1976-10-26 第78回国会 参議院 建設委員会 第4号
この多くの指導要綱の中の大部分の指導要綱は、大体日照基準、日照確保を前提とした指導要綱になっております。ところが、あえて改正案が基準、規制を取り入れた。実は私は入沢参考人とともに日照基準の委員会に参加し、日照基準を答申した一人でありますので、このような現実を差しおいて、なぜ日影基準を答申したかということについて、日照確保基準と日影基準の利害得失を二、三摘出したいと思います。
この多くの指導要綱の中の大部分の指導要綱は、大体日照基準、日照確保を前提とした指導要綱になっております。ところが、あえて改正案が基準、規制を取り入れた。実は私は入沢参考人とともに日照基準の委員会に参加し、日照基準を答申した一人でありますので、このような現実を差しおいて、なぜ日影基準を答申したかということについて、日照確保基準と日影基準の利害得失を二、三摘出したいと思います。
ですからこの場合にも、上下を決める、緩和の方も規制の方も一時間ずつ、こういうふうに幅広くしないで、いずれにしても、日影ならば最高基準、日照ならば最低基準、これを決めておいて、そうして日照を確保する面についてはそれぞれの地方自治体なりそういうところで日照を十分確保できるようにしていく、こういう決め方をすれば、先ほど申し上げましたように、第一種住居専用地域で日照の目標価が二時間というようなところは出てこないし