2009-04-08 第171回国会 衆議院 厚生労働委員会 第8号
今先生るる御説明いただきましたように、この年金国庫負担の二分の一の実現ということは、我が国の年金制度の将来に向けての安定を確保する上でどうしても実現しなければならない課題であると同時に、それが実現できないということでありますれば、肝心かなめの基礎年金制度そのものがかなり早期に瓦解してしまうおそれすらある、非常に大きな影響のあるものであると思っております。
今先生るる御説明いただきましたように、この年金国庫負担の二分の一の実現ということは、我が国の年金制度の将来に向けての安定を確保する上でどうしても実現しなければならない課題であると同時に、それが実現できないということでありますれば、肝心かなめの基礎年金制度そのものがかなり早期に瓦解してしまうおそれすらある、非常に大きな影響のあるものであると思っております。
私ども、基礎年金制度そのものが、全国民と申しますか、新しく広げられました国民年金加入者に、サラリーマンも含めまして、全年金加入者に公平に負担していただくという制度でございますから、いろんな意味でこれを的確にやっていくことが今回の改革の現実の一番大切な土台づくりであるということは十分認識しておるつもりでございます。
先生が御心配になっていただいております、それでは果たして今後最低保障を従前の最低保障、厚年関連の最低保障ということになろうと思いますが、それを下回るような例が出ないかどうか、こうおっしゃいますと、先ほど部長から御答弁いたしましたように、例えば定額部分の二百四十月みなしたとか、あるいは障害、遺族年金の三百月みなしとかいうような制度がございますし、また基礎年金制度そのものが一種の最低保障機能を果たしておるわけでございますので
このような問題の多い基礎年金制度そのものを改善しないまま共済年金制度の中に導入しますことは矛盾を拡大する結果となりますので、私は基礎年金については、最低次の点を改善した上で導入すべきだと考えております。 それは、基礎年金はあくまで一定年齢に達したすべての国民に対して全額国庫負担による年金を支給するという制度を確立すべきだと考えます。
基礎年金制度そのものは我々反対しませんよ。しませんけれども、国民年金そのものについてはそういう状況に至らざるを得なかったということなんで、その点は極めて残念なことでありますから、今出しておる案について、少し杞憂過ぎるというか、考え方が余り極端過ぎるのではないかというふうに我々は考えるわけです。