2017-04-25 第193回国会 参議院 環境委員会 第11号
むしろ、有機塩素系溶剤という、こういう洗浄したりするときの物質、これは非常に発がん性があるということがございますので、こういう工場で洗浄剤に使ったような、VOCというんですかね、有機塩素系のもの、こういうものについては日本よりもかなり厳しい。それから、油についても日本は割合に緩いねというような素朴な疑問を持っている方が多いように思います。
むしろ、有機塩素系溶剤という、こういう洗浄したりするときの物質、これは非常に発がん性があるということがございますので、こういう工場で洗浄剤に使ったような、VOCというんですかね、有機塩素系のもの、こういうものについては日本よりもかなり厳しい。それから、油についても日本は割合に緩いねというような素朴な疑問を持っている方が多いように思います。
特にアメリカ、ドイツなんかは塩素系溶剤が主流であったわけですけれども、これは結局、土壌汚染につながって、環境被害やら健康被害が大きくて、かつ、弗素系に関してはオゾン層の破壊につながるという極めて大きなリスクが発生をしている。
こうした行政措置によりましてドライクリーニング業における有機塩素系溶剤の使用と管理が非常に徹底をされました。また、地下水汚染性の少ない他の溶剤への転換も進んでまいりました。その結果として、地下水汚染は着実に改善が図られております。
塩素系溶剤は毒性があって人間に対する影響が出てくる、あるいは有機溶剤も同じように健康面と、それから引火対策が非常に重要だということで、政府の方から環境の問題とか健康の問題でフロンにかえてくれということで業界に指導があって切りかえてきた。生産設備もみんな切りかえてきた。そうしたらこの問題が出てきて、補充ができないというんです。もちろん生産工程も変えると、こういうことになってしまった。
○田渕勲二君 もう時間が来ましたから最後に一問お伺いしますが、塩素系溶剤、洗浄剤の代替品ですね、この研究と可能性について最後に一言お伺いをして質問を終わりたいと思います。――わかりますか。塩素系溶剤の代替技術というものが現在どの辺までいっているのか。
柿田川自然保護の会のメンバーが湧水の分析を検査センターに依頼したところ、微量ですがトリクロロエチレンやパークロロエチレン等の有機塩素系溶剤が検出されました。この柿田川を守ろうとナショナルトラスト運動を進めている人々の手により、川の流域二カ所、合わせて約千四百平方メートルの民有地が買い上げられることになりました。こうした美しい大自然は国家によって保全されなければならないと思います。
ところが、昨年九月の千葉県君津市での地下水汚染問題をきっかけに、千葉県内だけでも十三の市町で有機塩素系溶剤による汚染が確認をされ、ここで初めて環境庁が中央審議会に地下水問題で諮問をし本年二月十五日付の答申が出された、そして今回の改正案として出てきたのではないかというふうに私なりに実はまとめてみたわけです。そういう点から見て、若干やはり遅きに失したんではないかというふうに実は評価をしたわけです。
それから、大気中にもトリクロロエタンなど各種の塩素系溶剤が検出されているところでございまして、環境庁といたしましては、必要な調査等を行って観測を行っておる状況にございます。
○岩佐委員 次に、トリクロロエチレンなどの有機塩素系溶剤による地下水汚染の問題について伺いたいと思います。 先ほどから議論のあるところでございますが、昨年の三月、千葉県の君津市で井戸水の汚染が検出されました。最近になってそれが市民に知らされ、大問題になっているところです。私の住んでいる近隣の府中市や八王子市でも以前地下水が汚染され、水道への取水が停止されるというようなことがございました。
最初に、有機塩素系溶剤の汚染防止対策についてでありますが、四月二日の質問で、私が通産省に積極的な対策と体制をとるように求めましたところ、平河局長は、「有害物質等の使用状況について調査検討する」と答えられました。今日までどういう対応をなすったんですか。
○竹内(勝)委員 同じく塩素系溶剤というのですか、塩素溶剤というもの、こういうものがあるやに伺っておりますが、これにはどんなものがございますか。
発がん性の疑いのある有機塩素系溶剤、トリクロロエチレンによる地下水汚染が問題となっておりますが、このほど大阪大学の工学部の山田助手が、兵庫県、滋賀県及び東京都の地下水調査の結果分析から、クリーン産業と言われる半導体製造工場が最大の汚染源であると断定した、こう書いてあるわけでございますが、この地下水汚染防止対策について通産省は通産行政と環境行政とをどう調和させていく構想をお持ちなのか、この点について御説明
有機塩素系溶剤は、人の神経を冒し、長期間摂取すれば肝臓障害を起こすと言われ、アメリカでは発がん性が指摘されています。 政府に伺いますが、半導体工場の集中しているアメリカ・カリフォルニア州のシリコンバレーで、一九八二年に起こった有機溶剤漏れによる事故を御存じでしょうか。
○市川正一君 環境庁にお伺いしますが、環境庁は八二年から地下水の汚染実態調査をやっていらっしゃると伺っておりますが、その結果について伺いたいのでありますが、かなり有機塩素系溶剤による汚染が広がっているというふうに伺っておりますが、いかがでしょう。
これらに対して県は、公害未然防止対策として、五十七年二月に公害防止条例を改正して、深夜営業等の騒音規制地域の指定、汚濁負荷量の大きい一部旅館業に対する排水基準の上乗せ規制を実施し、また諏訪湖については、湖沼法に基づく指定湖沼の検討のほか、スパイクタイヤの適時使用の啓発、道路粉じん対策調査の実施、有機塩素系溶剤の使用工場の指導及び松本・諏訪地域公害防止計画の事業促進等に努めております。
一概に断定することはできないかもしれませんが、五十六年の水道局の調査で、中野島という二十三カ所全部が汚染されているという地域の機械器具製造業、塗装業、クリーニング店の二十三事業所のうち、トリクロロエチレンなど有機塩素系溶剤を使っているのは四事業所、うちクリーニング店が三店ということがわかっています。これが汚染の原因というふうにとらえることは軽率でしょうか。
そのほか塩素系溶剤といたしまして三十二万九千トン、無機薬品といたしまして二十六万八千トン、紙パルプ用に二十三万六千トン、その他こまかな用途がさらにございますが、統計上はその他としてくくられておりますさらし粉とか可塑剤とか、クロロピレンゴム用とか、アルキルベンゼン用とか、そういったいろいろなこまかな用途を統合いたしましたもので五十三万二千トンございます。
○説明員(小幡八郎君) 塩素有機化合物に使われますのは、まず塩化ビニール、ビニリデン用の八十七万九千トン、それから塩素系溶剤三十二万九千トン、そのほか農薬といたしまして二万一千トン、染料中間物といたしまして九万九千トン、クロロメタンとして六万七千トンそれからプロピレンオキサイド、TDI、これはそのもの自体には塩素は含まれておりませんけれども、POあるいはTDIというものをつくります過程に塩素を使うものといたしまして
それら以外に、塩素系溶剤とかあるいは農薬とかいうものは、それらを扱う方々には、これはそれに接触する度合いが強かろうと思いますけれども、一般の方々には直接それらに触れるというケースは少ないのではないかと思われます。