1958-03-13 第28回国会 衆議院 内閣委員会 第14号
岸総理は先刻以来、単独な国防はあり得ない、従って国連軍に加盟するまでは日本は米軍との安全保障条約の上に立って共同防衛をするのだと再々言われておりますが、そうなりますと、自衛隊の増強自体が多分に米国側の意見をいれた増強になるやにとられると思うのでございますが、その点はどうでございましょうか。日本の独自の防衛力というものは持ち得るでしょうか。
岸総理は先刻以来、単独な国防はあり得ない、従って国連軍に加盟するまでは日本は米軍との安全保障条約の上に立って共同防衛をするのだと再々言われておりますが、そうなりますと、自衛隊の増強自体が多分に米国側の意見をいれた増強になるやにとられると思うのでございますが、その点はどうでございましょうか。日本の独自の防衛力というものは持ち得るでしょうか。
す限りにおきまして、自衛力の漸増をいたすという方針を決定しておりますので、第四項、第五項という五百十一条の(a)項は、ともに日本の政策と合致するものと認め、この義務を受ける、受けないということは実質において何らの差異がないと考えましたし、また第四項におきまして、日本の自衛力の増強なりあるいは自由諸国家に対する協力という問題は、日本の一般的な経済条件の許すわく内でというわくもございますし、その上に増強自体
○政府委員(愛知揆一君) これは私としては一つの意見を持つんでありますが、今お話の通り保安隊の増強自体について御議論のあることはよく承知いたしておりますが、私どもとしては着実に自衛力として国力の許す限り漸次増強したいという基本方針をとつておりますが、その基本的な方針というものは私は飽くまでこれは自主的に作るべきものだと思うのであります。