2011-10-26 第179回国会 参議院 災害対策特別委員会 第2号
同町中央部を流れる相野谷川のはんらんに対して、高岡、大里の両地区において九・四メートルの輪中堤を整備するとともに、堤外では条例により地盤面の高さが九・四メートル未満の建築を制限しておりましたが、多くの家屋が水没し、住民が孤立状態になったとのことであります。随所で家屋が二階まで損壊しており、今回の未曽有の洪水による被害の甚大さを目の当たりにしてまいりました。
同町中央部を流れる相野谷川のはんらんに対して、高岡、大里の両地区において九・四メートルの輪中堤を整備するとともに、堤外では条例により地盤面の高さが九・四メートル未満の建築を制限しておりましたが、多くの家屋が水没し、住民が孤立状態になったとのことであります。随所で家屋が二階まで損壊しており、今回の未曽有の洪水による被害の甚大さを目の当たりにしてまいりました。
これを受けまして、伊賀川につきましては、愛知県が水害の原因となりました堤外家屋の移転、それから三清橋から伊賀橋付近まで一・五キロの河川改修をおおむね五年間で実施する方向と聞いておりまして、国土交通省といたしましても、前回の補正予算を初め、引き続き支援をしてまいりたいと思っております。
今先生御指摘の農地でございますが、我々、専門用語で堤外民地と言っておりまして、河川の中にある農地でございますけれども、本来、河川区域として国なり県が持たなきゃいけないものでございますが、歴史的な経緯で荒川は民地が多うございまして、それを農地に使われておるというのが実態でございます。 それからもう一つ、今、本来の堤防の中に、内側に低い堤防がございます。
○土屋政府参考人 今度の洪水をもたらした降雨がどのくらいの降雨かということについては、また今後精査しなければならないと思っているところでございますけれども、今の段階でわかっている状況におきましては、今回の降雨に対しまして、ただいま持っております計画が完成すれば、いわゆる破堤等の状況は生じない……(前原委員「破堤はしていないんです、由良川は」と呼ぶ)破堤防というんですか、輪中堤でございますので、堤外にあふれることはあふれますけれども
○竹村政府参考人 委員御指摘の堤外のアンダーパス、いわゆる川側に道路を入れることによって交差点の渋滞を解消しようという、都市生活者が日々渋滞に悩まされているその実情を少しでも河川空間が救っていこうという気持ちは、私どもも実際生活していますと十分わかる内容でございます。
ですから、堤内から堤外に水は漏れなかったけれども、堤内における水は堤防が一つのあれになって農地を浸しめてしまったというお話。 それから、十勝の場合は非常に凍上の激しい地域なものですから、凍上防止のために道路等の棚工物が二メートル、三メートルと非常に高くなっているんです、砂利がたくさん入って。そうすると、平野なものですから水があふれて、その道路のところへ全部集まってくる。
できたらば、私も、かわいそうですから、それをすくって堤外に出すような努力をすることはいいことだと思うんですが、淡水化をするということに目的があり、そして、もちろん潮のあれによって水害その他を防ぐという二つの目的があり、なおかつ、そういうあれがなければ良好な干拓ないしはその周辺農業が成り立たないということをお考え願えれば、逆に、情緒的に、ムツゴロウがかわいそうだということで海水を入れたり出したりするのではなくて
今おっしゃいましたように、下流部でございますので、高潮堤防の整備、また堤外家屋の移転の促進などを実施しているところでございます。 従来より、漁業関係者を中心といたしまして、生活の問題等がございまして堤外家屋が存在しておるわけでございますが、この移転につきましては、昭和四十五年度から五十九年度までに約五十棟の移転を行ったわけでございます。
特に、いまだなお危険にさらされたままになっている七十件三十五の世帯が、昨年の災害のときもそうですけれども、災害が起こったりするとすぐ異常高潮で浸水するものですから、これらの堤外移転について一刻も早く移転を行うべきであると考えます。この堤外移転について、建設省の方針をお伺いしたいと思います。
現在我々の対応方針としては、まず河川工事を施行するに必要な箇所について、築堤、据削等の河川工事を施行する場合に直接必要な土地はすべて買収しますし、その他堤外民地の中でも、河川工事により新たに河川区域内の民地となる土地については河川管理上必要な土地から買収する、そういうような順番で進めてまいりたいと考えております。
○政府委員(井上章平君) 私どもは堤外民有地についての取扱方針を定めておりますが、考え方としては、河川法におきましてはこの河川区域内に民有地が存在することを否定していない。いないのではありますが、先ほど先生おっしゃいましたように十三万ヘクタールほどあるわけでございますけれども、しかしそれが河川管理上好ましいというふうには考えていないわけでございます。
○政府委員(井上章平君) 過去にそういう事例がなしとしないというふうに申し上げましたのは、例えばその地域からの陳情がございまして、当然、土地所有者も含めて一定の行為に対する同意があったとみなされるような事態におきましては、特段土地所有者個々について同意を得ずに実施したという事例があるということを申し上げたわけでございまして、一般的な取り扱いとしては、これは昭和四十七年の三月でございますが、堤外民地の
建物は堤外といいますか、堤防の外につくって、グラウンドは河川敷に、ゴルフ場に貸しているよりはその方がいいんじゃないかという説も出して、一度に三つの高校が大きなグラウンドを使う、共同利用するというようなことも考える必要があるんじゃないかという提案もしています。
○政府委員(川本正知君) 河川法におきましては、堤外民地の存在を認めておりますけれども、河川管理施設の設置等の河川工事を実施する際には、原則として民地を買収することとしておりますけれども……
○藤本説明員 JICAの重要財産の処分については検討を進めておりまして、確かにおっしゃるとおり、堤外、低い湿地の譲渡につきましては、財政当局と相談しながら慎重に検討したいと思っております。
○田中(和)政府委員 先ほど来申し上げておりますように、委員会で訂正されたものでありますので、当時の委員長の木原博、これは東大の名誉教授をやっておられた方でありますが、にお尋ねいたしましたところ、当該部分、すなわちそのバルブの操作ができなかったことの理由として挙げられております「油温が約八十度Cの熱油であったため、バルブ操作等をしていた操油課員等は、直ちに、防油堤外に避難した」という部分については、
○矢山委員 その話はいつお聞きになったのかということが一つと、それからもう一つは、この事故が現に起こったときに、操油課員は防油堤外に避難しておったということは間違いないでしょう。そこをどう認識しておられますか。
「油温が約八十度Cの熱油であったため、バルブ操作等をしていた操油課員等は、直ちに防油堤外に避難したが、その際、T-二七〇タンクからT-二七一タンクヘ送油するバルブが開かれたままとなっていたため、そのバルブが閉鎖される二十三時十五分頃までにT-二七一タンクに収容されていた油のうち約六千五百kc(十五度C換算)がT-二七〇タンクを通じて流出した。」こうなっておるのであります。
これは地域の住民の皆さんが、どこへ参りましても、こういう状態に放置してあるから、それがいわゆる水を阻んで決壊の一つの原因になるのだと、だからもっともっと堤外にあります雑木等は切り払うべきだ、こういう点に管理の手抜きがある。私も各地を回ってその感を強くするのでありますが、もちろん堤外地の民有地については、その規制等について一定の制約があることはよくわかります。
いま先生から御指摘のございました、大和川の左岸一キロメートル付近におきまして七名――一名はたしかやめたというふうに報告を受けておりますが、六、七名の業者といいますか、人間が河川敷、と申しましてもこれは民地でございますが、いわゆる堤外民地である河川敷を利用いたしまして産業廃棄物であるとかあるいは建築の廃材等の投棄あるいは焼却の行為を行っております。御指摘のとおりでございます。
どうもその池は、堤外、堤内にわたってかなり大きな池らしい。原形が残っておりますね。この池の真ん中を築堤しておるわけですね。百年さきだか八十年さきだか、築堤している。現場を見てみると、池の埋め立てが必ずしも完全でない。しかも、決壊した跡をつぶさに見ると、ほとんど砂である。築堤に最も必要な粘度性が余りない。これが漏水をしたり、あるいは堤防の底を水が流れたりした大きな原因じゃないか。
堤外の方は、御承知でございますけれども、犀川を掘るときに、どろで仕方がなくて建設省が無料で埋めたわけです。東面の堤外の河川敷に対しましては、そういうふうな危険な砂で埋めてあるということです。堤防も、御承知のとおり決壊すればわかりますが、砂ばかりです。その辺に、要するにずさんな工事の原因があったろうと思っております。 それから、もう一つつけ加えて申しますが、建設省は責任感がない。
○政府委員(増岡康治君) 堤外側、いわゆる川の堤防の外側に階段がある、それに手すりが要るかどうかという問題、これは急な場合は私ども河川管理上も要るわけです。のりが急な場合は要ります。
それで私は、いままでの防油堤の設置基準というのは、漏れてそれがたまってきて堤外にこぼれて出ないということであって、亀裂が生じて噴出をするというものを避けるということの防油堤ではない。ですから、当然亀裂が生じて噴出をした場合には、その防油堤を飛び出して先に流れる、流れ出す。