1978-09-27 第85回国会 衆議院 農林水産委員会 第1号
もう一点お伺いしますけれども、てん菜の場合、市町村で目標を達成した場合の増反に対する奨励金、すなわち増反奨励金でありますが、毎年三千ヘクタールずつ増反する計画を政府は考えておられるわけですけれども、十アール当たり二千三百円となっておりますが、五十三年度当初四万九千四百ヘクタールに対して二千三百円を掛けて十一億三千六百二十万円、今回の補正で五万七千八百十五ヘクタール掛ける二千三百円で一億九千三百万円、
もう一点お伺いしますけれども、てん菜の場合、市町村で目標を達成した場合の増反に対する奨励金、すなわち増反奨励金でありますが、毎年三千ヘクタールずつ増反する計画を政府は考えておられるわけですけれども、十アール当たり二千三百円となっておりますが、五十三年度当初四万九千四百ヘクタールに対して二千三百円を掛けて十一億三千六百二十万円、今回の補正で五万七千八百十五ヘクタール掛ける二千三百円で一億九千三百万円、
それから、もう一つ別な関連した問題ですが、通称増反奨励金というのが二千三百円あるわけですね。この増反奨励金の発生というのは、本来は価格計算の結果まだ上げるべきものを価格で上げないで、そうしてそれを別途に奨励金という形で、しかも増反を確認してから増反を実行した農家だけにその支払いをするというような、変な条件つきみたいなもので発生したわけですね。
それはそれなりに、私どももここで大いに議論をし、政府も受けて立って増反奨励金等の措置を講じた、こういうことによって目標が達成できる状態になった。つまり、私の言いたいのは、そのように積極的な誘導策といいますか、制度的にもあるいは価格の面でも真剣に取り組むという姿勢が政府当局に出てきますと、農民は自信を持って耕作をするということになるのであります。その歴然たる証拠なのであります。
五十二年度は目標を一応四万五千ヘクタールと、こう置いたわけでございますが、増反奨励金の交付等の新施策の効果等もありまして、現時点で四万九千ヘクタールというふうに当年度の目標を上回る形で生産の拡大の方向に転じたわけでございまして、私ども今後この施策を続けると同時に、そのほか主要畑作地帯におきます輪作の定着化の施策あるいは酪農地帯におきまして牧草更新時にてん菜を導入して地力の維持を図ると同時に、てん菜の
ところが、五十二年はこれは増反奨励金が出されているとか、その右にありますように、その年の生産がきわめて反当収量がよかったというようなことなどが重なりまして、五十二年は四万九千ヘクタールということで、七千ヘクタール近く作付面積が増加いたしております。収量は、いま申し上げましたように五十一・三トンということで、五十一年は史上最高でございました。歩どまりも比較的よろしゅうございました。
○政府委員(堀川春彦君) お話しのとおり、増反奨励金の交付の措置を本年度からとっておるわけでございまして、これは先ほど来食品流通局長からの御説明の中にありましたように、本年が初年度でございますが、北海道におきましては、作付目標面積、各市町村の分を合計いたしまして四万五千ヘクタールという設定でございます。
それと、増反奨励金の増額ということはどう考えておられるのか、この際明示をしていただきたい。
○小島説明員 私の方からは、建議にございました中の甘味資源作物に対する機械化の推進あるいは優良種苗等の供給の問題、さらにはお尋ねのございましたてん菜の増反奨励金の問題についてお答えを申し上げます。
そして、これは増反奨励金が五十一年から五十四年まで一年に三千ヘクタールという中で出されるというふうなことでございますが、すでにもう七千ヘクタールということになりますと、それをオーバーしているわけであります。
それから、はしょって伺っておきますが、てん菜の作付面積は、昭和五十一年の四万二千三百ヘクタールに比べて昭和五十二年は四万九千ヘクタール強、七千三百ヘクタールぐらい増加しておりますけれども、この原因は、私は、いわゆる増反奨励金、十アール当たり二千三百円、これを出したのが最大の理由であった、かように思っております。
したがって、これを増反をするということで三年計画で増反をすると、年間三千ヘクタールふえた場合はトンあたり五百円の増反奨励金みたいなものを出すということを決めておられるわけですが、そこでビートの場合の最大の問題は、いま申し上げましたように反別がどんどん減少してくるとだと思うのです。サトウキビの場合は、生産性が大変に低いという点にやはり最大の問題があると思うのです。
○宮之原貞光君 関連をして、ちょっとサトウキビの問題について伺いたいと思うんですが、先ほど局長の答弁では、ビートの増反奨励金の問題についていわゆる作付面積を確保する必要からつけたんだと、サトウキビは生産性を向上させる必要があるという物の考え方なんだと、こういうお話なんですが、そういう意味から、名前は違うけれども、何らかの方法でこれと見合うものをサトウキビのところにも考えるという意味なんですか。
そういう点につきまして私は、もっと積極的な増反奨励金的な性格を持った施策の方法がとられないものかどうかということでございます。五十年度も一応四十年並みの方法がとられておるようでございますが、少なくともそれ以後についてもっと増反の段階における、作付の段階における農業者の意思が反映できるようなこの奨励の方法をとれないものかどうかというふうに考えております。この二点についてとりあえずお伺いいたします。
そういうことでも、ぜひ一万八千円の要求に近づけるということを重点に置いて価格を決定させていただきたいということと、さらに、最後に一点だけ申し上げますが、北海道のビートをきめた場合に、増反奨励金とかいろいろなことが言われておりますが、かりに振興奨励金を昨年のように入れるにしても、条件が違うわけですから、沖繩の場合、昨年並みにやはり一律方式の奨励金でなければいけないと思うのです。
増反奨励金とか、あるいは補償費ですか報償金、そういうものも入れてですが、結果的には一万五千円の要求を満たさざるを得なかったとわれわれは解釈するわけですね。この点については、どういうお考えで改定ということになったのか、説明を求めておきたいと思います。
○中川説明員 報償金あるいは増反奨励金の措置をとったことにつきましては、北海道のビート作が約一万四千ヘクタールほど一年間で減った。
増反奨励金方式というのは、北海道の場合のように、農地改良なりいろいろな基盤整備ができた地域では、農民の御納得のいける面もあるかもしれません。しかし、昨年の場合はサトウキビ価格は八千七百円ですね。千三百円は御案内のように奨励金です。かりに今回のサトウキビについても奨励金とかいうようなものをつけるとするならば、やはり一律方式でなければいけないと思うのですね。