1964-05-11 第46回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第19号
金属鉱山においてはこのほかに、塊状鉱床等の採掘あとや無充てん採掘あとなどには大崩落または大落盤の危険が存在しておりますし、先ほど申し上げましたダム決潰や坑内出水など、また坑内火災の発生や有害ガスの突出による災害の発生は、全く炭鉱の災害と同じく重大な結果を招くものと考えるわけであります。その危険は現在常に存在していると言って決して過言ではありません。
金属鉱山においてはこのほかに、塊状鉱床等の採掘あとや無充てん採掘あとなどには大崩落または大落盤の危険が存在しておりますし、先ほど申し上げましたダム決潰や坑内出水など、また坑内火災の発生や有害ガスの突出による災害の発生は、全く炭鉱の災害と同じく重大な結果を招くものと考えるわけであります。その危険は現在常に存在していると言って決して過言ではありません。
たとえば花岡鉱床の場合でも、当初は塊状鉱床である、こういうようにいわれてきた期間が非常に長かったわけであります。最近におきましては、花岡鉱床の場合は、これはやはり層状である、こういう事実が示されておると思うわけです。
いまの御質問のとおりでございまして、初め黒鉱鉱床は塊状鉱床だと学説は思っておったのでございますが、その後、学問というものは日とともに年とともに進歩をいたしまして、最近ではいまの御質問のとおり層状の鉱床であるということに決定しつつあります。