2017-05-09 第193回国会 衆議院 環境委員会 第15号
○塩川委員 ドングリ、堅果類の豊凶によって、熊の人里へのさまざまな移動が被害にもつながっている。そういう状況について把握をすることで、周知をしていく、注意喚起を行っていくということです。そういう点でいえば、イノシシについても同様のことが言えるんじゃないのかと思うわけですね。
○塩川委員 ドングリ、堅果類の豊凶によって、熊の人里へのさまざまな移動が被害にもつながっている。そういう状況について把握をすることで、周知をしていく、注意喚起を行っていくということです。そういう点でいえば、イノシシについても同様のことが言えるんじゃないのかと思うわけですね。
○亀澤政府参考人 熊につきましては、堅果類、ドングリ類の豊凶による出没の頻度の違いとか、あるいは山で出会った場合の対処の仕方とか、そういうことが具体例も踏まえて記載をされているものというふうに認識をしております。
特に、ドングリなどの堅果類、つまりえさになるものですね、これが非常に少なくなってきているんじゃないか。これは、やはり林業の衰退とともに、これらのえさになる堅果類が少なくなってきている。それで、やはり冬を前にして人里に出てくる。
もちろん今各地の山村でいろいろな工夫が行われているわけでございまして、例えば林産物と結合いたしまして、シイタケとか、あるいは山陰の地域なんかでは御承知のとおり山ワサビをつくっているところもございますし、その他果樹等を考える、果樹でも特にクリとかあるいはクルミとか、そういう堅果類を中心に考えるというようなさまざまな考え方がございます。
アメリカのそれらの基準につきましても、わが国に適用できる限りにおきましては、十分に参考にさせてきているのでございますけれども、ただ、いま大臣が言われましたように、全部そのままほかのものにつきましても借用するというわけには必ずしもいかないものもありますし、また先生が御指摘のように、たとえばくだものでございますと、堅果類でございますが、堅果類なども、向こうでは三十何種類というふうに基準がきめられておりますけれども