2014-05-21 第186回国会 衆議院 農林水産委員会 第15号
北海道における輪作体系の重要な一翼を担っているビートでありますけれども、農林水産委員会の議論を踏まえて、今年度から基準糖度の見直しを行っていただきました。 制度改正を機に、作付面積の減少に歯どめをかけるべく、生産者が鋭意取り組んでいただいた地域に大変な冷害がありました。
北海道における輪作体系の重要な一翼を担っているビートでありますけれども、農林水産委員会の議論を踏まえて、今年度から基準糖度の見直しを行っていただきました。 制度改正を機に、作付面積の減少に歯どめをかけるべく、生産者が鋭意取り組んでいただいた地域に大変な冷害がありました。
それで、実は農水省として、ビートの低糖度問題について、基準糖度の設定について、二十六年度以降については二十二年度以降の急激な気候変動を十分にこれからは踏まえてくださるというような形で今農水省ともお話をさせていただいているところでございます。
基準糖度、普通のものですと一三・七とか、そういうものを基準にして作っている。 この場合には、今お話を聞くと、バイオマス利用に行うんだと、エタノール生産のために作るんだということになるんだというふうに思うんですね。私は、エタノールは一杯やってください、バイオマスはどんどんやってくださいということをいつも言っているんです。
その際、御指摘にありましたように、生産者の所得と再生産を確保する観点から、制度の運営に当たりまして、まず第一に、前年産価格というのは基準糖度帯におきます現行の最低生産者価格に現在、農家に直接交付されております対策費相当を加えた額ということで、現行の農家手取り額ということで発射台を高くしていることでございます。
その際、生産者の所得と再生産を確保するために、制度の運用に当たりましては、まず、前年産価格は基準糖度帯における現行の最低生産者価格と農家に直接交付されている対策費相当を加えた額とし、いわゆる発射台を上げるということですが、現行の農家手取り額とするとともに、国内産糖価格の変動率と生産コスト等の変動率の算定に当たりましては、移動三カ年平均を用いることにより変動を緩和するとともに、為替や輸入糖価格の変動といった
いわゆる基準糖度帯の十三・一から十四・三度の比率は、今のところ、一月末現在あたりでは二〇%を切っているというふうに県の農水部あるいは沖縄総合事務局の農水部あたりは見ているようであります。 さらに、年々生産量も御承知のように減少してきておりますから、企業の統廃合、そしてリストラ、また職員の整理縮小、指名解雇等々も出て、スタートは大変厳しい状況にあることは御承知のとおりですね。
しかし、他の地域は全般的に、昨年夏には台風もない、雨も順調に降った、そして登熟期の初冬から冬にかけて非常に気温が下がって登熟度が非常によかった、したがいまして、ことしのサトウキビは、六一・八%が基準糖度帯内に入っておりまして、平均農家手取りも二万八百二十二円というふうになっております。 しかし、久米島などは基準手取り額を下回って二万百九十七円。
○中須政府委員 ただいま御指摘のとおり、平成六年産からサトウキビについては品質取引を導入するということで、基準糖度帯、御指摘のとおり一三・一度から一四・三度、実質的には定着化対策費の配分を通じまして一二・九度から一四・三度まで、こういうことで発足したわけでございます。まさに先生御指摘のとおり、発足した最初の年、沖縄にとっては大型台風の襲来等によりかなり厳しい状況であった。
結論として九七年度から暫定的な対策として特例導入することに最終決着したわけでありますけれども、前述のように厳しい品質取引に当たっての基準糖度が高ければ当然に共済制度への影響も大きいと考えられるわけであります。その点についてどうお考えなのか。 また、制度の実施までには二年の期間があるが、現在、制度を実施するに当たっての準備状況、さらに制度の構想について御説明をお願いしたいと思います。
さらに、品質取引による糖度区分では沖縄の平均糖度が十三・一度であり、約四割が基準糖度十三・七度を大幅に下回っていると。 そこで、生産農家の間では基準糖度帯の設定が高過ぎるとして基準糖度の見直しを強く求めているわけであります。この切実な要望に対して農林水産大臣はどのようにお考えであるか、明らかにしていただきたいと思います。
○国務大臣(野呂田芳成君) 平成六年度からサトウキビの品質取引を導入するに当たりましては、沖縄県の生産事情等を最大限に考慮しまして、農家手取りが減少しないように基準糖度帯の設定に配慮したところであります。
それで、私は、原料の質の面からいえば、これはもう本当にこれ以上の原料はないと思うほど良質なキビであった、にもかかわらず、これが十二・八度以下なのが三八%もあったということは、基準糖度帯の決め方にこれは問題があった、こういうふうに思っておりますが、この極端に下がった宮古、八重山の地域に対して何らかの是正措置を講ずる必要があるのじゃないか、こういうふうに思っております。この点をどうするのか。
○鈴木(久)政府委員 このサトウキビの基準糖度帯及び基準糖度につきましては、秋のサトウキビの価格決定の際に検討し、決定をしていくべきものでございまして、あるいはこれにつきましては、これから秋にかけて検討していく一つの素材になっているわけでございますけれども、私どもとしましては、ことし一年だけの実績を見て検討を加えるということがいいのかどうかということも含めまして慎重に検討しなければならない課題であるというように
また、今後の基準糖度あるいは基準糖度帯の問題でございますけれども、いずれにしましても、品質取引は六年産からスタートしたばかりという状況でございます。したがいまして、もう少し実績を積み重ねた上で、改めてまたこの基準糖度帯あるいは基準糖度のあり方につきましては慎重に見直してまいりたいというように思っております。
ただいま委員から御指摘ございました南北大東につきましては、糖度としては基準糖度を上回っておるというふうな、十三・三度なり十三・四度ということでございまして、基準糖度の中にあるわけでございます。ただ、委員御指摘のとおり、宮古、八重山諸島、一部の離島につきましては平均糖度が十二・九度に達しておらない、これは事実でございます。
また、先ほど来御議論のございます基準糖度あるいは基準糖度帯の幅、あるいはまたその定着化対策費の配分方法といったようなことにつきましても、沖縄県の生産事情というものを最大限に配慮をいたしまして決定をいたしたということでございますし、また品質取引は今年産からスタートしたばかりであるというふうな状況もございます。
いずれにいたしましても、ただいまお話しの基準糖度帯あるいは基準糖度の水準といったような点につきましては、先ほど申し上げましたとおり、沖縄県の生産事情を私どもといたしましては最大限に考慮して決定をさせていただいたということでございますし、また、品質取引は今年産からスタートしたばかりでございますので、こういった糖度なり基準糖度帯の変更といったようなことにつきましては、来年産以降の推移も見きわめつつ慎重に
品質取引の導入に当たりましては、我々は基準糖度なりあるいは基準糖度帯等の決定につきましては、平成四年、五年の品質分布調査等を行いまして、さらに平成三年以前の糖度のデータを見まして、さらに、御案内のとおり、品質取引の定着化対策費としてトン二百二十円、このアロケートを十分加味し、配慮いたしまして、実質の糖度帯を広げまして低糖度の農家の所得にも配慮させていただくということで、いわば慎重の上にも慎重の取り扱
しかし、サトウキビの生産農家手取り価格を品質取引に移行した現在、どういうふうになっているのかと申しますと、我々は、品質取引の制度改革に当たっては、まず第一点に、サトウキビの生産農家手取りの現行の二万四百十円の価格を保証すること、そのためにはこの二万四百十円が保証される基準糖度帯の決め方、つまり、これは過去のサトウキビの糖度別の割合から試算して割り出したものですが、この二万四百十円が保証される基準糖度帯
○大河原国務大臣 お答え申し上げますが、品質取引がことし始まったわけでございまして、私どもとしては、その品質取引の基本になります基準糖度なり基準糖度帯、あるいは対策費のトン二百二十円のアロケート、これを低糖度に重点を置いて、沖縄の低糖度問題に対する配慮は、何と申しますか、慎重にやらせていただいたつもりでございますが、気象条件の結果こういうことに相なった。
そういうこともございまして、いよいよスタートでございますので、糖分につきましては、平成四年、五年の品質分布調査を十分した上で、さらには平成三年以前のデータも加味して、基準糖度なりあるいは基準糖度帯を決めたところでございますし、さらに、品質安定取引を確保するために特別の対策費としてのキロ二百二十円の配分も、糖度帯における糖度の低い部分に対してアロケートするのにウエートをつけて、低糖度の農家等についても
それで、言うなればサトウキビ生産農家も製糖工場も従来どおりの利益が保証できるだろうかということで、今までの重量取引から品質取引への移行はより柔軟に、激変緩和策を講じた初年度スタートの基準を決めるべきであるということで、過去のサトウキビの糖度のデータを参考にして、生産者側からの基準糖度帯を示したのであります。
○大河原国務大臣 繰り返して申し上げますが、我々も委員のおっしゃいましたような基準糖度、それから基準糖度帯あるいはそれを緩和するような安定取引対策費の低糖度分に対するアロケート、これらについては最大限配慮いたしまして決めたというふうに確信をしております。
○鈴木(久)政府委員 サトウキビの品質取引を実施するに際しての基準糖度及び価格体系につきましては、先ほど申し上げましたさとうきび品質取引推進連絡協議会が平成四年産及び五年産の製糖期にサトウキビの生産地域全域を対象としまして品質分布調査を実施したところでございます。