2019-12-04 第200回国会 参議院 災害対策特別委員会 第4号
しかし、今回の台風十五号では、発令基準雨量の六百ミリが目前に迫る中、鉄道の計画運休が決定されていたため広域避難の呼びかけは見送られました。一方、埼玉県加須市では、広域避難指示を夜中の午前一時に発出をしまして、九千五百人が避難をいたしました。大型バスも用意しましたが、幹線道路は大渋滞となって、避難先に到着したのが朝方になった方もいらっしゃったそうでございます。
しかし、今回の台風十五号では、発令基準雨量の六百ミリが目前に迫る中、鉄道の計画運休が決定されていたため広域避難の呼びかけは見送られました。一方、埼玉県加須市では、広域避難指示を夜中の午前一時に発出をしまして、九千五百人が避難をいたしました。大型バスも用意しましたが、幹線道路は大渋滞となって、避難先に到着したのが朝方になった方もいらっしゃったそうでございます。
広島市では、もちろん、先ほど来出ております十五年前のあの大災害がございましたので、独自の避難基準雨量というのを設けて、これから降ってくる雨量を計算し、また土の中に含んでいる水分なども計算をして、この新しい基準を中心に避難勧告を出すような仕組みを準備していたにもかかわらず、その都度その都度の判断がちゅうちょしたというふうに防災部長さんはおっしゃっていましたけれども、そういうことで判断がおくれて、結局、
○政府参考人(清治真人君) 今回、自治体への、自治体といいますか水俣市への情報伝達経路を幾つか持っていたわけでありますが、一つは、土砂災害情報監視システムによりまして警戒避難基準雨量に達しますると情報を提供するということにつきましては、ファクスにより送信されていたというふうに聞いておりますが、一方、今御指摘のように、雨量の端末の機器が正常に作動していなかったということもございまして、また、その情報を
建設省としましても、今、先生がおっしゃいますようにハード面、ソフト面、両面に対して私は技術援助あるいは技術の助言等々をしておりますし、人的支援を今後も実施していきたいと、そのように思っておりますし、特に警戒避難基準雨量と泥流の危険区域、今おっしゃいましたようにマップ、ある程度のマップは国土庁の方でできておりますけれども、より皆さん方の御要望にこたえて、国土庁としてもそのマップの作成に尽力していきたいと
そして、既に仮設防護柵を現地に設置しておりますけれども、東京都と一緒に、神津島におきまして斜面の緊急点検を今、魚住先生がおっしゃいましたように東京都は行っておりますけれども、土砂災害に対する警戒避難基準雨量というのがございまして、これを早く、より厳しく設定するというようなことで、これも建設省の技術指導というのを、特にこの技術を持っておりますので、これも派遣をして現地でそれをしているところでございます
今後も万全の体制でやってまいりますが、このようにハードな対策と同時に、雨が降った場合の住民の警戒避難のための基準雨量、このような点に関しましても、神津島では従来よりさらにシビアな雨量で設定する等、ソフトウエアでの対策もあわせて、住民の身体と財産を守るための対応に万全を期していきたいと考えております。
事実上、災害が起こったときには勧告がなかったというような話でありましたが、その基準雨量等についてのメルクマール、これは何度も何度も聞いている方もいらっしゃいますから、簡単に基準雨量などのメルクマールについてお話ししていただきたいんです。
今後、さらに予兆現象に関する研究を進める一方、少なくとも人的被害を回避する警戒避難体制を確立するため、避難のための基準雨量の精度の向上について、今後、鋭意研究を進めていく所存でございます。
○尾田政府委員 ただいま工事現場における基準雨量についてのお尋ねでございます。 先生御指摘の松本砂防工事事務所が定めております防災業務計画で言います注意体制の時間雨量二十ミリ、または連続雨量八十ミリという数字は、これは松本砂防工事事務所自体が災害に対してどういう体制をとるか、そういう体制をとるときの基準の雨量でございます。
さらに一月には、土石流発生の目安となる基準雨量を地元の市あるいは町にお示しいたしまして、警戒避難について指導しているところでございます。 この四月に現地に建設省の雲仙復興工事事務所が設置されましたので、この事務所を中心といたしまして、県、地元の市町さらに地元の方々の御協力をいただきながら、土石流による災害の未然防止に全力を尽くしてまいりたいと考えております。
さらにまた、ことしの一月には土石流発生の目安となる基準雨量をつくりまして、これを地元の市町にお示しいたしまして、警戒避難態勢をとることについて指導をしているところでございます。
前日雨量がゼロで百ミリを超えたら警戒態勢に入ってくださいよということが、「警戒態勢をとる場合の基準雨量例」というのがあって、「前日までの降雨がない場合」「当日の日雨量が百ミリメートルをこえたとき」とこれに書いてあるのです。しかし、今度の集中豪雨は、わずか十数ミリのものが一時間にばっと百ミリ、二百ミリ近くなってくる。
こういう避難基準というのがちゃんとあったら、もう二時半の段階あるいは二時少し過ぎた段階で全町内に対して避難命令が出ておったのではないかということを思って申し上げるわけなんですが、これは建設省の土木研究所砂防部砂防研究室の土木研究所資料にあるのですが、これはいろいろ全国の基準雨量を設定し、それから運用している、どういう状況にあるかということをアン ケート調査をして、そして得たのですが、避難基準雨量は全国平均
この時点で県下で既に降っておった雨は約六十ミリ前後でございましたけれども、県の過去の災害等に基づきまして、重大な災害を起こすような基準雨量、これに達するかどうかということが問題でして、この時点でその基準百四十ミリを超えると予想を立てまして、大雨・洪水の警報を発表したところでございます。
○太田淳夫君 そうなりますと、今お話あった計画高水流量というお話ですが、やはりこうたびたび毎年のようにこういう洪水が各地で起こって、そのたびに何人かの犠牲者を出しているわけですが、一級河川の整備計画の基準雨量というのは、あるいは高水流量というのは、ちょっと先ほどもお話がありましたけれども、そういうものも気象状況というのも最近ちょっとわかりません、どこにどういう目標かわかりませんけれども、集中豪雨的なそういう
また、大雨あるいは洪水等に関する警報、これは各都県にそれぞれ発表したわけでございますけれども、この発表状況でございますが、それぞれの都県で雨量が災害を引き起こすような基準雨量、あらかじめ設定してございますが、この基準雨量に達する数時間前までにそれぞれ発表し、関係報道機関あるいは防災機関などにお知らせし、また一般への周知をお願いしたという事情にございます。
またそのほか、警戒避難体制をとるための基準雨量の設定につきましても、それぞれの地域の特性等もございますので、この設定についていろいろな問題点を提起いたしておりますので、これについて解決をしていきたいと考えております。
「警戒配備基準雨量」というのが百四十五ページに出ているのです。そうしますと、これだけの雨が降ると、当然これは非常に大変だなという警戒事態に入ると思うのでございますけれども、これは消防庁から、この雨量というものに対して避難体制というのはどういう事態であったのか、その辺、おわかりになればちょっとお答えいただきたいのです。
したがいまして地域地域によっての基準雨量のとり方、これはなかなか技術的な問題と社会情勢との間にはさまれて、実際むずかしい問題だと思いますが、県あるいは農林省、あるいはまた町村等と摩擦の起きないような基準雨量のとり方と法線の決定を、建設省が横の連絡を十分にとりながら早期にお進めくださいますことを希望いたしまして、この質問を終わるわけでございます。 次に建設省についでにお願い申し上げます。
そこで従来の建設省の基準雨量のとり方と、このたびの雨量の実績と比べてみますというと、非常に大きな差があろうかと思います。
そうなりますと、ちょっとこれは計画の基準雨量と水位の関係だけでは割り切れない、マイナスのアルファがついてくるということになりませんか。