2007-04-24 第166回国会 衆議院 決算行政監視委員会第一分科会 第2号
例えば、私の地元にある塘路湖エコミュージアムセンターと温根内ビジターセンターもラムサール条約湿地にも指定されている釧路湿原国立公園内にあり、現在、釧路市、釧路町、標茶町、鶴居村の四市町村による協議会で管理運営を行っておりますが、余りにも人件費の負担が重く、近い将来適切な運営が継続できるかどうか、今大変厳しい現状にあると地元から聞いているわけであります。
例えば、私の地元にある塘路湖エコミュージアムセンターと温根内ビジターセンターもラムサール条約湿地にも指定されている釧路湿原国立公園内にあり、現在、釧路市、釧路町、標茶町、鶴居村の四市町村による協議会で管理運営を行っておりますが、余りにも人件費の負担が重く、近い将来適切な運営が継続できるかどうか、今大変厳しい現状にあると地元から聞いているわけであります。
エコ・ミュージアム事業については、釧路湿原国立公園の塘路湖地区、阿寒国立公園の川湯地区に計画しており、塘路湖畔視察の際、予定地を見ることができました。また、阿寒国立公園の屈斜路湖畔和琴の園地及び野営地の整備・管理状況を視察いたしました。なお、同公園の針葉樹が、エゾシカのほかにヤツバキクイムシの被害を受け、有効な対策が見つからず、苦慮しているとのことであります。
釧路湿原国立公園は、二万一千ヘクタールの我が国最大の湿原に釧路川を初めとする大小の河川が蛇行し、塘路湖、シラルトロ湖など多くの湖沼が散在しています。この広大な自然景観を有し、貴重な野生生物が生息する湿原は、ラムサール条約の登録湿地として昭和五十五年に指定を受け、国際的にも高く評価されています。