2020-04-14 第201回国会 参議院 農林水産委員会 第10号
そして、生き物の場合は、例えば、私のところでもそうですけれども、同じ血統の母に同じ種牛を、種を付けた、例えば安平を付けた、同じ安平を付けても、全く同じBSE交配率のサシの入り方の牛はできませんし、増体率もばらばらですし、下手をするとお尻の高さが全然違うということもあります。
そして、生き物の場合は、例えば、私のところでもそうですけれども、同じ血統の母に同じ種牛を、種を付けた、例えば安平を付けた、同じ安平を付けても、全く同じBSE交配率のサシの入り方の牛はできませんし、増体率もばらばらですし、下手をするとお尻の高さが全然違うということもあります。
彼らが成牛になって、精液をとれるようになって、試験種つけをして、種つけした牛が大きくなって、それを割って、どれぐらいの脂肪が入っているのか、どれぐらいの増体率があるのか、そういったものを調べるまでには七年かかるんですよ。最低でも七年。 ですから、知事が家伝法を読んだって、どう考えても読めません、四十九頭を守れというのは。わかりますけれども、知事の必死の思いはわかってください。
同時に、秋田県の畜産試験場でも登熟稲のサイレージによって肉牛の比較実験をやった結果、家畜の生理、生態にかなうもので、増体率も肉質も断然よいデータが出ておるわけです。
それから、登熟稲のサイレージというものは非常に肥育和牛や養豚の場合なんか、肉質の場合であっても増体率の場合でもいい結果が出ているわけです。ですから、えさ米の利用の姿にこんな利点があるということをやっぱり知らせる必要があると思うんです。そういうことをまずやる必要があるというふうに思います。
そういうようなことで輸入してきて、濃厚飼料やなんかを与えるとすごい増体率を示す、こういうようなこともありまして韓国牛に対する需要が強いのですが、大臣御承知のとおり、動物検疫でなかなかこれがうまく事が運ばないという事情があるわけであります。