1966-09-12 第52回国会 衆議院 建設委員会 第3号
これを見ますと、いわゆる堅田締め切り案で南湖北湖に分けるが、その堅田締め切りの堰堤をうんと低くして水没させて、それでマイナスの一メートル四十ですか、一メートル四十までは全湖を利用していく、あとはどんどんポンプアップしてマイナス三メートルまで琵琶湖の水を使うんだ、こういうふうな案の模様です。そういたしますと、それに伴って琵琶湖周辺に非常な渇水が起こります。
これを見ますと、いわゆる堅田締め切り案で南湖北湖に分けるが、その堅田締め切りの堰堤をうんと低くして水没させて、それでマイナスの一メートル四十ですか、一メートル四十までは全湖を利用していく、あとはどんどんポンプアップしてマイナス三メートルまで琵琶湖の水を使うんだ、こういうふうな案の模様です。そういたしますと、それに伴って琵琶湖周辺に非常な渇水が起こります。
○崎谷政府委員 琵琶湖の水を幾らとるか、また水位の上げ下げにも関係いたしますが、どの程度の施設をつくるか、それは御指摘のとおり、堅田締め切り案、建設省の案を初め、いわゆるドーナツ案、農林省案もございます。それからいま申し上げたような滋賀県の考えておるパイプ案もございます。
たとえば堅田締め切り案というもの、年間五十四億トンという水を、水のたくさんのときにためておいて、必要なときに流し出すというために、琵琶湖の水の平均化をはかるために、あの堅田締め切り案ということは構想されておりますが、私はこれあたりは、洪水の実情を知らぬ人の考え方であると常々言うておるのであります。
ところが、現在建設省が、決定的なものではございませんがおよそ方向として打ち出しているものは、いわゆる堅田締め切り案ですね。堅田の、琵琶湖の狭い部分でもって堰堤をつくりまして二つに区切って、渇水時にはどんどん北の方の大きい部分の水をくみ出して、それでもってうんと水を使っていこう、こういうふうな考え方のようでございます。しかしながら、これは琵琶湖の沿岸の住民からは非常な反対が出ております。
○岡本(隆)委員 私は、堅田締め切り案というものは滋賀県にとっては非常に過酷な考え方であると思うのです。私は隣県の者でありまして滋賀県人でございませんから、むしろ公平な立場に立ってものが言えると思います。かりに平常水位より三メートル水面が下がりますと、付近は、もちろん伏流水がなくなってしまいます。
そして方針として、今その資料が手元にございませんので、どこにそういうことが書いてあったかということははっきり記憶にございませんが、大体琵琶湖の開発については堅田締め切り案というものが、大体水公団がこれからやっていく仕事の中の一つとして予定されておるというふうなことが報道されておったのを見たのでございますが、これについて、今申しました利用者側と供給者側との間の調整というものについて、非常に大きな問題が
これはちょうど堅田締め切り案ということが今いわれておりますが、一番狭いところに堰堤を作って、北と南に琵琶湖を分ける。足らぬときには、北の方の水位を低めて流量をよけいにしていく。また、水の多いときにはそこにためて、水が不足したときに備える。こういう操作が一番よいということがいわれております。