1954-10-08 第19回国会 衆議院 電気通信委員会 第27号
○塩原委員 それでは第一班の視察報告を申し上げます。 第一班の参りました地方は北海道及び東北でありまして、仙台、札幌両地における郵政省の地方電波監理局、日本電信電話公社の電気通信局、NHKの中央放送局のほか、公社の函館電気通信部、室蘭電報局及び電話局、NHKの室蘭、函館両放送局、民間放送としては北海道放送株式会社及び同函館放送局、東北放送株式会社の総計十四箇所を視察いたしたのであります。
○塩原委員 それでは第一班の視察報告を申し上げます。 第一班の参りました地方は北海道及び東北でありまして、仙台、札幌両地における郵政省の地方電波監理局、日本電信電話公社の電気通信局、NHKの中央放送局のほか、公社の函館電気通信部、室蘭電報局及び電話局、NHKの室蘭、函館両放送局、民間放送としては北海道放送株式会社及び同函館放送局、東北放送株式会社の総計十四箇所を視察いたしたのであります。
○塩原委員 今の質問に関連しておるのですが、とにかくどうやるにしても、こつちの申入れに対する内閣委員の方のあいさつをさせる必要があると思うのです。このままにしておいてはいかぬと思う。その点よろしくお願いいたします。
○塩原委員 長谷局長に質問したいのですが、浜松の放送局を設置するという問題について、いろいろ複雑な事情があつたことは御承知だと思いますが、このごろ、私はちようど出席しておらなかつたのですが、齋藤委員の質問に答えて、大臣が、一県一局主義できわめて近いうちに解決するというようなことを御答弁になつたということを記録で見たのですが、きわめて近くというのはいつごろのことになりますか。
○塩原委員 大体御答弁で要領を得ましたが、この次の審議会に出せるか出せないかよくわからないということですが、どうしてわからないのでしようか。かりに三日、四日の後、あるいは一週間後にあつたとしても、私は事務的にも問に合うはずだと思うのでありますけれども……。
○塩原委員 ともかくほかの問題の場合もそうだろうと思うのですけれども、この問題についても荏苒と日を過しておつたということがトラブルのもとになつていますから、そこをよくお考えになつておやりくださることを希望します。
○長谷政府委員 その点は来年度の予算について、国会の御承認を得るということになつておりますので、ただいま塩原委員から御指摘になりましたような方途がはたしてできるかどうかも、大分疑問があるように思いますが、なおその辺も含めまして検討してみたいと思います。
○塩原委員 それは一月くらいどつからか金を借りて使つておつて、それからあとでそれを埋めたらいい。NHKでは借りられるでしよう。それよりほかに方法がないだろうと思う。
○塩原委員 さつき齋藤委員から質問した、一体幾らあればこの目的を達せられるかという問題に対して、大分まわりくどい説明をしておられたのですが、個人的な意見でもいいから、わかつていたらはつきり言つたらいかがですか。われわれは政党人だからきわめてシンプルなもので、それでできるならやろうかということで、簡単にきめることになりますから、まわりくどいことを言つてもそれはわからないのです。
塩原委員から言われるように、放送局当局の方はものの考え方が少し臆病じやないかと思うのです。齋藤委員の方から言われたように、子供が民間放送の番組を聞いてしまう。従来公共企業体としてせつかく政府の保護があるにもかかわらず、番組の内容は必ずしも十分でないために、そういう方面に走りがちである。
しかしそのほかにもいろいろ考えなければならぬ点もございますので、総合的に考えまして、ただいま塩原委員からお話もありましたように、私どもといたしましてもなるべく早くこれを決定したい、こういうように考えております。
○齋藤委員 ただいま塩原委員から最も適切な御質問がございまして、私の先ほどから電電公社に対する質問も、静岡放送に対する質問も、まつたく塩原委員のおつしやる通りの意味でございます。従いましてどうかひとつ電電公社におかれましても、電波監理局長におかれましても、本日の塩原委員の御質問の趣旨を実現せられるように、特段の御配意をお願いいたしたいと思います。
○塩原委員 それから国際電信電話株式会社の株を相当に割当られてこれを引受られたということでありますが、どれだけの分を引受られたか、現在どうなつておるか、その数字をちよつと伺いたい。
○塩原委員 戦時中さようなところへ投資をしておる。あるいは貸付けておいて、まだ回収になつておらないのはまだ相当残つておりますか。
○塩原委員 初めに甲斐君の御質問にちよつと出たと思つたのですが、あまりお聞きにならなかつたのですが、通信機器のメーカのことです。もう一ぺん郵政省にとりもどすお考えはありませんか。私の申すのは、前にたしかあつた。その後通産省にとられてしまつた。
塩原委員は御関係がお深くいらつしやるわけでございますが。事務当局は、もともとわれわれの方にそういう監督権があつたことはないというように申しておりますが。その点はいかがでございましようか。
○塩原委員 法律的にはどうなつていたか知りませんが、かなり踏み込んでわれわれの方の技術家は指導しておつたと思います。私はそのときは当時の逓信省におりませんでしたけれども、なかなか省内で騒いでおつたということを、私は記憶しておるのです。