1992-03-13 第123回国会 衆議院 予算委員会 第17号
○串原委員 そこで農林大臣、基本的に伺いたいわけでありますけれども、この基礎的食糧論を中心とする我が国政府の提案が実現されなければ、今回のウルグアイ・ラウンド農業交渉では日本は全くの完敗になる、こういう危険性があると私は認識しているわけであります。
○串原委員 そこで農林大臣、基本的に伺いたいわけでありますけれども、この基礎的食糧論を中心とする我が国政府の提案が実現されなければ、今回のウルグアイ・ラウンド農業交渉では日本は全くの完敗になる、こういう危険性があると私は認識しているわけであります。
○谷本巍君 次に伺いたいのは、いわゆる基礎的食糧論についての問題であります。日本政府はこれまで輸入国としての立場を貫くということから、従来から基礎的食糧の関税化は受け入れられないということを主張してまいりました。
全く不公正な議論で、国内的にも非常に説明のつかないことになるのではないか、こういうふうに思っているわけでありますが、そういう意味で、日本政府は食糧の輸入国の立場を貫くために基礎的食糧論を中心とする主張を従来から展開されてきましたが、ソ連・東欧における政治的経済的困難や民族問題の拡大、また、途上国における人口増大や世界的な異常気象の問題の深刻化など、長期的な視点で考慮するならば、最低限の食糧自給を確保
これはノンペーパーである、いわゆる要素である、仮説的な考え方である、こういうふうに私は解釈をしておるということを申し上げ、なおかつこのノンペーパーの出てくる経過の中で、もう少し事前に各国と入念な話し合いがされてもいいのではなかったか、時間の関係もあったのでしょうけれども、そのことも申し上げ、それから日本の従来申し上げてきた基礎的食糧論を初めとして、それらが中に入っておらないということに対しては非常に
ただ、私どもがウルグアイ・ラウンドで主張しておりますのは、我が国の基礎的食糧の考え方などの背景となっている考え方の中には、やはり国民の生存を維持するのに必要な食糧の供給を行うのは、最終的には主権国の総合的な安全保障の中で行われなければならない、その場合における各国が果たさなければいけない最も基本的な政治的責任であるということを十分述べてこの基礎的食糧論を展開しているところでございまして、発展途上国における
九月の二十八日、日本政府がガットに提出したオファーは、従来から主張してきた基礎的食糧論とガット十一条二項の改正を踏まえたものであります。農産物の輸入国の農業が生き残れるようにしていくためには、これを通していかなければならないということは言うまでもなかろうと存じます。
したがいまして、私は、アメリカ政府及びアメリカ議会に対して我が国の基礎的食糧論、この提案の理解と支援を求める、このために、この際超党派で議員団をアメリカに派遣して努力をする、こういう配慮がいよいよ必要なときになってきたんじゃないかと思うのです。御所見を伺います。
○串原委員 そこで、外務大臣にさらに伺いたいわけでございますが、先ほども触れましたが、我が国政府の基礎的食糧論を中心とする提案について各国の理解と支援を求めるために具体的にどのような活動をなさってきたかということと、そして今後、このような活動を外務大臣の立場でどうお進めになっていきますか。
今政府が言う基礎的食糧論というのは、このガット協定を輸入国にとってより公平なものに改善するためのものなんだというふうなことをおっしゃっていたんですけれども、これらについて簡単に御意見をお聞かせください。