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29件の議事録が該当しました。

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2002-07-16 第154回国会 参議院 外交防衛委員会 第26号

吉岡先生よく御存じのように、基盤防衛力構想でいくのか所要防衛力構想でいくのか。そういった日本の国の在り方について哲学的かつ基本的な意見が、何度も闘わせながら来た。職員も非常にやる気を持ってきたと思うんでございますね。ところが、九〇年代にそういったものの動きが停止してしまったということは、私、冒頭申し上げたところでございます。  

岡本行夫

1993-11-12 第128回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号

なお、我が国をめぐる軍事情勢変化に伴いまして、基盤的防衛力構想見直しも日程に上っておるわけでありますけれども、私も、実はかつて防衛計画大綱基盤防衛力構想づくりに参画させてもらった一人でありますが、当時の坂田防衛庁長官は、防衛力を整備するについては、何としても国民の理解と支持、そして協力がなければ、いかに装備を整え、隊員をふやしても、真の防衛のポテンシャルを上げることはできないんだということを

渡瀬憲明

1993-11-11 第128回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号

今の防衛計画大綱というのは、平時にあっては、独立国家として領土、領海、領空を警備し、有事にあっては、小規模・限定的な侵攻に対しては独立対処、大規模な侵攻には米軍の来援を期待するものといたしておりまして、いわゆる独立国家として必要最小限防衛力を保持するという基盤防衛力構想に立脚しているわけであります。

中谷元

1990-05-24 第118回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号

あるいは三点目は、一千海里のシーレーン防衛、こういうことを進めることによりまして、今まで防衛庁が言ってまいりました限定的小規模侵略対応という基盤防衛力構想このシナリオというものが崩れてきているのじゃないか。この三つの大綱をめぐる大きな形骸化によりまして、この大綱それ自身がもう既に見直しをしなければならない時点に来ているのじゃないか、こういう認識もとに私たちは申し上げてきたわけです。  

太田淳夫

1990-03-06 第118回国会 衆議院 本会議 第5号

昭和五十一年から現在に至るまで、国際情勢にどんな変化があろうとそれを無視し、かたくなに基盤防衛力構想に依拠した「防衛計画大綱」は、情勢変化に伴い見直されるのが当然であります。アメリカ方針変化ソ連側変化を見通しながら進められるものであり、そうした変化に対応できる我が国防衛体制の総点検を行うことが必要であります。

永末英一

1985-04-10 第102回国会 参議院 外交・総合安全保障に関する調査特別委員会安全保障問題小委員会 第1号

志苫裕君 率直に言って、御三人のもと幕僚長意見を伺って基盤防衛力構想、防衛計画大綱を決めてから十年たつのですが、やっぱり今でもそのような所要防衛力論といいますか、脅威対応論といいますか、それに立っておられるのかなあという印象を受けました。

志苫裕

1985-02-21 第102回国会 衆議院 予算委員会 第15号

○永末委員 基盤防衛力構想をなお持ってものを考えていくと、うそが出てくるんですね。例えばもっと重要な事態が起こると、円滑にこれに移行するようにするんだ。一遍もやったことないです、何にもしてないです。どないして移行するのか国民にわからない、長期間かかると書いてあるが。

永末英一

1983-02-10 第98回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第2号

この「防衛計画大綱」が出てきたいきさつも、すでに経過をお互いやり合って、四十七年度の平和時の防衛力限界論争から発展して、亡くなった久保さんの基盤防衛力構想それを基礎にして防衛計画大綱ができたわけです。つまり、いままで防衛計画がない、ないと言われておる、装備計画はあっても。それで初めて防衛構想らしいものが出てきたのが基盤防衛力構想です。

楢崎弥之助

1983-02-03 第98回国会 衆議院 予算委員会 第3号

大出委員 この「防衛計画大綱」、これができるときは、基盤防衛力構想が出てまいりまして「防衛計画大綱」が決められまして、これは限定小規模と限られているんです。これは飛んでなくなったんじゃない。国防会費が決めて、閣議で決定した。限定小規模の戦闘、専守防衛の上に立ってそうなっているわけじゃないですか。  あなたは、集団防衛をお考えになってない、いざというときと、こう言っている。

大出俊

1982-07-29 第96回国会 衆議院 内閣委員会 第19号

楢崎委員 私のこの問題に対する結論を憂慮とともに明らかにするとするならば、私は、五六中業は実質的にはすでに基盤防衛力構想から所要防衛力構想に変質しつつある、そう見ざるを得ないのであります。したがって、戦略水際防衛戦略から前方防衛戦略に変わりつつある。つまり、この五六中業はいわゆる防衛計画大綱見直しの先取りをすでにしておる、こう言わざるを得ないのです。

楢崎弥之助

1982-07-29 第96回国会 衆議院 内閣委員会 第19号

それから第二点の、所要防衛力への転移を図るのではないかということでございますが、現在、私ども再三申し上げますように、いわゆる基盤防衛力構想というものをとっておる。大綱の水準に達成することが当面われわれに課せられた一番大きな目標であるというふうに理解しておりますので、それ以上のことをいま考えておるということは毛頭ございません。

夏目晴雄

1981-10-01 第95回国会 衆議院 本会議 第5号

われわれは、この際、基盤防衛力構想などという、ひとりよがりの理屈の上に立った「防衛計画大綱」を見直して、現状に合った防衛方針を早急に打ち立てねばならないと思いますが、総理の所信を明確にされたいのであります。(拍手)  また、さきのハワイ協議日本側に示されたと伝えられるアメリカからの装備要請は、その大部分が米国製の武器、装備の輸入につながりかねないものであります。

永末英一

1980-10-24 第93回国会 参議院 安全保障及び沖縄・北方問題に関する特別委員会 第2号

いつまでにそれでは新防衛計画大綱——防衛庁は五十二年度防衛白書の中で、防衛大綱基礎になっています基盤防衛力構想というものについて解説をしております。当然事態が急迫してきたならば、この新防衛計画大綱によって造成される基盤的な防衛力というものをもとにして、必要な防衛力を急速につくっていかなきゃいけない。しかもこの防衛力の造成というのは数年を要する。

堀江正夫

1980-10-24 第93回国会 参議院 安全保障及び沖縄・北方問題に関する特別委員会 第2号

防衛計画大綱、どうも九月の八日、あの自民党の研修会での発言、それから十八日ですか、参議院の決算、それから二十一日ですか、衆議院の安保、ずっと長官発言を聞いていますと、何か大綱見直しについてはもう傾聴すべきときだと、あるいはもう大綱は見直さないんだと、あるいは二十一日には参事官がどうも基盤防衛力構想について見直すときだ、まあ大綱ですな、見直すときだと発言もしたとか。

黒柳明

1980-10-21 第93回国会 衆議院 安全保障特別委員会 第2号

基盤防衛力構想と言われる現在の防衛計画大綱の中にも、新しい事態が起こったならば、情勢変化したならば早目に手を打てということを書いてあるじゃないですか。これはもう当然のことなんです。防衛というのは、相手があっての防衛なんですから。情勢変化に対応していけないような防衛計画では、初めから話にならない。しかし、そう簡単に方向転換はできない。長官も海軍で、連合艦隊のあり方をよく知っておられると思います。

有馬元治

1980-05-13 第91回国会 衆議院 本会議 第24号

防衛問題で懸念されまするもう一点は、中期業務見積もりやそのバックにありまする基盤防衛力構想あるいは防衛費GNP一%以内の閣議決定などの見直しが、単にアメリカ要請にこたえるという意味だけではなく、国際情勢変化からして不可避と考えられますが、これらの問題を含めて、日本防衛、総合的な安全保障政策を策定実施する場が欠如いたしておるわけでございます。  

中村正雄

1978-04-14 第84回国会 参議院 決算委員会 第11号

さんが、元防衛庁長官が考え出した基盤的防衛力構想というものが、何か総体的に、この前もちょっと長官にお尋ねしてその答弁が来なかったんですけれども、何か所要防衛力に変わってきたんじゃなかろうかと、こういう感じがするんですけれども、わずか二年ぐらいでまたもとに戻って、いわゆる軍事技術の発展とか国際的情勢変化とかあるいは各種の条件によってエスカレートする、こういうことになると、そうすると、二年前のあの基盤防衛力構想

黒柳明

1978-02-20 第84回国会 衆議院 予算委員会 第17号

そして、もう一つ大事なことは、基盤防衛力構想について、そういった一%とかいうものにこだわる議論ばかりしていて、基盤的というのは何か防衛費一%イコールである、そういう論議ばかりなされている、私はそこに非常に問題があると思うのです。もちろんわれわれもGNP一%未満は、前述の、申し上げましたPGMのような効率のよい装備でできる限り守るべきだと思います。

中川秀直

1977-03-18 第80回国会 衆議院 本会議 第13号

反対理由の第五は、政府予算案は、ポスト四次防の基盤防衛力構想の実現を目指して、防衛関係予算を本年度よりも千七百八十二億円も増額し、一兆六千九百六億円も計上していることであります。  これは、量より質へと防衛力装備力の増強を図るものであり、平和憲法に逆行するとともに、厳しい財政事情もと生活関連予算を圧迫するものと断ぜざるを得ないのであります。

中川嘉美

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