1977-02-12 第80回国会 衆議院 予算委員会 第5号
さらに二千五百ドルになれば基礎保障分が九・八、所得比例上乗せをして一七・九になる、こういうように言っているのです。ところが現在、もうすでに日本は一九七五年で三千七百七十ドル、こういう形に一人当たりの国民所得がなっている。しかるにまだ社会保障給付の国民所得における割合が、厚生省の統計では一九七四年に七・九五だと書いてある。約八%ですね。一体、なぜ三千ドルを超えたのにこれだけしか給付がないのか。
さらに二千五百ドルになれば基礎保障分が九・八、所得比例上乗せをして一七・九になる、こういうように言っているのです。ところが現在、もうすでに日本は一九七五年で三千七百七十ドル、こういう形に一人当たりの国民所得がなっている。しかるにまだ社会保障給付の国民所得における割合が、厚生省の統計では一九七四年に七・九五だと書いてある。約八%ですね。一体、なぜ三千ドルを超えたのにこれだけしか給付がないのか。
ところが二千五百ドルのときに、一体その当時どういう想定をしたかといいますと、基礎保障分が九・八%、それから所得比例を入れると一四・一、さらに上のせをすると一七・九。ここで二千五百ドルのところで、欧州各国の部分と大体歩調を合わせていくわけですね。ところが現実はどうか、二千五百ドルにならんとしておるのに、現実はきわめて低い率ですね。私は一人当たりを言っておるのですよ。