1969-03-25 第61回国会 衆議院 外務委員会 第8号
次に、米ドルにつきましては、その国際流動性への供給は、米国の国際収支が赤字になる結果であり、米ドル札の増札、乱発を意味するものであります。したがいまして、米国の国際収支の赤字がふえ、米ドルの供給が増加しますればしまするほど、米ドルに対する信任、信用が低下する。逆に、そうしてかりに、米国の国際収支が改善して黒字になり、米下ルに信用が増すようになりますると、その結果は世界の国際流動性が不足する。
次に、米ドルにつきましては、その国際流動性への供給は、米国の国際収支が赤字になる結果であり、米ドル札の増札、乱発を意味するものであります。したがいまして、米国の国際収支の赤字がふえ、米ドルの供給が増加しますればしまするほど、米ドルに対する信任、信用が低下する。逆に、そうしてかりに、米国の国際収支が改善して黒字になり、米下ルに信用が増すようになりますると、その結果は世界の国際流動性が不足する。
特に日本銀行の発券なんというのは、昭和三十年から三倍も上がって、三十六年はおびただしい増札、そうしてそのことによって過剰設備がなされる。しかも、先ほどの質問の答弁にありましたように、ことしは企業が伸び悩みであるから、事業場に包容する労働者の数も少なくなってしまう。
千円札を、つまり今よりは相当量増札をしなければ発行力を高めることはできない。百円札は量としては非常に多いのですが、ミツマタが含まれている量、割合は、千円札とは非常に違う。千円札の方が何倍も多いわけであります。特に千円札はオール・ミツマタと言っておりますが、これは全部ミツマタであるという意味ではありませんけれども、非常にその使用割合が高い。