2000-05-16 第147回国会 参議院 文教・科学委員会 第17号
この増加学級数を基礎といたしまして、現行の教員配置基準を前提に算定したものであります。 また、公立高等学校につきましては、各都道府県において、各学校ごとの今後の収容定員、それから公私間比率も含めた適正配置という点でまだ不確定な要素がやはりございます。
この増加学級数を基礎といたしまして、現行の教員配置基準を前提に算定したものであります。 また、公立高等学校につきましては、各都道府県において、各学校ごとの今後の収容定員、それから公私間比率も含めた適正配置という点でまだ不確定な要素がやはりございます。
そしてその上に、この増加学級数をもとにいたしまして、現行の教員配置基準を前提にして算定したものでございます。そういう試算として約十二万人、約九千八百億円が必要と見込まれるわけでございます。
それで、今、委員がおっしゃいましたような、仮に三十人学級などを実現する場合の教員配置によります経費の増ということについて見ますと、増加学級数をもとにしてこれを計算してみますと、教員の数にいたしまして十一万九千人程度の増が必要と見込まれるわけでございます。現在約六十二万人おられますが、プラス十一万九千人程度ということになります。これの人件費等が約九千八百億円ということになるわけでございます。
家庭における幼児虐待、学校ではいじめ、校内暴力、不登校、高校中退者の増加、学級崩壊等の病理現象が増加しております。 かつて学校は、学問、知識、文化の発信の場として、あるいはまた教師、友達との交流を通した人間形成の場として、感動と魅力にあふれた存在だったはずであります。
そして財政再建期間終了後は、その後の財政状況にかんがみまして六十六年度までに達成をしたい、そういうことで、四十人学級の実施につきましては、小学校につきましては、五十八年、五十九年は、初年度の五十五年と今年度の二年間に手をつけて増加学級をいたしました学校につきましては、これはすでに手がついておるものでございますから、これを継続したい。
これは田川市の例なんですけれども、たとえばいま建築との関係において見てみますと、五十四年度で一つの小学校が学級数増加学級が五学級あるわけです。そうすると、五つの教室を市の単費で賄わなくちゃならぬといういう実態が出てくるわけですね。
したがいまして、仮に附帯決議が言われておりますように、四十五人の学級編制を四十人にするということになりますと、その増加学級の五〇%が実に過密九県に集中するわけであります。そのことはどういうことを意味するかと言えば、現実に、学校において直ちにそれだけの教室を建てなきゃいかぬ。教室ができなければ、特別教室とか屋体とか講堂とか、そういうものを間仕切りして使わなきゃいかぬ。
その計画の立案にあたっては、科学的に究明され、綿密な調査のもとに、たとえば児童生徒数の増加、学級編成及び定員定数の将来の見通しに立った計画、定年制、教員養成大学への志望、卒業、就職の状況、志望者の成績、意識調査、過疎過密のアンバランス等を考慮した実態のもとに、その体制の確立をはかるべきであります。 その上に立った教員不足に伴う教員の確保と人材を求めるための施策を考えるべきであります。
いま一年半前向きでございますから、一年半後に予想される増加学級が補助の対象になり得るわけでございますが、さらに三年後にも学級の増加、教室の不足が予想されるという場合にはそれをあわせて建築するということが建築経済上きわめて合理的である、したがって経費も比較的低廉にあがるということが期待できるほかに、こま切れの工事をやっておりますと、学校が常に工事の現場になるわけでございまして、児童生徒の教育上も好ましくない
そこでさしあたり来年度におきましては、いままでの増加の傾向を考えまして新設の幼稚園七百五十園、それから増加学級の千五百学級というふうなものを増設したいということで、予算要求しているわけでございます。しかしいままでの経験から申しますと、たとえば新設幼稚園につきましては約倍のものをつくっていかなくちゃならぬというふうな事情でございます。
○岩田説明員 先ほど申し上げました六百人という数字は、これは学級編制の基準を十人から八人に下げる、それから重複障害の学級については五人に下げるということに基づくところの増加学級を基礎としましたところの増加人員であります。
詳細な統計もこれに出ておりますが、それらの数字の最近三、四年の傾向を見てみましても、非常に教えられる点があるのでありますが、とにかく現在の授業について考えてみましても、この中で少くとも三〇%あるいは四〇%に近いいわゆる不正常学級があるということ、この点を見ましても、これを適正なものにすればそこに増加学級が算出せられるのであります。
そこに書いておりまするように、小中学校それぞれ増加学級数に対応いたしまして、教員一名増という計算をいたしまして、難し引き純増分だけを財政計画上増加額として認めてあるわけであります。
むしろ予算の積算基準を示しまして、これに準拠されるように努めておったのですが、予算も御承知の通り、現員現給の実績の上に増加学級というものを見込んでおりますので、各県の実績を一応尊重するという建前をとっておるわけでございますが、将来、こういうふうに学級の規模が非常に多くなって教員の負担が過重になるならば、教育上適正な効果を期待できないというふうにも考えますので、何らか標準定数のようなものを考えて、できるだけ
そうして学級増を推定して、そうしてこの増加学級に対する教員の比率は先ほどお話の通り小、中学校とも一名、こういうことにいたしました。中学校は特に来年度から生徒の増加率がむしろ減って参ります。そういうこともございますし、それからこれはやはり財政一般の現状から見まして、できるだけ財成縮減に協力するという態度はこれはとらなければならんと存じます。
前年度の計画定員に増加学級の増加教員分だけを加えたという方式をとらない、今年からは。というのは今までよりも予算的に相当制約を受けて縮減されていることになるのです。これは認められないわけにはいかないだろうと思う。これはどうです。
増加学級に一人という人数じゃ少いじゃないかという御意見でございますが、従来の国庫負担金は、実額負担でございますので、実際に置いております教職員の数と、その実給与額に応じて半額を国庫が負担して参った。従いまして、おっしゃいましたような、先生が休んだ場合等につきましては、すでに現在の教員配置でよろしい、むしろ所によっては多い所があるわけであります。
算定方法のところに、「政令」「その他」とあって、「その他」の場合に、増加学級に先生一人掛けるわけですが、これではどうなるのですか。先生が病気したり、いろいろな場合、これでも支障はないという見解ですか。
ただいま申しましたように、国庫負担金としましては児童教の増加に対しましてそれだけ増員をするように考えまして、先ほどお答えしましたように、増加学級一人当りの教員を確保しようというのが三十一年度の国の予算であります。
○政府委員(緒方信一君) 今のお話でございますが、私どもとしまして、結局三十一年度の予算案として計上しました基礎は、先ほど申しましたように、増加学級当り一名、で、これは現在の地方財政の実情、あるいは増加学級に対しまする配当の人員といたしましてはこれでまかないがっくであろう、かように考えまして一名という基準をとったわけでございます。全国平均の。
○政府委員(緒方信一君) これは予算要求の過程におきましては、いろいろ折衝もございましたけれども、ただいま私が申し上げましたように、増加学級当り一名を確保するということで予算を組みまして今御審議を願っておる次第であります。
これは現地の地方財政の状況からみましても、また従来の実績から申しましても、増加学級に対しまして一名の確保ということをいたしますことが適当ではないか。これ以上切り下げてはいげませんけれども、増加学級に対しまして一名ということでまかないがつくのではないかというように考えまして、そういう算定をいたしたわけでございます。
○緒方政府委員 その増加数の小学校で五千九百七十二、中学校で千四百四十六でございますが、この増加学級数に対しまして一名を確保した、こういう意味でございます。
○緒方政府委員 ただいまの一名を確保しようというのは増加学級に対しての場合でございまして、政令県ではございません。一般府県に対しましては御承知のように実績負担主義でございますから、三十年の実績の上に増加学級当り一名ずつを加えたものを三十一年度の予算人員として予算を組む、こういう意味でございます。
しかしながら、私先ほど申しましたのは、法律の建前といたしましては、実績負担でございますから、事実そうなった場合には当然国庫が負担するわけでございますけれども、しかし一応の見積りとしましては、増加学級一人でいいんじゃないか、かような見通しを立てておるわけでございます。
○政府委員(緒方信一君) これはちょっと直ちにそうは申し上げかねると思うのでありますが、今申しましたように、政令県の方は、総学級数に対しまして十二分の十三、九分の十三をかけて出す、一般県につきましては、学級増加を見込みまして、増加学級だけについて一学級一人ということを加えて出しておる、それを従来の三十年度の実績の上に追加されたわけであります。算定方式が違うわけであります。
で、単級数の増を推計いたしますにつきましても、昨年度の一学級当りの実績で増加の児童生徒を割って、それで増加学級数を推計し、それから一学級当りの教師の数の率も昨年の実績を見まして、小学校におきましては十二分の十三人、中学校におきましては九分の十三人、これを出しまして、そうしてそれをかけましたものを増に見たわけであります。