2019-06-21 第198回国会 衆議院 本会議 第31号
この建議の中で、当初原案段階にあった、基礎年金給付水準が想定よりも低くなることが見込まれるとの記述を最終的に削除したことが明らかになりました。 なぜこの記述は削除されたのでしょうか。麻生大臣の指示で財務省の事務局が削除したのでしょうか。それとも審議会のメンバーがそんたくをして削除したのでしょうか。 麻生大臣はこの報告書を十九日に受け取りました。
この建議の中で、当初原案段階にあった、基礎年金給付水準が想定よりも低くなることが見込まれるとの記述を最終的に削除したことが明らかになりました。 なぜこの記述は削除されたのでしょうか。麻生大臣の指示で財務省の事務局が削除したのでしょうか。それとも審議会のメンバーがそんたくをして削除したのでしょうか。 麻生大臣はこの報告書を十九日に受け取りました。
原案には、将来世代の基礎年金給付水準が平成十六年改正時の想定より低くなることが見込まれているとなっておりましたが、この部分が、「マクロ経済スライドの調整期間が長期化してきた。」とされております。また、昨年の意見書で明記した、年金分野の「自助努力の促進」、この文言も削られてしまいました。
その上、今月十九日に提出された財政審の建議から、原案にあった、将来世代の基礎年金給付水準が想定よりも低くなるなどの文言が削除されました。麻生大臣の報告書の受取拒否につじつまを合わせて、都合の悪い真実を次々に隠蔽していく。森友問題と全く同じではありませんか。