2018-05-11 第196回国会 衆議院 厚生労働委員会 第17号
もちろん、ただ、研究者は入っていますけれども、基礎研究者は、一部のスーパースターのような学者を除いては給料がもともと安いので、この高度プロフェッショナルに入らない可能性が高いんじゃないかと私は思っておりますが。
もちろん、ただ、研究者は入っていますけれども、基礎研究者は、一部のスーパースターのような学者を除いては給料がもともと安いので、この高度プロフェッショナルに入らない可能性が高いんじゃないかと私は思っておりますが。
そして、結構、やはり日本の基礎研究者というのは、前回の伊佐委員の質問からも、非常に予算が少ない中で頑張っていらっしゃると。先ほどのゲノムのデータどりの研究者も、年収約三百万ぐらいで一生懸命頑張っている、そういう状況。しかし、なぜそこにあるかというのは、これに役立ちたい、また、ここの日本にいることによってこういったいいデータが集められて研究としては非常に魅力があるという、ただ単にお金だけではなくて。
たくさんのピースがありまして、私たち基礎研究者ができる基礎研究も大切なピースですが、それだけでは全然だめでありまして、前臨床研究、臨床研究、治験、特許や倫理や許認可、また私たちの場合は日赤との連携も非常に大切ですし、産学連携、国際連携、広報、ファンドレージング、さまざま専門家が集まって初めてイノベーションの医療応用というのは実現します。私たち基礎研究者だけでは全くできません。
そのために、文部科学省では、基礎研究者と臨床医師の連携により、iPS細胞等を用いた再生医療や創薬の実用化を目指しております再生医療実現拠点ネットワークプログラムや、大学等における専門人材や設備等の整備を支援することで医学分野の革新的な研究成果の実用化を図る、いわゆる橋渡し研究加速ネットワークプログラムなどの取り組みを実施しているところであります。
今回の原子力災害におきましては、基礎研究者や技術者に加えて、医師、看護師等を含めて、研究開発病院を有する放医研の特徴を生かして、全所的に対応しております。災害発生の当初に、大量の被曝患者が発生した場合にも対応できるように病院の受け入れ態勢を整えていたことなど、放医研でなければできなかった対応であったというふうに考えています。 さて、緊急被曝医療体制について少し説明をさせていただきます。
少なくとも私どもの方では、医学教育のカリキュラムの面におきまして、例えば基礎研究者養成を目的とした大学院への早期進学を行うPhDコースの取組の促進に加え、あるいは研究マインドの涵養のための医学教育モデル・コア・カリキュラムの改定と、こういったものも検討しておりますし、一方ではまた、基礎医学研究者養成に関する大学の優れた取組を様々な形でグローバルCOE等を通じまして支援をしているところでございます。
だから、そういう意味で応用研究者と基礎研究者というのはないんですよね。かつ、ネットワークサービスというのは、ソフトウエアとハードウエアとそれからヒューマンウエアと、これが正にインテグレートして、テストベッドで実装してみると、いろいろな研究段階では分からなかった正に複雑系なシステムであり、統合的なシステムでありと。そこが正に研究要素であり、そこが面白いところであり、難しいところであると。
先ほど申しましたように、創薬というものを非常に広範囲なものというふうに考えますと、十分その人たちが活躍する部分というのはあるわけでございまして、しかも、恐らく企業の研究開発担当者も、十分に医療教育を受けて、つまり、高度な薬剤師教育を受けた人たちがほかの分野の基礎研究者をオーガナイズして、創薬という方向に向かわせるという役割をぜひ担ってほしいというふうに言っておられるのを私は聞いたことがございますので
次の創薬についてのコントリビューションの話でございますが、議員が創薬とおっしゃいましたときに創薬というものの意味をどういうふうにとらえていらっしゃるか、私は不明でございますが、私は、創薬というのは、往々にして、最初の化合物、つまりシーズと呼ばれております、医薬品の最初の候補の化合物を見つけるところが創薬である、そこにかかわるのが基礎研究者であるというふうにとらえられておりますけれども、創薬というのは
学術振興会というのは、今は、大きく申しますと、科学研究費補助金、これは日本の研究者、特に基礎研究者にとりまして非常に大事な研究費でございますけれども、そういう研究費について、これはあらゆる分野にわたる研究について、どういう申請があってどういう援助をしていくかということについていろんな方々の知恵をかりながら決めていく、そういう任務を持った、日本の将来にとって、また日本の研究、基礎研究の振興にとって大変重要
例えば、私がかつて自分で経験したことでございますが、企業から、企業にも基礎研究者はおられますので、その分野で最もその企業の中ですぐれた研究をやっていらっしゃる方を二年なら二年、一時期しばらくお迎えしたいというようなことが国立大学で幾らでもあるわけです。
○清水澄子君 その際、やはりこの清水教授の御指摘だったと思いますが、我が国の感染症研究は基礎研究者に比べて臨床での業績発表というものも非常に少ない、そして大学においてもこの臨床の中心である内科の教授が感染症の専門医であるということは最低であって、内科の中の講義時間数を見ても、それは比率は一%から五%というのが全体の六五%を占めているということを指摘されました。
しかし、やはり多くの基礎研究者というのは真理の探究というような言葉の、ある意味では、美辞麗句と言ってはいけないのですが、そういう言葉の陰に隠れて、みずからの責任を棚上げにしているようなところがあるのではないかと思って、これは非常におかしい。
でありますので、あくまでも学問の自由、それからオートノミー、これはすべて社会に対する研究者の役に立つ部分、この役に立つというのは技術を介してという点がございまして大変複雑な点もございますけれども、基礎研究者といたしましては、学問の伝承、発展、その中における次代を担う独立研究者の養成、そういったことをやるわけでございまして、私は心からやっぱりそういう点で、日本がともかくこれほど優秀な若手がいっぱいいながら
○小野(昭)政府委員 多少言葉が足りなかった点があれば御容赦をいただきたいと思いますが、OECDの指針あるいはWHOでの指針等につきましては、これは我が国の基礎研究者等々の研究者も当然参加をいたしまして、共同作業で作成をしたものでございます。したがいまして、我が国が全くそれらを書き写したという意味ではないということでございますので、その点は御理解を賜りたいと思います。
一見、このようなことは基礎研究者との共同によってできるであろうというふうに考えられるかもしれませんけれども、今までの経験から、やはり基礎は基礎としての関心があり、臨床のこのようなニーズになかなか対応し切れないというようなことがありまして、ぜひとも臨床に直結した研究部門というものが必要であろうというふうに思っております。
十九日から名古屋市で始まる日本癌学会のシンポジウムで、著名ながんの基礎研究者がこんな厳しい問題提起をする。 発表では、「科学技術の未来予測では二十一世紀初めにがんが征服できるとされているが、無責任な予言にすぎない」と、予防や治療の難しさを指摘。今後の課題として「ヒトのがんを強く意識した目的志向型の研究と、それをあえて無視した基礎研究の二つが重要だ」と主張する。 こういう記事なんです。
それから、卒業生の進路でございますが、医薬品工業、医療機器工業、化学工業、環境関連企業、食品産業等における応用研究者、技術者、それから大学等の教育者あるいは基礎研究者というように進んでいくのではないかと考えております。
いわゆる基礎研究者の育成に関しましては、私は日本よりも非常にすぐれた組織と手法を開発していると考えております。いささか言葉は悪いわけでございますが、一種の相撲部屋組織みたいなものになっております。ある有名な偉い教授がおりまして、その部下がいるわけでありますが、例えば地方の高等学校の教官などになりまして赴任しております。
ですけれども、我々のような基礎研究者にとっては、生命の操作という技術は何のためにあったかというと、実はそれは産業のためではなくて、生命現象のなぞ解きのためのテクニックとしてそういう技術が発展したのですが、それが今度は生命現象の探求ではなくて、応用的な技術としても非常に重要な問題を提起してきたわけです。 今のところは、主に微生物に新しいDNAを入れてやって物をつくる。
したがいまして、何とかしてこれは研究費というような形あるいは調整費というような形でもけっこうでございますけれども、もう少し基礎研究者にはあたたかい目を向けていただきたいと思うわけでございます。臨床をやる人が生まれますのもこの基礎医学者があればこそであります。言うなれば母体の側にあるわけです。