1980-10-30 第93回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号
なお、ただいま御質問のありました、政府操作用飼料の五十一年のような措置はどう考えているのかというようなお話でございますが、確かに昭和五十一年の冷害のときには、北海道に対して飼料用の大麦を三千トンあるいはふすま増産用小麦、あるいは岩手県に飼料用大麦というふうなものの売り渡しをした経緯がございます。 本年はまだ、各被害者から政府操作用の飼料につきまして具体的な要望というものがなされておりません。
なお、ただいま御質問のありました、政府操作用飼料の五十一年のような措置はどう考えているのかというようなお話でございますが、確かに昭和五十一年の冷害のときには、北海道に対して飼料用の大麦を三千トンあるいはふすま増産用小麦、あるいは岩手県に飼料用大麦というふうなものの売り渡しをした経緯がございます。 本年はまだ、各被害者から政府操作用の飼料につきまして具体的な要望というものがなされておりません。
昭和五十一年には、大麦とふすま増産用小麦を売り渡す措置を講じておられるようですが、本年の場合、政府の対策は、九月二十九日に越冬用粗飼料を確保する旨の技術指導をしたのみと聞いております。政府は今後いかなる対策を考えておるのでしょうか。
○大場政府委員 政府が操作しております飼料は、一つはふすま増産用小麦であります。これは従来の小麦のときに、普通ふすまの歩どまりが二二ないし二三%というのに対しまして、五五%という特別な歩どまりでふすまを増産しているわけでございますが、これを増量することにつきましてはいろいろ批判、問題もあるわけであります。
ことに昭和五十年度、今年度におきましては、たとえばふすま増産用小麦につきましては北海道それから九州に振り向けて、そのかわり東海、北陸あるいは近畿と、そういったところからの配分量を対前年度に比べまして減らして、そして九州、北海道に持っていく、そういった地域的な配分調整を現在実施中でございます。 それから、ふすまだけではございません。