1997-02-27 第140回国会 衆議院 予算委員会 第20号
今、今回の改革が負担増だけではないというふうに大臣おっしゃったけれども、例えば、この場に来られた塩野谷公述人は、現在提出されている政府案は、おっしゃるように、改革を余り含まないで負担増を求めている、そういう提案だと思いますと、医療保険審議会の会長自身がそういうふうにおっしゃっているわけですね。そのことを指摘しておきたいと思います。
今、今回の改革が負担増だけではないというふうに大臣おっしゃったけれども、例えば、この場に来られた塩野谷公述人は、現在提出されている政府案は、おっしゃるように、改革を余り含まないで負担増を求めている、そういう提案だと思いますと、医療保険審議会の会長自身がそういうふうにおっしゃっているわけですね。そのことを指摘しておきたいと思います。
○塩野谷公述人 先ほど私が公述の中で申しましたように、現在出されている政府案は、おっしゃるように、改革を余り含まないで負担増を求めている、そういう提案だと思います。私は、そうだからといって、負担増を否定して済むというものではなく、改革と負担増とは不可分であり、一方をやったからといって他方がなくなるものではない、そういう規模の問題であるというふうに考えております。
御意見を承る順序といたしましては、まず塩野谷公述人、次に芦田公述人、続いて宮脇公述人の順序で、お一人二十分程度ずつ御意見をお述べいただきたいと存じます。その後、委員からの質疑にお答え願いたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。 それでは、塩野谷公述人にお願いをいたします。
○塩野谷公述人 私は、政府の委員ではございませんで、改正案をサポートしたわけではございません。我々がサポートするのは、つまり医療保険審議会の多数のメンバーがサポートするのは、老人医療費の一割定率化でございます。