遣をめぐってかなり大きな疑いを持っている。町民が激高を高めておる、こういう事情にあります。したがって、私はこの際、当時の自衛隊の作業経過、これについてちょっとお尋ねをしたい、こういうことです。
次は農林省ですが、この長良川の決壊によりまして岐阜県の安八町あるいは墨俣町あるいは穂積町という三町は全町が冠水いたしました。そのため、今秋収穫の見込みは皆無の状況でございます。
県当局の説明によりますと、八日からの継続的に降る豪雨のため、県においては、九日夜半いち早く災害対策本部を設置し、警戒に当たっておりましたが、九日夜半から警戒水位を突破していた長良川の水位は、忠節では七時に、墨俣では八時四十分に、それぞれ木洪水中の最高水位五・五メートル、七・三一メートルを記録し、それ以後継続的に危険水位を突破していましたが、ついに九月十二日午前十時二十八分、安八町の大森地内の右岸堤防
それからもう一つは、これは建設省の責任ではございませんが、御承知のとおり、上から参りますと、墨俣町、その南が安八町、その南が輪之内町、その南が海津郡、こういつておりまして、あそこは長良の輪中というのがありまして、ちょうど切れたところの安八町とその南の輪之内との間に輪中という一つの堤防がある。低い堤防ですけれども、堤防があります。