1950-07-19 第8回国会 衆議院 農林委員会 第3号
たとえて言いますならば報獎物資の滞貨処理の——これは前の農林大臣時代から問題になつております八億円からのものがあります。
たとえて言いますならば報獎物資の滞貨処理の——これは前の農林大臣時代から問題になつております八億円からのものがあります。
ばれいしよ、麦の報獎物資に対しましては、すでに緊迫しておりますので、過去における三〇%の登録ということは、非常に不合理であります。これは根本的にやり直さなければならぬと思いまするが、今これは間に合わないのであります。
農相は、農村の生活及び生産必需物資の適正配給をもつてその一部をカバーせんとの御意思のように承つたのでありますが、今日農村においては、報獎物資等については、ほとんど信用もなく、その要求もないのでありまして、農村の眞に要求しているものは、必要でもない高價な報獎物資ではなく、適正な農産物の價格をもつて農業者の貨幣の收入を増加されんことを望んでおるのであります。
第三の御質問でありますが、農家の必需物資について、従來報獎物資等につきまして適正な配給が行われないのみか、あまり必要でない物が配られておることはいけないのではないか、むしろ、こういうものはやめたらどうかという御意見でありますが、まことにその御意見に対しましては、私も同感であります。
君紹介)(第九七七号) 一〇七 生鮮食料品の統制民主化に関する請願( 田中松月君紹介)(第九八四号) 一〇八 早期米獎励金制度改善に関する請願(田 中松月君紹介)(第九九九号) 一〇九 昭和二十三年産麦類生産供出割当に関す る請願(田中松月君紹介)(第一〇〇一 号) 一一〇 物價改訂に伴い米價引上に関する請願( 田中松月君紹介)(第一〇〇三号) 一一一 供出用報獎物資配給
しかもその割当が不公平である場合には、さらにまた組合せ等に不平がある場合には、それに対してその訴願の途を開いて、これを是正するの途を講じ、さらにまた病虫害その他の理由によつて減産を來した場合には、供出数量の変更も請求できる、かようにいたしているのでありまして、ただいま報獎物資等についてもいろいろ御意見があつたようでありますが、報獎物資はまた別の方法で私は考えておりますので、たとえば本年度のごときは銘仙
これはよけいな話かもしれませんが、この間もここで問題になつた報獎物資なども、約束しましたものがほとんど問題にならないような報獎物資が出てくる。あるいは農機具等が渡りました場合にも、はなはだひんしゆくすべき農機具等が渡る。肥料なども始終がたびししてこない。それらの事情はよくわかる。
待遇改善の方途は、具体的な処置として種々ありますが、たとえば一つ、俸給、給與の引上げはもちろんのこと、生活物資の現品配給、生産勤労者には衣料品だの塩だの酒だのの報獎物資の特配があります。教員や官公廳の勤労者には供出すべき米麦がなく、物品もありません。ただまじめな正直な勤労をもつて奉仕するほかはないのであります。
○磯崎委員 実は今日の縣民大会で問題になりましたのは、農民の声といたしまして、先日紙上でやはり伺つたのでございますが、特に砂糖のようなものを農家の報獎物資に充当する御用意があるように伺つている。はたしてしかりとすれど、これは大いに農民として異論がある。
或いは報獎物資、或いは鉱山の特別配給用として確保されるだけでありまして、而も政府が直接監督し得るところの醸造高は、いわゆる闇の醸造に比較して、殊に酒については問題にならん状態にあるのであります。
今回の所得税の問題その他のことによりまして、おそらくこの四月、五月には肥料の決済資金もなし、また報獎物資の引取資金もないと思うであります。そういうことで荏苒と日を送つておりますと、今年政府は食糧の一割増産ということを掲げておられますが、はたしてそれができるかどうか、これはまことに怪しいのでありまして、おそらく私はできないのではないかと思うのであります。
それはいよいよ迫り來つた農村経済窮乏の前駆として、今年の税金の重荷と高價な報獎物資の支拂いのために、協同組合の資金は一瞬にして枯渇をし、春の肥料資金に行き詰まり、この現象は非常な深刻なものが現われてまいつたのであります。これに対する政府の金融対策をいかにせられるか。 元來、農村資金には預金資金その他が出ておりましたが、現在は一文も出ません。
綿、人造繊維その他の線維製品は、輸出品の大半を占める、又一方におきましては、仰せの通り民生の安定、報獎物資としても極めて重要なものであるのでございまして、昭和二十三年度におきましては、特にその増産を図るため各般の努力を拂おうといたしておる次第であります。
更に今日現在の國民経済の許す最大限の報獎物資もこの超過供出に放出をいたするつもりでございまして、ただ口先だけでなくして、現実に農民諸君が積極的にこれに協力を頂くような施策を考えておる次第であります。
ただできる限り多くの米を正規の配給ルートに乘せて、國民諸君に公正に配給するというために、一〇〇%供出後の米につきましては、價格及び報獎物資などの点について特別の措置を講じて、任意供出の形で供出して頂く方針でありまして、その具体的な点につきまして今各方面と折衝中でありますが、近く発表する段取になると思います。 第二の点は、生鮮食料品の問題についてでありました。
次に第三には報獎物資の件についての御質問でございましたが、報獎物資に関しまして、いろいろお説の通りのお話を私も就任以来たびたび耳にいたしまして、甚だ残念に思つております。報獎物資としては、私の方針としましては、特に農業作業衣、肥料、農機具、そういう農業生産に最も必要なものを農民諸君にお渡しするということを根本方針として立てなければならんと考えております。
○國務大臣(水谷長三郎君) 只今の私に関するやつは、報獎物資の品質の点に対してのお叱りであろうと思うのでありますが、多くの中には親の心子知らずというものがございますので、今後は一層注意するつもりであります。(拍手)(笑声)
絲のリンクと申しますのも、これから先というのではなくて、ここまで出したのは、いわば報獎物資的に將來の生産資材として絲をやる、肥料をやるというようなことで、今ただちにとりかかるつもりでありますので、必ずしも將來の見透しということばかりではないのであります。
見込につき質疑ありたるに対し、政府委員より、貿易再開後の契約高は、比較的小額でありまして、十月末までの実績は約四百七万ドルでありますが、今後は輸出向商品原料を優先的に輸入するともりであるとの答弁があり、又一委員より、石炭電力等燃料問題と関連して、石油の供給量につき質疑ありたるに対し、政府委員より、月に國内生産二万トン、輸入八万トン、合計十万トンの見込であるとの答弁があり、又一委員より、主要食糧供出報獎物資
四、供出督勵竝報獎物資の配給確保に要する所要經費については其の使途を明らかにし、苟しくも疑義を持たしめざるの措置を講づること。 五、空俵の處置については蠶に提出せる農林委員會要請の趣旨に即し還元又は適正價格に買い上ぐること。 六、供出代金支拂いについては生産者に對し即時拂いとすること。 七、供出に對しましては加工供出を認め尚米糠、フスマ、麥糠等を家畜飼料として還元すること。
○井上政府委員 麥、馬鈴薯のリンク物資及び報獎物資の農家への配給につきましては、大體割り當てました數量のうち、現地に到着しましたものは、全體を通じまして約五割、それから農家に配給完了しました分は約三割、あと七割はまだ農家に渡つておりません。そのうちで酒、タバコ、鹽、これはほとんど農家に配給濟であります。
その内容の一つを申し上げますると、都道府縣に對し供出督勵のために要する經費竝びに報獎物資の配給確保のため機構整備に要する經費を助成すること、こういう一項目を閣議の決定において了承したのであります。
○大島(義)委員 米價の問題はただいま農林大臣から詳細に承つたのですが、農林大臣も言われる通り、今後の農家の報獎物資等に關しては、重大なる關心をもつておりますので、後日適當な機會に商工大臣竝びに安本長官、農林大臣にもお立會いを願つて、三大臣おそろいの上で、本委員會においても今後の行く手をはつきりしたいと思いますから、さようお取計いを願いたいと思います。
言いかえれば、農民をばかにして、配給するといいながら配給しなかつたり、報獎物資をくれると発表しながらこれをくれなかつたりして地方農村では、政府官吏というものは農民をだますものであり、常に百姓に損をさせるものであると考えるようになつたのであります。この不信用を解決せないと、いかなる政策も実効をあげることはできません。
特に最近、あるいは約束しても実行せられざるところの報獎物資、あるいはまた小包米等の愚弄をもつて農民に対することは、明らかに農村の実情を知らざる者の行いなりと私は断ぜざるを得ないのでございます。ここに農民諸君のほんとうの生産意欲を向上せしめんがためには、單に物資に止まらず、その精神的幸福をも私は希わなければならないと思うのでございます。
今の公定價格でもつて供出をするならば、今の報獎物資に対してどれだけ受取れるかというと、わずかに半分だ。いかにみじめであるかがわかる。戰前から工業生産物と農業生産物との差ははなはだしかつた。さらに戰後における大インフレによつて、一層ますますひどくなつた。その結果がかくのごとく現れておるのである。報獎物資と言うのは褒美だ。鼻くそみたいなものだ。