1965-09-30 第49回国会 衆議院 決算委員会 第6号
同じ年で片方は売り払いをし、片方は日本塩回送会社と交換をした。それは、いまのあなたの御答弁と食い違った事実がここに発生しているじゃありませんか。それはどうなんでしょう。
同じ年で片方は売り払いをし、片方は日本塩回送会社と交換をした。それは、いまのあなたの御答弁と食い違った事実がここに発生しているじゃありませんか。それはどうなんでしょう。
その人たちが、塩の回送関係を専売局に取り上げられるということになるわけでございますが、必ずしも取り上げようということではなくて、小さな各地の塩回送会社を使えばいいわけですけれども、専売局として一手にやる場合においては、回送会社が小さ過ぎる、各地に数が多過ぎる。ばらばらで統一的に塩の回送をすることが非常にむずかしいというようなことで、これらの昔からの回送業者が一本に合併して一つの会社をつくった。
それから専売公社における塩の回送につきましては、日本塩回送株式会社に回送させておりますが、回送の際の操作の具体的の問題で六百三十六号に記述してありますが、そういつたような操作が不手際であつたり、又はしけで輸送いたしましたのを機帆船の賃率を適用したものがあつたり、又塩回送会社に物価庁の認可を得たプール運賃で支払つておられますが、現実に塩回送会社が下請会社を安く使つて回送した結果、塩回送会社に相当ここに
○政府委員(久米武文君) 大体三社は、三つの会社と申しますものは、従来の塩回送会社も含めまして三社でございますが、この複数制によりまして、回送費の運用の適正を期するという意味と、それから塩回送の仕事が円滑に、極く最小の経費で通常されることを確保するというふうな面から適格者を十分愼重に検討するというふうな配慮をすべて専売公社で目下やつております。
塩の運送について、送能力を相対的に僅少しか持つていない運送ブローカー的性格の日本塩回送会社という一回送業者に一手に委託していることは、その会社の重役の若干名が專売局退職者によつて占められるという慣習から判断しても、なれ合いの情実関係があることは明白に推論されるところであります。
塩輸送の問題については、公社は運送ブローカー的性格の日本塩回送会社に一手委託を行つているが、これはその会社の重役が、公社退職者によつて相当部分を占められるという慣習より生じた情実関係のためである。不当なプール運賃率がとられ、損益調整が協定され、しかも行わるべき監査を行つていなかつたのは、いずれもこの情実関係から出たものである。
をさせてはいかぬが、もうけさせる必要もないというので、調整するぞということが輸送請負契約の覚書できまつておりまして、専売公社の方でも調べてみると、非常にたまりそうだというので、二十四年の九月になつて、二十四年八月分からは一割下げる、それから九月または十二月になつてまた小運搬賃を一割、二割下げるというふうに改訂いたしました賃率を、二十四年八月にさかのぼつて適用するといつたような事態で、この間非常に塩回送会社
○冠木説明員 ただいまお話のございました、塩回送会社からの返納金の問題でございますが、この問題につきましては、昭和二十四年におきまして、塩回送会社に過当の利益金が発生しているということを発見いたしまして総額十四億七千九百万円返納させております。その年月日でございますが、これは数回にわかれておりまして、二十四年の十二月九日に九億二千万円を回収いたしております。
それにもかかわらず、日本塩回送会社の社長が重役に事を伝えていないとすれば、その塩回送会社の重役連中、あるいは社長というのはきわめて不遇なやからです。これはどう考えてみても……。
塩の回送につきまして日本塩回送会社というものに一手にこの回送を委託している。しかもこの塩回送会社というものは運送ブローカーである。自分では輸送能力を持つていない会社である。それが下請さしている。そうして仕事をしているというふうなところに問題の本質があつたと思う。しかも塩回送会社には大蔵省の古手の役人が乗つかつて重役になつて仕事をしている。そのいう問題が本質だと思う。
○篠田委員長 塩回送会社は大部分塩の輸送を自分でしないで下請をさせておる。その下請がまた下請をさせて、しかも一千万円という利益を塩回送会社の下請が上げておる。
塩回送会社は塩の輸送であります。それから第一商事は塩の粉砕と塩の包裝でございます。これは二十三年の塩の非常な危険のときに、專売局におかれまして、食料塩に岩塩をそのまま使わせるのは無理であるから、塩をこまかく碎いて食料塩に代用さすという案に対して、関係の会社それぞれ寄りまして、お前はどこそこに、お前はどこそこということを割当てられました。
○沼野証人 あそこの公社の大きな株主はまだほかにもいろいろあるのでありまして、塩回送会社だけではないのであります。塩回送会社としては、代表に今の社長の相当の株があると思うのでございます。
○佐々木(秀)委員長代理 証人は本委員会事務局の基礎調査に際して、専売公社が日本塩回送会社から過当利益金を回収した事実はないと言われたそうですが、一方においては回送会社に対しての報告をしたということになれば、この委員会の事務局にどういうわけでそういうことを言われたのですか。
○佐々木(秀)委員長代理 証人は、専売公社が日本塩回送会社から約十五億円の過当利益金を回収した事実について調査したか、またこれについて当時担当課長としてどういう見解をとり、またどう処置したかを証言願います。
○佐々木(秀)委員長代理 そうすると、この専売公社と塩回送会社の間に、全額は返すが、そのうちの一億七千万円は十二月までに返すという約束ができておる……。
こういう人員が三十六名、これでもうけたとかすつたとかこねたとかいつて、一会社がみな何百万、何千万、はなはだしきに至つては、塩回送会社は十一億円のへそくりをこしらえておつたというわけです。これを合計すれば三十億くらいの金になる。こういう厖大なる予算を組んで、予算の流用をかつてほうだいにして、しかも最後のどたんばまで来て、われわれ国会議員を、刑事か検事に対するような不親切な答弁であります。
日本塩回送会社も、その当時大阪とか、舞鶴とか、下関とか、そういうところでやれということで、粉砕機械を設備しましてやつておりました。すると集排中の会社が新規事業をやることはぐあいが悪いというような話が出まして、それで専売局の方にもお話をするし、持株整理委員会の方にもお話をしまして、第一商事という会社を立てたのです。それで日本塩回送会社の機械を帳簿価格によつて引継いでおきました。
○篠田委員長 塩回送会社の社歴、機構の概要について述べてください。
○篠田委員長 幾らの運賃でやるということは、專売公社が塩回送会社と話合うのではないか。それならほかの会社とも話合うことができるのではないか。こんな狭い日本で、塩回送会社の知識を借りなければ、持つて行く塩の径路がわからないというのか。
○田渕委員 塩回送会社のことを伺つたのではございません。專売公社のだれだれと御相談なさつたかと聞いたのでございまして、もし塩回送会社が来たとすれば、どういう人たちが来られたか、ちよつと伺いたい。
○篠田委員長 今あなたは、塩回送は非常に複雑な業務であるから、專売公社が手足のごとく動かすために、塩回送会社に塩の回送をやらしておると言つておるが、塩回送会社は何パーセントの実務に携わつておるか。